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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

オーディオと車の右左

2008-06-26 00:39:53 | ●Weblog
 先週末、スピーカーとリスニング・ポイント間の右壁にある、音の吹きだまりになってそうな出っ張りをリフォーム業者に取り払ってもらうと、効果てき面、車の運転なら、直進するのにハンドルを少し左に切って走るような嫌な感じがほとんど消え失せ、なるほど音とは風圧なんだとしみじみ痛感、『モーニング・イン・リオ/セルメン』1曲目の低域イフェクトを、左右ほぼ均等に浴びられるようになってやったぁ、と。するとその右と左についての達成感からか、前にも書いた車の陸送のバイトのことを思い出した。東日本橋本社から亀戸工場まで届けるケンメリ・スカGはステアリング・シャフトをやられていて、ハンドルが左折90度までフルに回らない。なので、左折ポイントが来るとそこをやり過ごし、ひとつ先の信号を右折し、その次を右折し、さらにその先でもう一度右折して軌道に入るという、運転クイズみたいなことをやった。たしか最後は、結構な距離をバックして工場に入った記憶があるが、バックはハンドルの切り方が右左逆になるからもう大変だった。その代わり、週給のバイト代が出るたび、秋葉原でLP買って、アメ横でMade in USAブームものを漁れたのも、この協和自動車のおかげ様々。スカGの型式番号はたしかKPGC110、その先代のGTはS-54Bとか、配車のホワイト・ボードに「カローラ」とか「ベレット」とかまったくないのは、今思うとえらく格好良かったなあ。1971年から74年までの話でした。

元箱

2008-06-12 00:01:47 | ●Weblog
 自分のBlogを見ると、あっという間に時が過ぎていることに気付くが、一方で、そのあっという間にも実は結構あれやこれやあるもので、そのひと波が引いたところで、ヤフオク出ししたスピーカーの梱包を始めたら、元箱を取っておかなかったことをかくも悔やんだのは生まれて初めてで、しかし、10数年前、ネット・オークションなんて考えにも及ばないわけで、しかも、玄関入って数歩で勝手口、みたいな老家屋暮らしが、段ボールの空き箱をバラさずに置いておけるはずもない。そこで、プチプチでくるむと四隅がつき出し、ではそこを覆うと美観が気になり、ではではともう1枚外套を着せてあげたりするうち、小型に属すSPが倍近い体格になっちゃって止めどない。実は、梱包用のダンボール箱も、あり合わせの夏みかん箱ではどうもかっこがつかないので、それ相応の厚さと大きさの無印品をネット通販で買って、プチプチも近くの100円ショップで仕入れて、するとどうやら100円モノはヤワなことが分かったりと、持ち出しとお勉強が同時進行。しかし、負けてなるものかってなことよね。