鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

自分なりの教訓

2014年02月22日 | 日記
今回の大雪、インドアーでも自動的にアウトドアーの世界になった。
居ながらにして豪雪地にワープした。

1.1mを超す雪で隣家にも行けずあっけなく孤立した。

2.電気はいつ止まっても可笑しくない。
 電気無しで生活出来るから心的な負担はない。
 PCが使えなくなり情報が取れない深刻な事態は幸い回避された。

3.普段通行している道で雪崩がおきた。
 大雨の時は通らないことに決めている。
初めてのことだが雪崩がおきた。
 おきて何の不思議もない。地形はそうなっている。
 命が惜しかったら外出はしまいと決める。

4.クルマは最早、1トン近い無用の長物になり果てる。
 20cmの除雪してない道路は走行できない。
 やがてすぐにガソリンが供給出来なくなる。
 こんな登りでと思うがあっけなく、いともたやすく、立ち往生する。
 あっけらかんに無用の長物となり、怒る気持ちも起きない。

5.スーパーなどで食料品が無くなるのは全く予期できなかった。
 便利さは危うさと同居していると知った。
 *某自動車メーカーの誇る生産方式も、かって、
  あっけなく弱点を露呈させた。
  今はどうなっているのだろうか?

6.鹿沢に来るとき、ガソリンは満タンにすべし。
 家を出るとき満タンということでは無いですよ!
 鹿沢手前で満タンにしておくこと。
 なぜなら、何が起こるか分からないから。
 特に、冬季は必須です。
 ガソリン切れの不安を抱えていたら、
 まともな判断は出来ない。
 保険料、安心料と思うべき。

7.しばらく雪山はお休み
雪崩ほか情報収集せねばなりません。警戒もせねばなりません。
 新雪ラッセルは辛いので、怖いもの知らずの人たちが
 踏み固めてくれるまでしばらく雪山はお休みです。

居ながらにしてインドアーからアウトドアーに変わってしまった。
インドアーの常識はアウトドアーでは非常識。
アウトドアーの常識はインドアーの非常識。
自分のポジションは変わらないのに外部環境が変わってしまった。
残念ながら認識はすぐには変わらず、いくつかの事例を目の辺りにして、
ようやく切り換えられた。
雪には強いと思っていたが、さにあらず、せいぜい15cm位の
積雪で大丈夫と思い込んでいただけでしょう。
学ぶべきは自然、今回も出し惜しみせず、遠慮会釈なく、
通過していった。
また来るとも、来ないとも告げずに。
どう解釈しようと、どう対処しようと自由の世界、ベーシックな事項に
変更のある今回の大雪でした。
(投稿:ワイルド三太)
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雨水の頃【二十四節季】

2014年02月20日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

季節の上では昨日から雨水となっていますがここ数日は相も
変わらず冷たい風が吹きぬけています。
二十四節季の雨水の頃は今まで降っていた白いものが(雪、霰、
霙等)が雨に変わって来る頃と言うことになって各地に積もっ
ていた雪もこれからは徐々に融け始めるという頃です。

しかし今年は先々週の大雪に始まり先週は各地で大雪により
関東甲信越で100ケ所以上の集落孤立、各国道、地方道上では
何百台という車が立ち往生して(長い時は四日間も)各地の
公民館などで炊き出しなどの救援を受けました。

鹿沢園地のある嬬恋村でも大雪により村内各地も通行止めや
除雪による道路狭幅により渋滞が発生しており、またガソリ
ンなどを含む物資の欠乏が起きていることから今週末の活動
が中止になったようです。

雨水のこの時期になると九州、四国等暖かい地方では農作業
の準備に入っていきます。
九州南部ではそろそろウグイスのさえずりが聞こえ始める頃
なのですが我が家の裏では今年は地鳴きもサエズリもまったく
聞こえてきていません。

太陽の光は日々確実に強さを増してきているのは実感として
感じるのですがやはり今年の寒波の強さなどが影響している
のでしょうか。

雲のダンナの固い頭では地球は温暖化に向かっていると叫ばれ
久しいのに何でここ数年日本の冬は気温が低いのか?訳が
わからんですね。
温暖化であれば暖冬が進み、スキー場は雪不足になり氷上も
危なくて歩けないんじゃ??

【この頃によく歌われる唄】
〔どじょっこふなっこ〕
東北地方童歌 岡本敏明作曲

春になれば氷こも解けて  
どじょっこだの ふなっこだの  
夜が明けたと思うベナ      

夏になれば童こ泳ぎ
どじょっこだの ふなっこだの
鬼っこ来たなと思うべナ

秋になれば 木の葉こ落ちて
どじょっこだの ふなっこだの
舟っこ来たなと思うベナ

冬になれば氷こも張って
どじょっこだの ふなっこだの
天井っこ張ったと思うべナ

では、では。
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角間山スノーシューイイング

2014年02月09日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@鹿沢園地・嬬恋村です。

鹿沢万座PVの皆さん、昨日の大雪はどうでしたか。
鹿沢園地でも約50cmほど積もり朝からインフォメ廻りの
除雪におおわらわです。

その大雪の前日金曜日に鹿沢地域の空母、角間山へ天候
悪化の前に登ってきました。
取り付き場所も既に雪に覆われていたので目安をつけて
スタート。
登山道もまったく隠れており角間峠目指してしゃにむに
ショートカット気味で登リ角間峠一服。

