PCオーディオ機のWin10がちょっと前からスタートメニュー・アイコンをクリックすると、「重大なエラー!! [スタート]メニューが動作していません。次回のサインイン時に修正を試みます。」と出て前に進めなくなったので、コマンド・プロンプトによる対処策など分かる限りを半日かがりでやってみたけれど、なかなか思うようにいかない。しょうがないから、できれば避けたかった「アップグレード後の Windows 10 再インストール」をやったところ、長々と時間こそかかったものの、問題はあっさりと解決。諦めていたdbpoweramp CD Ripperもサクっと上がるようになった。そこでこのRipper、久しぶりに使ってみて、EACよりリッピング速度が速いはずだと。1曲のデータを読み込んだ後にエンコードが始まると、もう次の曲の読み込みが同時に進んでいて、エンコードが終わる時には、次の曲の最低30%くらいは読み進めるマルチ・タスク。一方のEACの方は、まず読み込んで、次にエンコードして、というのをコツコツ順に続けるだけで、これでは時間がかかるはずだ。早速、PerfectTUNESのAccurate Rip(check for ripping errors)で、怪しかったフォルダーをチェックし、エラー表示のあるディスクを再リッピング。エラーがあるのはすべて、dbpoweramp RipperがR15.3、Flacが1.2.1(共にひと世代前のver)だった時のデータ。それらをR16、Flac1.3.1でやり直すと、いくつもエラーとおさらばできた。ということはだ、CDと同様、今リッピングしたデータの10年後は、もう「お古」になる可能性大なわけで、こういうのも何だかなあ、という疑念を否めなくなった。
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