写真は、140808、中3夏期講習、理科の授業です。
この日の中3社会の授業は、近代史でした。
主に、第二次世界大戦を中心に勉強しましたね。
原子爆弾投下も、広島8/6、長崎8/9と板書しました。
140809の新聞記事に「原爆犠牲、米教科書少なく記述」がありました。
原爆の犠牲者数は、広島約14万人、長崎約7万人です。
でも、米国の中・高生用の教科書では・・・。
42冊中で、うち35冊が、この見解を下回る数でした。
う~ん・・・。
また、こんな惨劇が起きないように。
集団的自衛権が、勝手な解釈で使われないといいのですが。
特に原爆投下の日こそ、「歴史に学ぶ」をしてほしいですね。
さて、理科の授業に入りましょう。
テキストの問題に入る前に・・・。
「フレミング左手の法則」を説明しています。
問題を解く以前の、ウォーミングアップですよ。
↑授業のあと、ゆっくり描いたのですが、難しい~★
まずは、左手の指の名前からです。
● 中指・・・「電」電流の流れている向きに合わせる
● 人差し指・・・「磁」磁界の向き(N極→S極)に合わせる
● 親指・・・「力」力の向きが出る
「電・磁・力(でん・じ・りょく)」と覚えます。
問題の図があれば、「電」から、指を合わせていきます。
次に「磁」を合わせると、ラストに「力」が出ます。
写真は、U字型の磁石に、電流の流れている導線をセットします。
それは、ブランコのように前後に動くようになっています。
ブランコが動く向きが、力の向きです。
U字型の磁石の間にある丸いものは、導線の断面図です。
「・」は、電流がこちらに来ている印です。
「×」は、電流が向こうに行っている印です。
写真は、「左手の法則」4パターンを聞いています。
とにかく4パターンしかないので、覚えられますよ。
写真の4パターンのとき、ブランコ(導線)はどちらに動くか?
まずは、電流が流れる方向に中指を合わせてくださいね。
中指を合わせたまま、磁界の向きに人差し指を合わせます。
磁界の向きは、いつでもN極からS極に行っています。
そうすると、自動的に親指の方向が力の向きになります。
「左手の法則」の注意点が、3点ありますよ。
↑「お~い、その動かし方、おかしいぞ!」
● 指をきちんと90度にセットしない
それぞれの指を、90度にしたままにしてください。
どこかの指が、60度以下に倒れてくる子どもがいます★
● 中指の電流の向きが変わってしまう
中指を合わせたあと、人差し指を合わせるとき・・・。
中指の向きまで動かしてしまう子どもがいますね★
ひとつの場面では、電流の向きが変わることはありません。
したがって、中指の方向も変わりません。
中指の向きはビシッと固定したまま・・・。
手首を曲げて、人差し指を動かしてほしいです。
● 右手で合わせようとする
今年度はいませんでしたが・・・。
ごくまれに、「右手」で合わせたがる子どもがいます★
「左手の法則」なので、左手でしか合いませんから。
↑結果、導線のブランコは、矢印の方向に動きます。
まあ、この「左手の法則」を使わなくても・・・。
ブランコがどちらに動くか、理論的にわかる方法はあります。
でも、「左手の法則」のほうが、ラクかなと思いますよ。
文字だけだと、あまりうまく伝わりませんね★
やはり、授業はライブがイチバンです。
左手、うまくいかなければ、何度でも聞いてほしいです☆
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