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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

大晦日にパット・メセニー・ユニティ・グループ

2013-12-31 09:24:42 | ●Weblog

      

 大掃除と言っても大したことはやってないところに、何でも屋のジュリオ・カルマッシが新加入したパット・メセニー・ユニティ・グループの『KIN(←→)』試聴盤が届いた。ユニティ・バンドからユニティ・グループへ。まったく別物の音楽コンセプトだという割にフツーの1曲目で「なんだ」とかやっていると、中盤からカルマッシらしきギター・ソロが現れ、後半はファルセット・ヴォイスの彩りがPMGも引き寄せる。これは面白い。家人から何か命が下らなければ、今日の午前中はこれで行くことにした。


トリプル・キャッツ

2013-12-26 17:31:42 | ●Weblog

      

 今日は近くのディスカウント・ショップで、ネコ缶、レトルト、カリカリなどを大量に購入。メス2匹のところに仔猫のオス1匹が増えたから、これでも1週間ももたないかも。カメラを向けると目を開けないので、ほとんど何だか分からない写真だが、白黒の金目で脚が大きいから、ウチでいちばんの巨体になりそうだ。山下洋輔さんのアルバム『トリプル・キャッツ』の題は、普段の生活そのそもの。こっちも頑張らねば。


また訃報

2013-12-25 10:51:55 | ●Weblog

 ここ数日、暖房のない倉庫からCDを引っ張り出して仕事部屋に置くと、ビニール・ケースが曇って真っ白。もちろん。ディスクも同様。このまま再生するとデータの読み取りに支障が出るばかりか、機器に悪さもするらしい。そこで今朝、曇りが引くのを待つこと約30分。するとそこに、ユセフ・ラティーフとリッキー・ローソンの訃報。姓が「La」で始まる「Lateef」は暖房の効いた部屋にあるので、『ジャズ・ムード』を聴き始めたが、今年はこんなのばっかりだ。もういらないと言ってもこればかりはどうしようもないか。お二方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


図書館の席が空かない

2013-12-18 16:28:33 | ●Weblog

 今年はじめに開館した武蔵浦和駅前の図書館にたまたま続けて行くと、閲覧席でうたた寝している高老齢者風男性のまあなんと多いことか。午後2時過ぎがピークらしいので、利用時間の始まる朝9時に入ってみると、こりゃあ図書館を日中の住み処にしている人が相当数いるね。とあるお爺さんが本の手前にタオルを敷いたのは、おやすみモードに入る儀式にしか見えなかった。現代工法で木の香りがまったくしなければ、新刊中心の蔵書が放つのものも僕らの子供時代とは大違い。色々危ないことがすっと起こる当節、廃刊になった貴重本は他館任せにする。そういうことらしい。図書館を1時間でも仕事場にさせて欲しい訳は、節電だ。ところで、ホレス・シルヴァー去就の真偽はその後.....?


遅ればせながらr.i.p.

2013-12-13 16:12:15 | ●Weblog

 

       35mmポジフィルムのスキャンに不慣れなので手間取ってしまって、しかも最低の画調ながらこれ、1990年6月26日、ニューヨークのタウンホールに於ける「Jim Hall Invitational」と題した、いわば「ジム・ホール感謝祭」のひとコマ。やっているのは『Jim Hall And Friends Live At Town Hall』(MUSICMASTERS)ラスト収録の〈ケアフル〉だったと思う。巨匠から右にミック・グッドリック、ピーター・バースタイン、ジョン・アバークロンビー、ジョン・スコフィールド。ここにはいないパット・メセニーは司会役で奮闘し、はじめに「この人(ジム)がいなければ今の私たちはない」と切り出した。それがなんと23年前の出来事とは。タウンホールは超満員だった。


アーチー・シェップのオーケストラ・ライヴにぶっ飛んだ

2013-12-07 09:39:41 | ●Weblog

             

 いつからかHDtracksに「ECM Store」の目次ができていて、そこにキース・ジャレットのハイレゾがいくつかあるけれど、買いに行くとすべて「This product is not currently available due to region restrictions.」と出てすべてダメ。まぎらわしいことをしないで欲しいよなあ。という中、88kHz/24bitで落とせる2タイトルを発見。『Lua Ya /Yeahwon Shin』(ECM 2337)と『Il Pergolese/Maria Pia De Vito』(ECM 2340)。だが、サイト内のECM Playerで試聴すると、どちらも超ECM-ishでこれではちょっと。聴きに行くのはハイレゾではなく、あくまで好きな音楽だ。そこで昨日は冷え込みが少し緩んだので、エアコンなしで新譜の本盤=製品盤を色々とかけ続けた。というのもちょっと前、アメリカの元レーベルから届いたCD-Rのデータが、本盤より半音強低く再生される、という恐るべき事態に遭遇したから。デジタルの行程のどこで、こんなミスが起こり得るのか、まったくもって怖い話。3台のデジタル・プレーヤーとPCでやっても症状は同じだった。トップ写真は昨日聴いた中でいちばん燃えた『アッティカ・ブルース・オーケストラ・ライヴ/アーチー・シェップ』のジャケ。