後は甲板目指してこれも直登ラッセルの繰り返しで汗を
吹き出しながらようやく到着しました。
東へ移動していくと富士山も雲海の上に顔を出し西には
後立山連峰がそれこそ屏風のようにそびえたって目を右
へ移すと妙高山を頭に頸城三山もみることが出来ました。

東には浅間山が頭を見せておりときおり白い噴煙を上げて
いました。

             【雪に覆われた角間山】


        【下から見上げた角間山。山頂は右の針葉樹林帯の奥です】


        【きりっとした青空に白く際立つように立つシラカバ樹林】


             【霧氷で白い花が満開のようです】


            【春爛漫の折のサクラ真っ盛りかな】


          【1mほど雪庇が伸びて踏み抜くと大変です】


          【後立山連峰にすくっと伸び上がる槍ヶ岳です】


          【東に目を移せば浅間山が噴煙をあげていました】


      【雪で指標も頭だけ。今はすっぽりと埋まっているでしょう】

では、では。
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今日の鹿沢園地

2014年02月08日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@鹿沢園地・嬬恋村です。

今日2月8日は各地でまれに見る降雪で交通機関や
高速道路で通行止め、速度規制など多くの影響が
出たようです。

鹿沢園地でも朝から降雪しきりでマイカー除雪を含め
インフォメーションセンター前の除雪を何回となく
繰り返しました。

鹿沢園地でもこれほどの降雪は雲のダンナも初めての
ことで今夜中に降雪も止むようですが明朝がどのように
あんるのか心配ですね。

       【鹿沢園地の気温は思ったより高め-7.5℃でした】


      【インフォメーションセンターから見たすずらん橋方面です】

 
    【インフォメと白樺園地を結ぶ橋も雪たっぷりです】


     【インフォメ2階からみた白一色の景色です】

 
  【野外作業も出来ないので炭の袋入れのお手伝いをしました】


    【一袋を3キロに袋詰めするのですが秤とニラメッコです】


     【出来上がった袋をインフォメ玄関に展示しました】

では、では。


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立春の頃【二十四節季】

2014年02月04日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@安曇野・信州です。

寒中にもかかわらず温かい日が続いていましたが節分の
昨日を境に今日は急激な気温低下になり寒さに強い雲の
ダンナもちと身に沁みるような寒さでした。

今日から立春で気分的にも春を感じるような気分になる
つもりでしたがとてもとてもそのような気分になる陽気
ではありませんでした。

まっ、とにもかくにも寒さ満開の陽気ですが今日から暦の
上では二十四節季の立春になりました。

             
寒さは厳しいようですが日差しは着実にも強くなってきて
おり太陽の明るさがとても感じられるようになってきて
いるので春を感じることが出来るようです。

しかし実際には体感的に寒さが厳しい日もあり(寒の戻り)
春遠からじということにもなるでしょう。

暖かが増してくるとそろそろ花粉も飛び始める季節になり
ますが今年は中国からの微粒子PM2.5が花粉と合体して悪玉
花粉なるものになるようなことをいっていました。
花粉症や呼吸器疾患のある方はマスクなど十分に対策を
とる必要があるようです。
           
【この頃によく歌われる唄】

 早 春 賦   小学唱歌

春は名のみの 風の寒さや  
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷解け去り 葦は角ぐむ   
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空

春と聞かねば知らでありしを 
聞けば急かるる 胸の思を
いかにせよとの この頃か  
いかにせよとの この頃か
            

では、では。
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節分

2014年02月03日 | 日記
押忍!!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

今日は季節の分かれ目の節分ですがここ数日はとても寒中とは
思えないような暖かさでした。
明日から立春なので温かくなったり寒くなったりを繰り返しな
がら春に向かっていくのですがこのような気温上昇ではこの先
どのようになるのでしょうか。

暦の上では今日までが冬で明日からは春になるいうことです。
季節を分ける節分は春夏秋冬それぞれ立春、立夏、立秋、立冬の
前日と4回あったのですが今では年の初めということもあり立春
の前の節分だけのようになっています
   
節分の夜の豆まき行事は昔、季節の変わり目には鬼などの邪気が
来ると考えられていたので邪気を払うために悪霊払いがしきりに
行われていたようです。
豆まきなどの節分行事は平安時代には宮中行事として行なわれ
豆で鬼を追い払い福を招き入れるということが行われました。
その後、庶民にも節分の行事が行われるように
なって現在でも各地で柊(ヒイラギ)の枝に鰯の頭を刺し玄関や戸口に
立てたり「福はうち~、鬼はそと~」と叫んで豆を撒くようになりました。
最近は鬼は外!は鬼が可哀想ということで福は内だけ行ったりして
いるようです。

では、では。
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