「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

自分の言いたい事を言うには「覚悟」が必要です

2012年03月14日 | Weblog
今日、午後から来期のスケジュールの打ち合わせで京都大学に行って来ました
来期もまた色々とお世話になりますのでよろしくお願いしたいものです。

その打ち合わせの後、先日のセミナーの際に相談をしてきた学生が再度相談に
乗って欲しいと言う事で打ち合わせが終わってから学内のカフェでESを見ながら
2時間以上話を聞き、その中から言いたい事を引き出すようにカウンセリング的に
質問も繰り返して色々と伝えてあげましたが、私に出来るのはここまでかなと思います。

書いたモノをどう表現するかは基本的に取捨選択です、言いたい事の本質は何か?
一番自分の根幹に流れる軸はどういう物なのか、話をしているうちに感じたのは、
色々なマニュアル本や周りの事を見ているとどうしても自分と見比べてしまう、
そして隣の芝生は青い物ですから、目先の表現に凝ってしまったり、ついつい説明が
多くなってしまう傾向があります、でも自分のやった事に自信を持てば最小限の事で
伝える事が可能だと思いますし、無駄を排除する事で鮮烈な印象が醸し出されるとも
思うのです。

役者が自分の演技の解説をしても意味が無い、台本に「そこで泣く」としか書かれてない
その表現を行う際に、その人の人間像、前後の絡み、登場人物との関係、悲しむ対象への
想い、その場面での自分の心境を考えて、その人になりきってどう泣くかを考えるのが
役者だと想うのですが、子供のように両手を目に添えてエ~ンと一般的な泣く演技をしても
駄目でしょう、自分はどの様な行動を選択するのかは「覚悟」だと想います。

色々な事を想定して、感じ取って何を選択するのか自分の生き方をどう表現するか
それを自分が納得して、自然に振る舞ってこそ演じたい人の動きになり演技となると
思うのですが、それはESを書くのも、仕事も同じだと言えるのではないでしょうか?

誰かの価値観を借りて来て表現した物などは個性ではないと思いますし、なぜそうするのか?
それを問われて応えに詰まってしまう様では意味が無いです、覚悟が必要だと言うのは
自分自身が納得しないと自然な行動とはならないからです。

自分自身が納得して行動する、その為の覚悟は自己表現で一番大事だと思うのです。
今日話をしていて、やはりその部分が大事だなと痛感しました。


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