たんなるエスノグラファーの日記
エスノグラフィーをつうじて、ふたたび、人間探究の森へと分け入るために
 



2015年8月初旬、ブラガ川に注ぐアダー川沿いの森。

中米を専門とする人類学者、アフリカをフィールドとする人類学者、某大学院の院生の3名が、比較調査や調査テーマ発見のために、数泊の短時日だったが滞在した。
フィールドに別の観点が注がれ、私にとっては、新たにいくつかの発見があった。
私も、もう十年も通いつめている。

プナン人は、ラミン(仮小屋)を建ててくれた(写真)。
写真左の4つの白い蚊帳が、われわれ日本人研究者のものである。

獲れたてのでっかいララック(ヤマアラシ)が、小屋の前に転がっている。
私は、こんなでっかいヤマアラシは、初めて見た。
キャンプでは、ブタオザル、ヤマアラシ、ジャコウネコ、そして最後に、イノシシが獲れた。


 



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