水瓶

ファンタジーや日々のこと

氷川丸・その1 横浜湾の貴婦人

2014-07-07 08:34:24 | 横浜の観光・博物館など
見慣れた場所の見慣れないアングル。
かつて太平洋の貴婦人と呼ばれ、波瀾万丈な船生(?)を経て、
今は横浜湾にぷかぷかと静かな余生を送る、氷川丸の船窓から。

横浜に越して来て10年、外から眺めても中に入ったことがなかったのを後悔するぐらい!
入船料300円だからもっとしょぼいのかと思ってたら、これが見応えたっぷりでした。

土曜日はお天気もいまいち、出かけようかどうしようか迷っていて、ふと思いたった氷川丸見学。
話を持ちかけると、ぐっどあいであ~!と一気にテンションの上がる森のなかま。

「懐中電灯持ってくといいよ!どれ持ってこうかなあ???」

・・・まるで初デートにどの服着てこうかとうれし悩む乙女のごとしでした。わからん。


ずらーーと並ぶ船室の眺め。この廊下の狭さが船なんだなあ。。


食堂というのがためらわれるような豪華な一等食堂。テーブルウェアも完璧です。
右手奥は鏡になってます。広く見せるアイデアですね。


使われていた銀食器。船用に頑丈にするため、普通の物より2ミリほど厚く作られているそうです。
銀は手入れ大変だったろうなあ。


古いイギリスの小説によく出て来る大理石のマントルピースでしょうか。
クラシックな雰囲気がいいですね。


にゃんとグランドピアノも!豪華客船の名に恥じません。


今にも正装した紳士淑女が下りて来そうな階段。しかしよくデザインされてるのであります。
氷川丸が造船されたのは1930年なのですが、この様式が今もクラシカルな高級感の代表みたいに
使われ続けているのは、完成してるからなんでしょうね。


ランプの灯が暖かくいい感じ。


一等児童室に飾ってあった絵。ほのぼの


今ブランコにこんな乗り方したら危ないって言われそうですね。楽しそうだけど……


同じく児童室にあった木馬。遊んだら怒られそうなぐらい立派!
・・・しかしひょっとして、これほんとの馬の毛じゃないんでしょうか。。


図書室に飾ってあった模型、マーク・トウェイン号。
ハックルベリー・フィンの冒険に、ミシシッピー川を航行する汽船の話ありました。
大きな船が航行できる川って、日本ではちょっと想像できないですね。


表示見るの忘れちゃったんですが、このがらんと広い部屋は、サンルームのようです。
パーティーとかやる所かなあとも思ったんですが、後ろから来た人は「運動する所?」と言ってました。
今の豪華客船にはトレーニングジムとかもあるんだろなあ。

・・・と、こんな感じで4、5回分の記事になりそうです。
見て回るのに二時間ぐらい。あんなに広いと思いませんでした。
いや~~~、船は面白い!!


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