Spirit In The Sky ~院長のひとりごと~

宮城県白石市にある『川井はり・きゅう接骨院』のブログです。院長の私が時にはマジメに時には楽しく日記を書いていきます。

When October Goes

2009-10-31 23:06:08 | Album Pick Up
【Album Pick Up #2】

■Various Artists『When October Goes: Autumn Love Songs』(1991)



今日で10月も終わりですね。
だからと云う訳ではありませんが、『10月が去りゆく時』という
コンピレーション・アルバムを聴いています。
個人的にも今月最も聴いたCDです。

元来、コンピものって割と好きで、特にテーマのあるものが好き。
「Autumn Love Songs」というサブタイトルだけでもいいのですが、
個人的に昔から思い入れのあるPhiloレーベルから、というところに
ぐっと惹かれましたね。

Philoは、1970年代に全米で雨後のタケノコのように湧いてきた
所謂インディーズ・レーベルの一つですが、フォーク系というか
ルーツ系というか、その辺のファンには馴染みのあるマイナー・レーベル
(と言う言い方をしました、昔は)です。
KATE WOLFのアルバムでメジャー級のヒットを出し勢いがありましたが、
基本的には東部らしいジェントルなレーベルというイメージ。
その後、同様のインディーズ系のラウンダーの傘下に入りましたが、
独自のいい仕事をしてくれています。

さて、このアルバム、知らない人の知らない曲が多い中、この1曲となると、
やはりタイトル曲の「When October Goes」ということになりますか。
歌っているMEGON McDONOUGHは初めて名前を聞く人ですが、
しっとりとした歌声がこの曲にピッタリで気に入りました。
作詞家のジョニー・マーサーの死後、彼のデスクの引き出しから発見された
この歌詞に作曲を依頼されたのが、あのバリー・マニロー。
アメリカン・ポップスの王道をいくバリーには、いささか不似合い(?)な
ジャジィーな曲(でもないかな)。
ローズマリー・クルーニーの歌でも有名なので、どちらかと言うとジャズの
スタンダードとして知られているのかも。
バリー本人のヴァージョンもなかなか良くて、正にこんな映像のイメージが
ピッタリ来ます。



それと個人的に最も気になったのが、ラストに収められている
ROD MacDONALDの「Coming Of The Snow」
この人が、あのロッド・マクドナルドなのか?というのが最大の興味だったのですが、
調べてみると、どうやら当人のようです。
まあ、知る人ぞ知るシンガー・ソングライターなんですけど。
何と、You Tubeにこの曲がアップされていたのには驚き!
こんな画像つきで聴かされると、とたんに名曲のような気が...(^^♪

アメリカ東部の冬は早い。
季節はやがて秋から冬へと移っていくのですね。


今宵の月のように

2009-10-30 23:06:45 | Song to remember
●十三夜

【Song to remember】

4■今宵の月のように / エレファントカシマシ

今日は、旧暦九月十三日。つまり「十三夜」というわけです。
昔から十五夜に月見をしたら、必ず十三夜にも月見をするもの
ともされていました。
十五夜だけでは、「片月見」といって嫌われていたそうです。

ま、粋じゃない、ってことじゃないかな(勝手な解釈ですが)。

冷え込んで空気が澄んできた分、十五夜よりもきれいな月見が
できるということで、先ほど外に出てきました。
曇り空でしたが、お月さんのところだけは雲が切れ、くっきり
きれいな月が見えましたよ。

 画像は関係ありません、ちなみに。

こんな月の夜に聴きたい曲は、これなんかどうでしょ。

エレファントカシマシの「今宵の月のように」

エレファントカシマシのことは、よく知りません。
でも、この曲だけはしっかり脳裏に焼き付いています。
確か、ドラマのタイアップだったんじゃないかな?
これまた不鮮明な記憶ですが。江角マキコが出ていたような...

1997年だから、もう10年以上も前なんですね。
そんな古さを感じさせない宮本浩次のぶっきらぼうな歌いっぷりが
何とも言えずにいいなあ。

何だかムシャクシャした時に、この歌を怒鳴るように歌うと
気分がすっきりする気がする。

そんな歌、好きだなあ。

エレファントカシマシ - 今宵の月のように



ジョージ・マッケンジー

2009-10-29 21:54:08 | Weblog
「楽天の星」ならず!

菊池雄星くんのことです。
そう、今日のドラフト。



ちょっと期待してたんだけどなあ...
まあ、しゃーないか。
何となく、西武って言われると妙に納得しちゃうし。

10球団指名か?とか騒がれた割には、6球団てのはちとさみしいんじゃない?

