乳腺炎の対処法

2011-04-15 14:47:07 | 乳腺炎の対処法
●葛根湯を飲む(薬局、ドラッグストア等で手に入ります。内科や産婦人科で処方してもらっても良し)

●じゃがいも湿布・里芋シップをする
じゃがいもをすり下ろし、小麦粉を混ぜて耳たぶくらいの固さに練る
お酢を2滴ほど加え、平らに伸ばしガーゼやキッチンペーパーなどに挟んでおっぱいの痛む部分に貼り付ける
上からラップをかけてブラをつけるとよい
この湿布を3時間ごとに取り替える
じゃがいもがない場合はとりあえずヒエピタ等を貼って冷やす

●赤ちゃんになるべくまめに飲んでもらう(普段残りやすい部分の母乳が出やすいようにフットボール抱きなどがお薦め)
美味しくないためにあまり飲んでもらえない場合はまめに手で搾る

●安静にする

●おっぱいを温めないためにお風呂には浸からずしばらくの間はシャワーで済ませる
●しばらくの間は甘いもの、高カロリー、高脂肪食、乳製品などは控え、あっさり和食を心がける


このような手当をして症状が改善されればいいのですが、なかなか改善されな かったり不安に思う場合はお近くの助産院に電話をされて助産婦さんに相談されるか母乳外来のある産婦人科などにいかれるといいと思います。

症状によっては産婦人科などで抗生物質のお薬をもらうように指導される場合もありますし症状に応じた最善の方法を考えて下さると思います。

産婦人科に行った場合、症状の軽い重いにかかわらず抗生物質を出され、母乳禁止と言われ、氷などでおっぱいを冷やしながら搾乳するように言われる所が多いようです。(中には搾乳して下さいとも言われない所もあると聞いた事があります)

このような対処法はもちろん間違った方法ではありませんが、母乳禁止と言われて赤ちゃんがミルクを受け付けてくれずに困ったり、飲ませず搾乳している間に母乳の出が悪くなってしまうことも考えられますのであまりおっぱいに優しい対応策ではない場合もあります。

乳腺炎の時に出される抗生物質では母乳をお休みする必要はありませんし、飲ませながら治したほうが早く治ります。

赤ちゃんが乳腺炎のおっぱいを「まずくて飲んでくれない」ということなら搾乳でやり過ごすしかありませんが、赤ちゃんが飲んでくれるようならできるだけまめに飲んでもらって下さいね。

できるだけママと赤ちゃん、そしておっぱいにやさしい手当てがしてもらえるように出来れば、おっぱいのトラブルに関しては対応の丁寧な助産院や母乳外来のある産婦人科などに相談をされることをお薦めします。