■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 第六戦 タイ:GT300はたJMS RC Fが優勝、初音ミクAMGは2位でランキングトップに 【SuperGT】

2017年10月10日 | ☆ SuperGT

 SuperGT第六戦 タイがタイ・ブリーラムにあ
るチャン・インターナショナル・サーキットで開
幕し、2日目の決勝レースが行われました。

 タイのレースと言うと、例年灼熱のレースとな
り高温の中行われるドライコンディションのレー
スでしたが、今年はスコールの影響を受け、予選
前にはスコールの影響で、どの子浅瀬か解らない
ほどの雨量となり、

 【 雨の富士スピードウェイかな? 】

と思うようなとんでもない雨に見舞われていま
した。予選前には水没状態のサーキットも改善
しウェットコンディションとなりましたが、ウ
ェットコンディションで予選は始まり、ドライ
タイヤになったのは、GT500のQ2になってから
でした。

 例年になく荒れたタイでのレースですが、
この予選では、

【21】 Hitotsuyama Audi R8 LMS
    Audi R8 LMS / DAR

    リチャード・ライアン選手
    柳田 真孝選手

が圧倒的な速さを見せてポールポジションを獲
得しています。

 前のレースではウェイト半での影響が出て厳
しいレースとなった


【4】 グッドスマイル 初音ミク AMG
    Mercedes AMG GT3 / M159
    谷口 信輝 
    片岡 龍也

ですが、公式練習から良いタイムをマークして
おり、予選は4番手タイムで、上位グリッドから
のスタートとなりました。


 そして、決勝当日は天候に恵まれ、晴天となり
一度も走っていない高温でのドライのレースにな
るかと思いきやスタート進行中に激しいスコール
があり、あっという間に路面はフルウエットとな
りますが、レースが始まる10分前ごろには青空が
のぞき陽が射し始め、前日に行われた予選同様に
難しいコンディションになります。

 この雨の前はドライを想定していたはずですが、
このコンディションの変化で各マシンのタイヤ選
択は分かれ、

【3】 B-MAX NDDP GT-R
   NISSAN GT-R NISMO GT3 / VR38DETT
   星野 一樹選手
   高星 明誠選手

【7】 Studie BMW M6
   BMW M6 GT3 / P63
   ヨルグ・ミューラー選手
   荒 聖治選手

【30】TOYOTA PRIUS apr GT
   TOYOTA PRIUS / RV8K
   永井 宏明選手
   佐々木 孝太選手

【33】D'station Porsche
   PORSCHE 911 GT3 R / MA185
   藤井 誠暢選手
   スヴェン・ミューラー選手

【9】 GULF NAC PORSCHE 911
   PORSCHE 911 GT3 R / MA185
   ジョノ・レスター選手
   峰尾 恭輔選手

【25】VivaC 86 MC
   TOYOTA 86 MC / GTA V8
   松井 孝允選手
   山下 健太選手


の6台がスリックタイヤを選択しており、それ
以外のマシンはレインタイヤをチョイスして
います。

 レースはセーフティーカースタートとなり、
2周にわたりセーフティーカー先導でコースを
周回し、その間に各車はマシンを左右に振りな
がらタイヤを暖めます。


 3周目、セーフティカーがコースを離れ、ス
タートが切られると、ポールポジションのHit
otsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライア
ン選手)がいいスタートを切ります。あっとい
う間に2番手以下を引き離します。スタート直後
にARTA BMW M6 GT3は5番手まで順位を落としま
す。

 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・
ライアン選手)はその後5周を終えるころには、
2番手のJMS P.MU LMcorsa RC F GT3に約2.
5秒ものアドバンテージを築きます。

 コースコンディションは徐々に改善してい
き、次第にコースが乾き出してはいるものの、
まだ1コーナーには川ができている状態という
難しいコンディションの中、ほぼウエットコン
ディションでの走行となったスリックタイヤ勢
はことごとく下位に沈み、GT500クラスのスリ
ックタイヤを履いたマシンをGT300の上位陣が
抜き去るシーンも見られました。

 Hitotsuyama Audi R8 LMSがトップを快走
するその後方で2位争が熱を帯びます。JMS RC
Fと初音ミク AMGがテール・トゥ・ノーズの戦
いを展開。初音ミク AMG(片岡龍也選手)は前
を走るJMS RC F(中山雄一選手)の背後にぴた
りとつけ、マシンを左右に振って何度も様子を
伺います。さらにこの2位争いにSUBARU BRZが
迫り、三つどもえの様相を呈します。

  この激しい2位争いですが、11周目で初音
ミク AMG(片岡龍也選手)がJMS RC F(中山
雄一選手)をオーバーテイクし2番手にポジシ
ョンを上げます。そして、JMS RC F(中山
雄一選手)はSUBARU BRZにも迫られます。