雄星くん、いろんな意味でプロ向きだと思うんで、ぜひ「日本プロ野球界の星」
を目指して、頑張って欲しいデス。

それにしても、楽天1位が戸村ってのはどうなの?

雄星くんは、来シーズンから日本球界に復帰する城島健司選手の大ファンだそう。
城島と言えば、強肩、強打に加え、闘争心あふれるガッツプレーが身上。



雄星くんが憧れるのもわかる気がする。
リーグは違えど、交流戦での対戦が今から楽しみですね。

城島と聞くといつも思い出すのが、こんな話。

ラジオで聴いたと思うんだけど、メジャー入りが決まった頃。

「『城島健司』とはいかにも日本人らしい響きの名前。どうせアメリカ行くなら
こんな呼び名はどうでしょう?」

ということで、「ジョージマ・ケンジ」→「ジョージ・マケンジ」→「ジョージ・マッケンジー」。

これには、一人で大受け(^O^)/

いいじゃないすか「ジョージ・マッケンジー」。

来シーズンの活躍、期待してますよ!

変わらない病?

2009-10-24 19:56:23 | Album Pick Up
【Album Pick Up #1】

■James Taylor 『October Road』 (2002)



昨日の昼休みのこと。
銀行のATMコーナーで、高校のサッカー部の後輩にバッタリ遭遇。
10数年ぶりかな?

「よお」

「あれ~、カワイさん! 何々、全然変わんないじゃない!
 変わんなすぎ。ビョーキじゃねーの?『変わんない病』」

「へへへぇ~~、じゃーまたね~(^^)/~~~」
と去っていった後輩君。
僕に言わせれば、君もあんまり変わっていないんだけどね。
その図々しい感じとかさ(^^;

でもね、大台を目の前にしたオッサンに「変わらない」って
こともないんじゃないの。
確かに、この顔のおかげで実年齢よりも大分若目に見られることは
多いけど、立派な中年ですよ。
老眼だし(苦笑)。

変わらないと言えば、この人、ジェームス・テイラー。
1948年生まれだから、御年61歳。もう還暦も過ぎています。
近影を見れば、もうすっかり頭は禿げあがり、いいおっさん。

でも、JTの歌はいつ聴いても変わらない。
確かに、年相応に声も変わってきているのだろうけど、永遠に変わらない
ような気がするのは僕だけかなあ?

今回ご紹介するのは、2002年のアルバム『オクトーバー・ロード』。
(ついこないだ出たような気がしていたけど、もう7年も前!)
まあなんと、今の季節にぴったりじゃないですか!
(ねらってます、もちろん(^^;)

一時期低迷していた印象のあるJTですが、前作『Hourglass』から復活!
と言う感じで、昔と変わらぬJT節を聴かせてくれます。
なんとも安心しちゃうんですよね、JTの歌声聴くと。

タイトル曲には、ライ・クーダーも参加して、実にツボを突きまくりの
ギターを聴かせてくれます。

やっぱ、秋はJTですね(って、いつでもOKなんですけどね)。

霜降

2009-10-23 22:34:37 | Weblog
今日は二十四節気の一つ「霜降」。

その名の通り、霜が降り始める頃。
県内も今朝はこの秋一番の冷え込みだったらしい。
霜こそ降りませんでしたが。

楓や蔦も色づき始めるころ。
深まりゆく秋ですね。

往診先で、Kさんの訃報を知った。
今朝、布団の中で亡くなっていたらしい。
2階に住む娘さん夫婦が見つけたそう。
死因はクモ膜下出血。
御親戚の話では、数日前に訪ねた時は元気そうだったとのこと。
享年90歳。立派な生き様だったと思う。

Kさんとは5~6年のお付き合いになろうか。
タクシーの運ちゃんに勧められて来院された。
80代半ばだったが、とてもしっかりした方だった。
ただし、身体の方は大分ひどく、腰椎の変形からくる痛みと
下肢のしびれに悩まされていた。
もう何年も整形に通っているが、埒が明かないという。
毎日のように利用するタクシーの運ちゃんが、見かねてウチを勧めて
くれたらしい。(そういうことが結構あります)

症状と経過、身体的な状態から、改善は難しいかも知れないと
お話したが、ご本人は真面目に通院された。
治療を受けると、数日間は症状が軽減して楽だと言う。
歩き方も以前より良くなってきた。

育ちが良く、実に穏やかな方で、治療中色々なお話をなさるのが好きだった。
亡くなった旦那さんのことや、僕の家族にも興味をもって下さって、
「○○ちゃんは、今度中学生ですね」などと記憶もとても良い方だった。

