ペキニーズとDIY-GG日記

ビッキーとDIY大好きGG家族ブログ

アレルギーと食事の因果関係!

2009年02月28日 17時00分00秒 | 愛犬の健康を考える
愛犬、ペキニーズ犬ギズモと暮し始めて色々な問題にぶつかり、悩み、考えていくうちに自分なりに思いついたことを書き留めていく事にしました。
あるサイトで獣医師が書いたアレルギーと食事の因果関係についての記事が参考になると思い転載させていただきます。
《以下、原文》

悩む飼い主
アレルギー疾患を患ったペットを飼っている飼い主さん方々は、その治療方法を必死になって探し回ります。いくつもの病院をはしごし、そこで、いろんな先生の意見を聞き、多額のお金を費やして3ヶ月、、、半年、、、1年、、、3年、、、という長期間の治療に取り組みます。
しかし、アレルギー治療と向かい合うというのは、経験のある方なら誰もが感じることでしょうが、とてもとても忍耐力のいることです。治療期間の間に、ペット自身が薬づけになって体が弱り、他の疾患までも患ってしまうのはもちろんですが、それよりもその飼い主さん本人が先に、精神的にも肉体的にも疲労困憊してしまうのが現状です。そのため、ものすごく時間と根気が必要で、お金のかかる治療に対して、最後までうまく向き合えなくなってしまう飼い主さんがほとんどです。
「もうこれ以上やっても、治らない・・・・・」
そんな思いにかられて、治療自体を途中で断念してしまう人がほとんどです。
何年もかけて、どうにかしてペットのアレルギーを治してやろうと必死に試みるものの、その努力のかいなく途中であきらめてしまうのは、本当に残念なことです。しかし、現状としては、このように途中であきらめてしまう人の方が、断然多いんです。

体ボロボロのペット達
一方で、当のペットはというと、もちろん、飼い主同様、それだけ長期間の薬物投与を受けていれば、身も心もボロボロの状態です。とてつもなく体中が痒く、「かくことをがまんする」ということができないペット達は、血みどろになるまで、体のあちこちをかき続けます。ほんのちょっとした痒みがきっかけでも、「かく」ことで、その症状を悪化させます。ほとんどのわんちゃんでは、自分でかいて、ひっかき傷をつくり、そこからバイ菌が入って、皮膚炎を起こすというパターンです。
かく→血が出る・傷ができる→傷口からの雑菌感染→炎症(皮膚炎)・化膿→ かゆい→かく。。。
この繰り返しです。
ですから、現代もっとも試みられている治療方法はというと薬剤投与がトップです。痒み止めとしての「ステロイド剤」「抗ヒスタミン剤」、雑菌感染予防のための「抗生物質」、この3つが、ほとんどどこの動物病院でも処方されているものです。「痒み止めのお薬と化膿止めのお薬ですよ」と言われて渡されるお薬は、まずもって、この3種の薬のいずれかは入っていると思っていただいていいと思います。
たいてい、一日二回もしくは、一日一回で処方されるこれらのお薬ですが、たった一日一回でも、それが毎日続けば、体にどんどん蓄積してきて、やがては副作用がでるようになります。これが、アレルギー疾患をもつペットたちにとっては、最も最悪の状況をつくりだす素になります。1年、2年という長期間にわたる頻回の薬物投与によって、肝臓は極端にもろくなり、免疫力のない弱い体になっていきます。人の世界でも、最も敬遠されている「ステロイドによる副作用」は、ペットの世界では頻繁にみられます。薬を止めると症状が悪化する、、、、、薬がないとかきむしってしょうがない、、、、、こうした状況は、人よりもペットで今最も起きています。

アレルギーの治療
先程もふれましたが、アレルギーの治療というと、今ほとんどの病院では、ステロイド剤抗生物質を処方されることがほとんどです。
しかし、なぜ、そうなったのか、根本的な原因を考えず、「かゆい」なら、その痒みを止める薬、「炎症」が起きているなら、その炎症を止める薬というように、目の前にみえている症状を『抑える』『かくす』というのが、西洋額的な治療の特徴でもあります。しかし、薬がなくなり、再び症状がみえだしたときに、また「薬」を使う。この繰り返しが、「薬」の副作用をうみだす最も根本的な原因でもあります。
「薬」というものを否定するわけでは決してありません。「薬」は、治療においては、ほとんどのケースで必要になりますし、とっても便利なものです。痒みがあるから「痒み止めの薬」、下痢をしたから「下痢止めの薬」、咳をしてるから「咳止めの薬」、これってとても大事なことですし。体はすぐに反応して、とっても楽になります。
しかし。一時的なものであれば全く問題ないのですが、症状がでたらすぐに薬をつかう、またでたら、また使うというような「症状」と「薬」のイタチごっこになるのがいけないのです。
人では、アレルギーについては、ずいぶん前から社会的な問題ともなっているため、比較的、その内容に関する書物も多くでています。ステロイド剤の危険性についても、さかんにうったえられています。西洋学的な治療以外の代替療法や食品のことについても、くわしく取り上げられることが度々あります。
しかし、それがペットの世界となると、とっても遅れているのが、とてもはがゆく感じることです。「ペットは二の次」「動物だから仕方がない。。。」とさじを投げられる風潮がまだまだ強いのが残念でなりません。自分の子供だったら、親自身も勉強して、いろんな情報を集め、必死に取り組むだろうに、、、、、ペットだと、どうしても二の次になっているような感じをうけます。
一番つらいのは、物言えぬペットなのに。。。