 スリックタイヤを履いてスタートし周回遅
れとなっていたVivaC 86と絡みながら必死に
3番手をキープしていくことになります。

 ウェットで始まったレースですが、この辺
りから路面は一気に乾き出し、スリックタイ
ヤ勢の方がレインタイヤ勢よりもペースが上
がり始めます。

 コンディションの変化を察して16周目、S
UBARU BRZがいち早くピットインします。S
UBARU BRZは2番手争いを展開していました
が、その数周後に一気にポジションを落とし
ており、レインタイヤでの走行が厳しくなっ
てきたことを伺わせた。SUBARU BRZはスリッ
クタイヤに交換してコースに復帰しています。

 19周目にはJMS RC Fが、20周目には

 Hitotsuyama Audi
 初音ミク AMG
 LEON CVSTOS AMG

と上位陣が相次いでピットインを行っていま
す。しかし、LEON AMGにピット作業で右リヤ
タイヤを交換しないうちにジャッキダウンし
てしま卯と言うアクシデントが発生し、ジャ
ッキアップしタイヤ交換を終えたLEON CVST
OSは無事にコースに復帰したたものの、大き
くタイムを失う事になります。

 レースが中盤に差し掛かると、27周目にS
UBARU BRZのにトラブルが発生します。エン
ジンか駆動系にトラブルが出たようで最終コ
ーナーアウト側のグラベルにマシンを止めて
しいます。

 39周目にピット作業違反で、LEON CVSTO
Sにドライブスルーペナルティが提示されト
ップ争いから姿を消すことになりました。

 更に45周目には序盤から圧倒的な速さを
見せており、ピット作業後には6番手を走行
していたHitotsuyama Audiがピットにマシ
ンを戻し、レースを終えています。

 そんななか、完全にドライコンディション
となったコース上で速さを見せたのがJMS P
.MU LMcorsa RC F GT3で、中盤からトップ
を独走します。

 2番手スタートからウエットコンディショ
ンの序盤こそ苦しい戦いを強いられたものの、
路面コンディションが改善した中盤以降は危
なげない走りでGT300のレースをリードしま
す。

 終盤は、3位争いふぁ激化し、D’station
Porscheと4番手のARTA BMW M6 GT3の間で
激しいバトルが展開されます。表彰台の最後
の一角を争うこの戦い、ARTA BMW(ショーン
・ウォーキンショー選手)はD’station Po
rsche(藤井誠暢選手)の背後にぴたりとつ
け、完全にテール・トゥ・ノーズのまま周回
を重ねるます。

 53周目にARTA BMW(ショーン ・ウォーキ
ンショー選手)が最終コーナーでD’station Po
rsche(藤井誠暢選手)のインにマシンをねじ
こもうと、激しいブレーキングをみせまが、
ここで止まりきれずにオーバーランしてしま
い、6番手にまでポジションを落としてしま
います。

 レースはそのまま最終ラップを迎え、

【51】JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
   LEXUS RC F GT3 / 2UR-GSE 
   中山 雄一選手
   坪井 翔選手

がタイのレースを制しています。2位には50kg
ものウエイトハンデを積みながらも堅実な走り
で表彰台を獲得した

【4】 グッドスマイル 初音ミク AMG
   Mercedes AMG GT3 / M159
   谷口 信輝選手
   片岡 龍也選手

 

が着け、ポイントランキング首位に返り咲いて
います。3位には最終ラップにふたたび猛追し
てきたARTA BMWを振り切り、


【33】D'station Porsche
   PORSCHE 911 GT3 R / MA185
   藤井 誠暢選手
   スヴェン・ミューラー選手


が入っています。前の鈴鹿1000kmで大破し、
タイにマシンを持ってくることが可能なのか?
と思われていたもののレースに間に合わせてき
たドライバーランキング3位だった

【25】VivaC 86 MC
   TOYOTA 86 MC / GTA V8
   松井 孝允選手
   山下 健太選手

スリックタイヤでスタートしタイヤ無交換作戦
の戦略で上位進出をねらいましたが、表彰台獲
得はならず15位でチェッカーを受けています

 優勝のポイントが23ptなので、この結果それ
よりもポイント差のあるマシンは消えるため、


【4】 グッドスマイル 初音ミク AMG
   Mercedes AMG GT3 / M159
   谷口 信輝選手
   片岡 龍也選手

【51】JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
   LEXUS RC F GT3 / 2UR-GSE
   中山 雄一選手
   坪井 翔選手

【65】LEON CVSTOS AMG
   Mercedes AMG GT3 / M159
   黒澤 治樹選手
   蒲生 尚弥選手


の三台が優勝争いをすることになります。

 



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