僕もKさんのお話を聞くのが好きだった。

最近はポータブルCDプレーヤーで昔の歌を聴くのが楽しみだと仰っていたので、
一度雑誌の付録に付いてきた、唱歌や童謡のたくさん入ったCDを差し上げた
ことがあった。
とても喜んで下さって、「毎日聴いている」と嬉しそうに話して下さった。
親戚でもある患者さんの話では、本当に毎日聴いていたようで、訪ねて行くと
「先生から頂いた」と嬉しそうに聴かせてくれたという。
ありがたい話だ。

今年の初めに自宅で転倒し、しばらく入院された。
それからは、急に足が弱ってしまったらしく、残念ながら通院出来なくなってしまった。
それでも、数回電話を下さって、「歩けるようになったら伺いますから、
また鍼治療をして下さいね」と仰っていたのが最後の会話となった。

親しい人との別れは辛いものだが、本当に心にぽっかりと穴が開いたような
気分でいる。



香りに誘われ、ふと、上を見上げると遅咲きのキンモクセイがオレンジ色の花を
咲かせていた。

花言葉は、「謙遜」「真実」など。

俺たちって何?

2009-10-19 22:45:00 | Weblog
今日来た女子高生との会話。

「こういう仕事ってどういう分野なんですか?」

「う~~ん...」しばし考えて、「医療系...かな?」
「でも、病院とは違うよね」

「何って言う仕事になるんですか?」

「えっ?接骨院で働いている人ってこと?」
「それなら柔道整復師。まあ、僕の場合鍼灸師でもあるんだけど。」

「ジュードーセイフク...あ~、何となく聞いたことある。」
「それって資格が必要なんですか?」

「えーっ?そりゃ~当然だよ。」(ちょっと呆れ気味)
「国家試験に合格した人が与えられる国家資格。」

「えー!すごいんだ!」

しばし無言・・・

中学の時から来てるくせに知らなかったのかよ!(これ、心の声)

「難しいんですか?」

「簡単だよ、今は学校入るのも。普通に勉強すりゃ、国試も合格できる。」

「いや~、こういう仕事もいいな!って思ってたんですよ~~(^O^)
あと、スポーツインストラクターとか」

ほら、きた。最近こういうの多いんだよね。

「まあ、悪い仕事じゃないけど、安易に進路を決めて後で後悔っていうことも
あるから、じっくり考えた方がいいよ。」
「それより、ちゃんとコンディション整えて、新人戦もうすぐなんだから。」

「はーーい」

というオチですが、そこで思いつくのが、今日から始まった新型インフルエンザの
ワクチン接種のこと。

先ず、優先順位1位の医療従事者(医師、看護師等)や救急隊員に始まり、
優先接種対象者は妊婦や重い持病のある人、さらに幼児と小学校低学年、高齢者...
といった具合。

もちろん、この優先順位に何ら文句は無いけれど、ちょいと気になることも。

つまり、我々柔整師や鍼灸師は医療従事者じゃない、ってことだよね。
まあ、我々のところへ「風邪引いて熱がある」なんて患者は、まず来ない。
だから、優先対象者になるはずがないのはよくわかる。

でもね、多くの柔整師や鍼灸師は、自分たちは「医療に携わっている」と思って
いるんじゃないかな?
(ま、中にはサービス業と割り切って、せっせと稼ぐのに忙しい方々も
いらっしゃるようですが)

自分がこの世界に入って、見つけ出した答えの一つが「地域医療の一員として」
仕事をしていきたい、ということ。
だから、田舎に戻ってちっぽけな鍼灸院を始めた。
「地域医療の礎となりたい」そういう思いで。

だから、今回のような出来事の中で、我々は完全に取り残されている、と感じて
しまうのは、うがち過ぎかしらん。

医療系専門学校の括りの中に、鍼灸や柔整の養成校がぞろぞろと顔を出しているのを
見るにつけ、浮かれてるのはあんたらだけじゃないの?と言いたくなる自分が
ちょっと悲しいような、寂しいような...

Song to remember

2009-10-17 20:09:35 | Song to remember
3■秋風の恋 / England Dan & John Ford Coley



秋と言えば...ベタですが(^^ゞ

洋楽ナツメロ派(?)なら、お約束のように登場するのがこの曲かと。
実は、歌詞を読むと全然「秋」じゃないんですけどね。

1976年9月に全米チャート最高位2位というヒット(惜しいね)。
このヒットした季節に合わせた邦題だったのでしょうか。

それにしても、このデュオ。
イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーというのが正式名なのに、
何故か日本では「コーリー」が抜かされてしまっている。
言いやすかったのでしょうが、いかにも日本的ですな。
ジョンは怒ってるぞ! きっと。

そう言えば、イングランド・ダンの方も実はフルネームは
イングランド・ダン・シールズと言います。
お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、「サマー・ブリーズ」
でお馴染みのシールズ&クロフツのシールズの弟なんだそうです。

昔の恋人に電話して、ウダウダ言い訳がましい話をした挙句、
「星も瞬いているから、今夜は心から君に会いたいんだ」
なーんて、どうにも女々しい歌ですね。
でも、アメリカってこういうのウケそうなのが分かるなあ。

ま、一度くらいこんなセリフ言ってみたい...かな?

