しこりに注意

2011-05-30 18:52:13 | しこりについて
乳腺炎は母乳成分の中の脂の小さな塊が乳腺のどこかしらに詰まり、母乳が先にすすめなくなります。その小さな塊がどんどん大きくなりしこりとなってしまうのです。

授乳時のママ特有のやわらかいおっぱいに、「ごりっ」としたしこりを発見したら黄色信号です。

放っておくと、どんどん大きくなり、あっという間にしこりはおっぱい全体にひろがってしまいます。

パンパンに腫れあがり固いおっぱいになってしまいます。もちろん痛みをともない、ママの身体も発熱など風邪に似た症状をおこします。

乳腺炎がここまで進まないように予防をすることが大事。

少しでもしこりのようなものを感じたらとにかくマッサージをすることと、おっぱいの中に母乳を残さないことが大切です。

お風呂にゆっくりとつかり、乳管を拡げその後マッサージしてから赤ちゃんから吸ってもらうのが一番効果的です。

しかしパンパンに腫れてしまい、痛みをともなうようになってしまったら、冷やすことが先決でしょう。

冷やすことで少しでも楽になってから、赤ちゃんから吸ってもらいましょう。まだ残っていたら搾乳器などで搾りきりましょう。

母乳を搾りきることはかなり面倒くさく、私もなかなかできませんでしたが、しっかりやらないとしこりができてしまいます。

乳腺炎はしこりもつらいですが、熱が出ることは育児が苦しくなるので何としてでも避けたいところです。

ママも赤ちゃんも共同作業でがんばってください。



しこりはなんで出来るの?

2011-04-07 11:35:24 | しこりについて
乳腺がつまり、炎症を起こすことで起こるのが乳腺炎です。

症状はいろいろとあります。

なかでも、痛みとしこりはわかりやすい症状です。

しこりができていたらまず、乳腺炎を考えたほうがよいと思います。

乳腺は、乳首に十数個ほどあると言われています。

人によって数は様々ですが。

その乳腺が全て通っておっぱいが出ていることが理想的です。

でも、そのうちのひとつでもつまってしまうと、乳腺炎になってしまします。

乳腺が詰まることで、作られた母乳が出るところがなく、たまっていってしまいます。

それがしこりとなって現れます。

しこりは、初めは一部分ですが、そのままにしておくとどんどん広がり、おっぱいがカチカチになってしまいます。

そうなると、痛みも相当なものです。

しこりができたなと思ったら、マッサージしてみたり、赤ちゃんに吸ってもらったりして、乳腺が通るようにしてみましょう。

それでも乳腺が通らず、しこりが酷くなっていく場合は、母乳外来などでマッサージを受けるといいでしょう。

ほおっておいても治るものではありません。

ほおっておくと悪化していく一方なので、早めの治療が必要です。