鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

春分の頃【二十四節季】

2015年03月21日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

鹿沢万座パークボランティアの皆さん、お元気ですか。
今年はいつもより積雪は多かった鹿沢園地ですがこれから雪解けも
進み、まもなく春の気配が漂ってくるのではないでしょうか。

弥生三月も半ばを過ぎ、お彼岸に入ってからは各地では一気に気温も
上がり今日は鹿児島、熊本、名古屋でサクラ開花宣言がありました。

いよいよ春開幕の時期になってきましたが来週は冷え込みが厳しく
なりそうなのでまだまだ冬衣装は収納は出来ないようですね。

3月18日に彼岸の入りになり今日は『彼岸の中日』で二十四節季の
【春分】になります。
春分は書いて字のごとく春を分けるという意味でありまたこの日は
昼と夜の時間が同じになります。
只、昼夜の時間が同じになるとはいっても実際には太陽の視角や
日周視差などによって日本では約14分差があるようです。
そしてこれから昼の時間がどんどん長~く暑~くなっていきます。

彼岸を過ぎて日差しも強くなり暖かくなっていきますが時として
花冷えとか寒の戻りということもありますので油断すると風邪を
ひいてしまったりしますので体調には要注意です。

【この頃によく歌われる唄】
「 さ く ら 」  
作詞・作曲不詳

さくら さくら 弥生の空は
見渡すかぎり
霞か雲か 匂いぞ出ずる 
いざや いざや 見にゆかん

さくら さくら野山も里も 
見わたすかぎり
霞か雲か 朝日に匂う 
さくら さくら 花ざかり 

では、では。
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鹿沢高原の雪景色

2015年03月09日 | 日記
 今シーズンの最後となったスノーシューイベント(3月7-8日)は参加者がなく、他のボランティアも来ていません。そこで、一人で休暇村から水源地の奥までスキーで歩きました。地蔵峠の湯ノ丸スキー場から休暇村まで下るコースの探索です。水源地付近の急斜面を避けて下れる広い斜面を確認しました。これで地蔵峠から桟敷林道の一部を通り休暇村まで楽しく安全に滑るルートを確定しました。まずはボランティアのメンバーでご要望があれば地蔵峠から休暇村までのコースをご案内いたします。


3月7日(土)、朝の村上山です


道路には昨夜の降雪がうっすら残っています


本館わきの野草園は雪に埋もれ


キャンプ場の池とインフォーメイションセンター


ヤマウルシの実の残骸


炭焼き小屋


冬季閉鎖中のボランティア棟


カラマツ林の中の道を進みます


周りはカラマツ林


湧水川を渡ると雑木林です


奥のフェンスの中、雪に埋もれた水源地


水源地付近で急傾斜の斜面を横切ります


水源地の先までスノーシューの踏みあとがありました


この辺りの雑木林の幹には地衣類の「アオキノリ」


同じ幹には蘚類の「タチヒダゴケ?」でしょうか


「ウスゲクロモジ?」


「オオカメノキ」


「ミズナラ」


急斜面を横切り、右手の斜面を少し登ると緩斜面に出ます


ここから先はほとんど人が入らない緩斜面で、スキーで快適に歩けます


野生動物の痕跡


熊棚(クマダナ)


熊棚はクマがドングリを食べた跡です


スキーで下って来たときに目印になる立派な「ダケカンバ」


ガスがかかる桟敷山


休憩した場所は、120cm積雪深でした


熱いコーヒーを飲んで休憩、シールを外して帰りました

(投稿:ワイルド馴鹿)
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啓蟄の頃【二十四節季】

2015年03月06日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

先月中旬辺りから気温が高くなったり低くなったりと変動が
激しいこの頃ですが月末辺りから気温上昇が続いており太陽の
光も日に日に強くなって春の兆しが強くなってきています。
梅も満開になり庭のルピナスも春の日をいっぱいに浴びて
大きく開いています。



当地ではこのような陽気ですが先週出かけた嬬恋村鹿沢高原
ではまだまだ白一色の世界が広がって季節感が大きく違って
いました。


そんな鹿沢でも気温は低くても同じように日差しは確実に強く
長くなっていますので近づく春を感じられるようになるのも
近いでしょうね。

そのような陽気の今日3月6日は二十四節季の【啓蟄】です。
啓蟄は日差しが強くなり春の気配が感じられ気温も上昇して
くると冬の間中、木の中や土の下で眠っていた虫たちが春を
感知して眠りから覚めて穴から出て来る頃という意味です。

しかし実際に虫たちが穴から出てきて飛び回ったりするのを
目に出来るようになるのは少し先になり木々芽が淡く吹き出
したりフキノトウの花が咲き始める頃になります。

春は気温変動が激しく変化になかなか体の方がついて行けず
何かと体調を崩しやすくなる季節です。
しかも体調だけでなく卒業、入学、入社等など情緒も不安定
になってうつ病やそう病、頭痛等も出すいと言われます。

虫と同じく人々も厚いコートを脱ぎ捨てて町や野山に出かけ
春を満喫すると思いますが朝晩にはまだまだ気温も低いため
体調管理が必要になりますので無理をせずに楽しむように
しましょう。
   
                  
【この頃によく歌われる唄】

「春よ来い」
相馬御風作詞・弘田龍太郎作曲

春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒(はなお)の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている

春よ来い 早く来い
おうちの前の 桃の木の
蕾(つぼみ)もみんな ふくらんで
はよ咲きたいと 待っている

では、では。
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