England Dan & John Ford Coley - I'd really love to see you



季節の風物詩

2009-10-16 22:15:17 | Weblog
これは何でしょう?

 この黒い物体

そうです、イナゴの佃煮です。
今日、患者さんから頂きました。
もちろん、手作りです。

虫嫌いのウチのスタッフなんて、キャーキャー言ってましたが、
何をかいわんや、ですよ。
昔から貴重なタンパク源だしカルシウムも豊富。
保存食でもあるイナゴは、これぞ秋の味覚、季節の風物詩です。

子供の頃、稲刈りの終わった田んぼへ行って、よくイナゴとりをしたものです。
程度な甘みがついたイナゴは、サクサクした歯ざわりで何とも言えず美味。
いくらでもいけちゃいます。
子供の頃から馴染んでいるから平気なのかなあ?
まあ、今の若者には判んねえだろうなあ。

で、もういっちょう季節の風物詩を。

秋の花と言えば、やっぱりコスモスでしょう。
「秋桜」と書いてコスモス。
可憐な印象ですが、このコスモス、意外と生命力が強い。
種をバンバン撒き散らして、そこいら中に咲きまくります。
我が家の庭にも、いつのまにかコスモスの花が...
どうやら、お隣からの分家のようです。



花言葉は、「乙女の真心」「少女の純潔」などなど。

まあ、そんな感じかなあ。

Song to remember

2009-10-10 21:33:17 | Song to remember
●修学旅行

2■君は風 / 佐々木幸男



今日、高校生の息子が修学旅行から帰ってくる(はず)。
関西方面4泊5日だって。
数十年昔だけど、僕の頃は3泊だったよなあ、たしか。

来年から女子高と統合になるので、男子校としての修学旅行はこれが最後。
なかなかいいものですよ、男だらけの旅行ってのも。
楽しいもんです、いろいろと(笑)。

同じ班になった友人が、1本のカセットテープを持ってきた。
と言うことは、テレコも持参したってことだよね。
う~ん、なかなか根性あるね。

その当時流行っていた日本のポップスのオリジナルテープ。
そればっかり聴いていたせいもあるけど、皆のお気に入りだった。

その1曲目が、佐々木幸男の「君は風」だったのです。
当時のトレンド(?)、ヤマハのポプコン出身。
深夜番組「コッキーポップ」のテーマ曲にもなったはず。

ちょっとジャジィなメロディと少々ハスキーな歌声が良かったんです。
旅行から帰ってすぐに、レコード店でデビューアルバム『ほーぼー』を買いました。
今もお気に入りの1枚です。

いい意味でプライベート感覚の音は、残念ながらこの1枚だけだったようで、その後のアルバムはあまり好きにはなれなかった。
いつのまにかメジャー・シーンから消えていったこの人の消息を何時となく気にしていたのだが、数年前に北海道出身の知人から、今も札幌をベースに音楽活動をしているらしいと聞いて、何となく嬉しかった。

今回初めて知ったのですが、彼って宮城県出身だったのですね。
へぇ~~

今の彼の歌を敢えて聴きたいとも思わないが、「君は風」を届けてくれた佐々木幸男と1977年の空気にノスタルジックな感謝を。

そう、すべて1977年の出来事だったのです。

ところで、「君の好きなサイダーの歌」って、やっぱりあれでしょうね。
何年のヴァージョンかは知らないけど。

「君は風」佐々木幸男



台風と届き物

2009-10-09 21:47:28 | Weblog
"嵐の通り過ぎた明るい朝に
 カルフォルニアから手紙が着いた"♪

という懐かしい歌を思い出しています。

昨日の台風が一過。
晴れ渡った朝に、米国帰りの友人から荷物が届きました。

ずしっと思いその荷物「いったい何だろう?」

わくわくしながら開けてみると...ワーイワーイ(^O^)/

中から2本のビールが。

憧れのニューオーリンズ産地ビールのABITAが2種類。



これは嬉しい!
飲んでみたかったんですよ(^O^)

この連休は、ABITAで決まり!

Tさん、ありがとう!!