鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

秋分の頃【二十四節季】

2013年09月23日 | 日記
押忍!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

各地に大きな爪痕を残した大型台風18号が過ぎさって一週間、日中は
まだまだ気温は高めですが朝晩はぐっと涼しくなり、夜には庭のあち
こちで鳴く虫の音が耳につくようになりました。

先日19日には北海道の屋根、大雪山系の旭岳で昨年より25日早く、平
年でも6日早く初冠雪がありました。

嬬恋村大笹辺りでは先週、最低気温が6度となったそうなので園地は
3~4度くらいとなっているのでしょうか。
このまま気温が推移することはないでしょうが来月初~中旬に紅葉に
なればちょうどいいですね。

そんな今日23日は彼岸の中日にあたり二十四節季の秋分になります。
『秋分』はご存知のように3月の春分の日と同じように昼、夜の時間が
同じになり太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
そして翌日からは昼の時間が短く夜の方が長くなっていきます。

秋分3日前を彼岸の入りと言い、3日後を彼岸の明けと言い、その間の
7日間が彼岸となります。
そして秋分はその中間にあたるため彼岸の中日と呼ばれています。

お彼岸とは元々仏教用語で煩悩に満ちた世界から解脱した悟りの世界を
指し、これは簡単に言えば亡くなった先祖達の霊が住む世界のことです。
その祖先の霊を供養するために家族揃ってお彼岸になるとお墓参りへ
出かけます。
       

【この頃によく歌われる唄】

「ちいさい秋みつけた」
サトウハチロー作詞・中田喜直作曲

誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
目かくし鬼さん 手のなる方へすましたお耳に
かすかにしみた 呼んでる口笛 もずの声
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
お部屋は北向き くもりのガラスうつろな目の色
とかしたミルク わずかなすきから 秋の風
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
むかしの むかしの 風見の鳥のぼやけたとさかに 
はぜの葉ひとつ はぜの葉あかくて 入日色
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

では、では。
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今夜は中秋の名月

2013年09月19日 | 日記
押忍 !!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

今日9月19日は旧暦の8月15日になり中秋の名月にあたります。
予報でも今夜は北海道、北東北地方を覗いてほぼ晴れ間が広がるので
空を見上げれば煌々と明るく輝く十五夜の満月が輝いています。

今夜の十五夜をどうして中秋の名月というかというと旧暦では春は1~3月、
夏は4~6月となり秋は7~9月なので8月は秋の真ん中の月に当たるので
中秋(中の秋)と呼ぶのです。

何故今夜が中秋の名月かといえば今日は旧暦8月15日で旧暦は太陰暦を
採用しているので、その日付は月齢に対応し、月の半ばの15日はおおよそ
満月になるからです。

そこから十五夜は満月と考えられ空気が澄んだ、旧暦8月15日の夜に現わ
れる満月を鑑賞する風習が始まりました。
この十五夜のイベントは中国で始まり、平安時代に日本に伝わり、以後
十五夜の名月や十三夜など独特の文化も生まれ、ちょうど作物の実りの
頃と重なりそれらを祝ってマメ、イモ、栗、団子などを縁側に用意して月見を
楽しみました

覚めた話をすれば今年は「中秋の名月」とお月さまが満月になるのですが
暦の関係で中秋の名月は必ずしも満月になるとは限りません。

これは旧暦が月の満欠けを元にした太陰暦からきているもので月の周期を
29日と計算していますが実際には約29.5日の周期となるのでこのずれにより
満月と十五夜とがあわないときがあります。

ちなみに2011年、2012年に続いて3年連続で中秋の名月が満月になりますが
中秋の名月当夜の満月は8年後の2021年まで見られません

っということなので今夜はじっくりと中秋の名月を堪能して下さいませ。

     

では、では。
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白露の頃【二十四節季】

2013年09月06日 | 日記
押忍!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

夏の猛暑期のPV活動も終わり一息つく頃ですがまだまだ
残暑も厳しく紅葉時期までのこの時期は例年、活動も若干
停滞期になりますね。

ところで千年に一度の猛暑と言われた日々が終わった?か
なぁと思っていたら今週は週初めから降雨の毎日でおまけに
台風崩れの低気圧によってびっくりするような豪雨になり
各地で被害が出ています。

関東地方では2日連続で竜巻が発生して家屋の全壊半壊や
屋根が吹っ飛んだりと大きな被害が出ています。

西日本では昨日から雨も上がり朝から涼しくなりましたが
急激な変化に中々体調がついていけないようです。

このまま一気に気温が下がるとは思いませんが着実に秋の
気配があちこちで見られるようになりました。

そんな明日、9月7日から二十四節季の【白露】になります
白露は秋分の15日前で早朝に大気の温度が少し下がって草木の
葉先にコロコロした玉のような綺麗な露のことでこの頃から見る
ことが出来るようになり、この頃から秋の気配をひとしお感じるよう
になります。
白露が出来るのは大気が冷やされ大気中の水蒸気が地面や物の
表面に凝結して出来た水滴のことで風が弱く晴れ上がった夜の
ほうが大気の冷却が大きく露が出来やすくなります。
露は秋の『季題』にもなっていて秋の季節感をそそります。

山々では木の実が熟れはじめている頃となり動物たちの食欲が
旺盛になり来るべく冬の準備をしているでしょう。

今年の木の実の実り具合はどんな様子でしょうか。

千年猛暑と言われた今年の暑さがこれからの季節にどのような
影響がでるのでしょうか。

水が少なく木々の葉は一部で枯れたり巻いたりと変化がでて
いるのをよく見かけましたが今年の紅葉には影響はでるので
しょうか。

【この頃によく歌われる唄】

「とんぼのめがね」
額賀誠志作詞・平井康三郎作曲

とんぼの めがねは
水いろ めがね
青いおそらを
とんだから とんだから

とんぼの めがねは
ぴか ぴか めがね
おてんとさまを
みてたから みてたから

とんぼの めがねは
赤いろ めがね
夕焼雲(ゆうやけぐも)を
とんだから とんだから

では、では。


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