ペットのアレルギーの原因
アレルギー疾患は、年齢に関係なく発症します。ある日突然、かゆがりだし、よく調べてみたら、アレルギーだった。そんな話も、そうめずらしいことではありません。
アレルギー反応を起こすものとして、「食事」以外にも「植物」「虫」「かび」「ほこり」などが原因になりますが、わたしが個人的に常日頃、主張しているのは、この中でも特に「食事」の問題です。
人の世界でも「ファーストフード」や「インスタント食品」などの添加物入りの食事に原因があるのではないかと言われていますが、これをそっくりそのままペットの世界にもおきかえて考えてみると、"安く"て、"便利"なペットフードに何か原因があるような気がしてなりません。
なぜなら、ペットフードという"超"便利なものが普及する前までは、「ペットがアレルギー」なんてことは、ゼロに等しいくらい耳にしなかったはずなのに。。。
加工したペットフードが流通しだしてから「ペットのアレルギー」が目立つようになってきたと言っても過言ではないでしょう。すべてのペットフードがそうとはいいません。粗悪な原材料を使用したものや、添加物をたくさん含んだものほど、その傾向が強いように思います。
いつも口にすることですが、昔の犬は、「人間の残飯」しか食べていませんでしたが、とっても元気でした。これは、誰もが、「あぁ、そうね」と納得することでしょう。『残飯』というととても聞こえが悪いかもしれませんが、この中には、野菜も肉も魚も海藻類も、多種多様のものが、たくさーん入っていて、体にとっては、とってもナチュラルでよかったのです。

手作り食にしてみよう!
病院でも診察することの多いアレルギー疾患のペット飼い主さんにおすすめするのは、もちろん『手作り食』です。できあいのものに頼らず、飼い主自らが愛するペットのために台所に立つ!これって、当たりまえのことじゃないですか?
頭を真っ白にして考えてみてください。『すくって終わり』の5秒で準備ができる食事(ペットフード)と「じっくりことこと」の30分かかる愛情たっぷりの食事(手作り食)では、どちらが体にいいか?腐らない、カビはえない、色もかわらない、ゴキブリもよってこない、こんなフードよりも、3時間も放置すれば、異臭がただよい、色も劣化して、そのうちハエが寄ってくる、そんな"生きた"食事のほうが、体にはいいと思いませんか?体が求めているのは、きっと後者のほうだと思います。
手作り食を作る上で、作り方は「こうしないといけない!」というものはないですが、基本はあったかく、水分たっぷりで、消化がいいように十分火を通すことです。使う食材は、その子にとってアレルゲンとなるものがあれば抜いてください。例えば、以前、食べたことのある物の中で、アレルギー反応を起こした体験がある食材や、アレルギー検査で「陽性」「強陽性」と判定された食材はあえて使わないほうがいいですね。食材の種類としては、少量を多種類用意するのがポイントです。アレルギー反応が起きるリスクをできるだけ低くするために、わたしはいつもこの方法をとっています。
また、肉類にはアレルギーが起こりにくいとされるものを選んだり、今まで口にしたことのないようなたんぱく源をチョイスするといいですよ。
消化酵素や必須脂肪酸、ビタミン・ミネラルなどの各種栄養剤、サプリメントもそのペットの体質にあったもので積極的に取り入れていくことをおすすめします。アレルギー体質のペットたちは特に、手作り食オンリーでは治ることが少ないので、その子に足りない栄養素、必要な栄養素をサプリメントから補ってあげることが重要なポイントです。
そして、現にこうした治療方法をとることで、多くのペット達の皮膚疾患が治っているのは事実です。薬だけに頼らず、食を変えて体質改善するだけで、もののみごとにアレルギー疾患を克服するペット達を目の前にしていると、「たったこれだけのことで治るんだぁ」と、いつも感心させられます。それは、生き物の生命力の強さを感じるとともに「食」というものがいかに大切なものを痛感させられる時でもあります。
「長い間、アレルギーの治療を試みているけどいっこうによくならない」「苦しむこの子をどうにかしてあげたい」そう悩む飼い主さん方々がいらっしゃいましたら、ぜひとも一度お考えください。
「食」って、ほんとうに大事です。

※この転載記事について詳しく知りたい方はコメントください。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
勉強になりました (ウィル)
2009-12-03 14:30:00
今まさに ドッグフードについて考え 色々な情報を取り入れている最中ですので とてもとても勉強になりました。本当にできるだけ健康で長生きしてもらえるように 自分にできることは実践していこうと思います。
ありがとうございました!
返信する
ウィルさんへ (ギズモパパ)
2009-12-04 00:34:06
この記事を読んでいただき、ありがとうございます。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
返信する
Unknown (fuu)
2010-01-11 09:17:49
ありがとうございます^^
色々調べていたので”食”については
考えていました~
我が家はおやつなどをあげる事も
ほとんどないので環境以外だとドッグフードしか
ないわけで、、
あと数日でアレルギー検査の結果がくると思いますので、参考にしながら”食”に取り組んでいきたいと思います^^
ありがとうございました♪
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