SUPER GT最終戦 もてぎは午後を迎えポールポジ
ションの決まる予選が開始されました。
午前中のセッションでは、赤旗中断になるシーン
もあったものの、GT300とGT500ともにポイントリー
ダーがトップタイムをマークしていました。
セッション開始時のコンディションは午前の薄曇
りの状態とは打って変わり、日差しが出た物の風が
強く吹いており、
気 温17℃
路面温度22℃
湿 度51%
のドライコンディション野中セッションがスタート
しました。
■ GT300
セッションスタートと同時に各車とも一斉に
コーへと向かい、タイヤやブレーキを入念に
温めていきます。各マシンがおのおののタイ
ミングでコースに向かう中、ランキング4位の
ARTA BMW M6 GT3はピットに留まりタイミン
グをずらしていました。
ウォーアップ中にARTO 86 MC 101が4コーナ
ーで単独スピンを喫していたり、Hitotsuyam
a Audi R8 LMSはQ1残り8分というところでガ
レージにマシンを戻していました。
アタックラップに入ると、B-MAX NDDP GT-R
が1'48.337で暫定トップにつけます。
その後、グッドスマイル初音ミクAMGが1'46.
825でトップに浮上し、アタック合戦が本格化
します。マネパ ランボルギーニGT3、VivaC 8
6 MCらがタイムシートの上位に浮上してきます。
しかし、トップタイムを上回るマシンは現れな
いままチェッカーが振られ谷口選手のドライブ
する
【4】 グッドスマイル 初音ミク AMG
Mercedes AMG GT3 / M159
谷口 信輝選手
片岡 龍也選手
がトップタイムをマークしています。2番手には、
【88】 マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3 / DFJ
織戸 学選手
平峰 一貴選手
が入り、3番手には
【25】 VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC / GTA V8
松井 孝允選手
山下 健太選手
と続いています。シリーズチャンピオンを争うJMS P.
MU LMcorsa RC F GT3、LEON CVSTOS AMG、ARTA B
MWもトップ15圏内に入り、Q2へ駒を進めています。
Q1では、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3やB-MAX ND
DP GT-R、31号車TOYOTA PRIUS apr GTがQ1ノック
アウトとなったほか、ガレージにマシンを戻したHit
otsuyama AudiもアタックできないままQ1敗退となっ
ています。
■ GT500
GT500は終盤のアタックにかけるため、序盤は動
きがありませんが、今回も序盤は各マシンに動き
はありません。
セッションが残り9分あたりになるとARTAぁらコ
ースへと向かいます。これにフォーラムエンジニ
アリング ADVAN GT-Rが続き、残り8分を切って
コースインの波が本格化。残り7分のタイミング
までには全車がコースへと入った。
最初のアタック相当タイムが記録されたのは残り
2分でWAKO’Sが1'37.795をマークします。
そしてレクサス勢が上位を固め出したと思われた
ところで、残り1分、フォーラムエンジニアリン
グがトップを奪取します。さらにはau TOM’S L
C500、S Road CRAFTSPORTS GT-Rと、続々とト
ップタイムが入れかわっていくなかでQ1はチェッ
カーが振られます。
この結果、千代選手のドライブする
【46】S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
本山 哲選手
千代 勝正選手
が1'37.224でQ1でのトップタイムをマークして
います。2番手にはチェッカー直後に
【23】MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
松田 次生選手
ロニー・クインタレッリ選手
が浮上し、GT-Rが1-2タイムをマークしています。
順当にタイトル争いをするマシンがQ2進出となっ
たGT300とは裏腹にランク5位のZENT CERUMO LC
500は、8位と0.017秒差の9位でQ1ノックアウト
となっています。