ードリームガールズー
2006年 アメリカ ビル・コンドン監督 ジェイミー・フォックス 、ビヨンセ・ノウルズ 、エディ・マーフィ 、ジェニファー・ハドソン 、アニカ・ノニ・ローズ 、ダニー・グローヴァー 、キース・ロビンソン 、シャロン・リール 、ヒントン・バトル 、ジョン・リスゴー 、ロバート・チッチーニ
【解説】
トニー賞で6部門を受賞した伝説のブロードウェイミュージカルを映画化した極上のエンターテインメント作。コーラスガールの女性3人組が歩んだ成功と挫折の物語を、数々の名曲に載せて描き出す。『シカゴ』で脚本を担当したビル・コンドンが監督と脚本を担当し、コーラスガール役にはグラミー賞受賞者のビヨンセ・ノウルズがふんする。共演者にはジェイミー・フォックスやエディ・マーフィなどの人気と実力を兼ね備えたスターが顔をそろえる。ビヨンセ率いるコーラスガールたちが披露する歌声と魅惑的なパフォーマンスは圧巻。
【あらすじ】
エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の3人組は、コーラスグループ“ドリーメッツ”を結成し、成功を夢見てニューヨークへ旅立った。やり手マネージャーのカーティス(ジェイミー・フォックス)に見出され、大スターのジェームズ・“サンダー”・アーリー(エディ・マーフィ)のバックコーラスとしてデビューするが……。 (シネマトゥデイ)
【感想】
世間でも大評判。
今朝も「とくダネ」でおすぎさんが大絶賛していました。
東京での最後の日、何を見ようかと考えて、日劇の大スクリーンでこの作品を見ることにしました。
大成功、大満足。
新幹線の中でパンフレットを読んでいると、頭の中では「ワンナイトオンリー」が鳴りっぱなし。
実にいい気分でした。
ミュージカルは大好きですが、映画ではなかなかこれと言った作品に出会えませんでした。
ミュージカルって、舞台表現にあっている手法かなあ、と思いかけていたところ、いえいえ、ここにありました、本物の映画のミュージカル。
ミュージカルはセリフが歌になるところで、わざとらしかったり、違和感があったり、退屈だったりするんですね。
でも、この作品は違いました。
セリフではいえないこと、態度でも表現できない心情を歌で表現するということで、とても成功したと思います。
そこは、出演者の実力によるところが大きいのでしょう。
心の底から歌い上げる実力。
まず、エティ・マーフィ。
彼はいままでの映画のイメージが強すぎるので、助演であるこの作品ではどうなの、と心配でした。
でも、そんな心配はご無用でした。
演技はうまいし、歌もパフォーマンスもすごい。
落ち目の歌手の哀愁も十分伝わってきました。
歌ったり、パフォーマンスをすることを控えて、裏方に徹したジェイミー・フォックス。
唯一の悪役を、地味だけど存在感溢れる演技で、この映画の要の役所でした。
そして、ビヨンセ・ノウルズ。
前半はエフィーの陰に隠れて地味に、けれども、後半は素晴らしい歌声とパフォーマンス、それ以上に美しさで観客を魅了します。
それはそれは、うっとりするほど。
プロポーションもパーフェクト。
役作りのために10キロやせたとか。
衣装も素晴らしい。
だけど、みんなが言っていることですが、エフィー役のジェニファー・ハドソンがすごい!!
彼女が歌うたびに鳥肌が立ちます。
この人が新人?
ウソでしょう!
なんという層の厚さ。
こういう人が埋もれているとは。
菊池凛子さんには悪いけど、アカデミー賞も彼女が持って行くんじゃないかしら。
「バベル」みてないのにこんなことを言うのもなんだけど…。
この作品はシュープリームスとダイアナ・ロスがモデルと言われています。
ダイアナ・ロス
自動車産業の町、デトロイトで花開いたモータウンミュージック。
カーティス(ジェイミー・フォックス)は野心を持っていました。
黒人の音楽を白人の市場で成功させ、巨万の富を手に入れること。
そのためには手段を選ばないと決心します。
終始冷徹に事を運び、野望を達成するのですが、その裏で見捨てられ、傷つき、自分を見失って行く人たちの物語です。
カーティスは言います。
「メッセージはいらない、人々は踊れる曲を求めているんだ、リズムだけでいい」と。
R&Bからディスコミュージックへと大衆の好みが移行して行く様子がよくわかりました。
あのころは、そうでしたよね。
でも、人は心からの歌を歌いたいものだし、聞きたいものです。
苦悩の中で歌われる歌は、本当に素晴らしかった。
ジェニフアーばかりを誉めるけど、ビヨンセの「Listen」も聞かせてくれますよ。
監督のビル・コンドンは白人なのですね。
ふーん。
私は「シカゴ」より数倍気に入りました。
さっそく、サウンドトラックCDを注文しました。
今日にでも届きそうです。
まず、映画館で映画を見てほしい。
これは、スクリーンで見なくちゃ!!
2006年 アメリカ ビル・コンドン監督 ジェイミー・フォックス 、ビヨンセ・ノウルズ 、エディ・マーフィ 、ジェニファー・ハドソン 、アニカ・ノニ・ローズ 、ダニー・グローヴァー 、キース・ロビンソン 、シャロン・リール 、ヒントン・バトル 、ジョン・リスゴー 、ロバート・チッチーニ
【解説】
トニー賞で6部門を受賞した伝説のブロードウェイミュージカルを映画化した極上のエンターテインメント作。コーラスガールの女性3人組が歩んだ成功と挫折の物語を、数々の名曲に載せて描き出す。『シカゴ』で脚本を担当したビル・コンドンが監督と脚本を担当し、コーラスガール役にはグラミー賞受賞者のビヨンセ・ノウルズがふんする。共演者にはジェイミー・フォックスやエディ・マーフィなどの人気と実力を兼ね備えたスターが顔をそろえる。ビヨンセ率いるコーラスガールたちが披露する歌声と魅惑的なパフォーマンスは圧巻。
【あらすじ】
エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の3人組は、コーラスグループ“ドリーメッツ”を結成し、成功を夢見てニューヨークへ旅立った。やり手マネージャーのカーティス(ジェイミー・フォックス)に見出され、大スターのジェームズ・“サンダー”・アーリー(エディ・マーフィ)のバックコーラスとしてデビューするが……。 (シネマトゥデイ)
【感想】
世間でも大評判。
今朝も「とくダネ」でおすぎさんが大絶賛していました。
東京での最後の日、何を見ようかと考えて、日劇の大スクリーンでこの作品を見ることにしました。
大成功、大満足。
新幹線の中でパンフレットを読んでいると、頭の中では「ワンナイトオンリー」が鳴りっぱなし。
実にいい気分でした。
ミュージカルは大好きですが、映画ではなかなかこれと言った作品に出会えませんでした。
ミュージカルって、舞台表現にあっている手法かなあ、と思いかけていたところ、いえいえ、ここにありました、本物の映画のミュージカル。
ミュージカルはセリフが歌になるところで、わざとらしかったり、違和感があったり、退屈だったりするんですね。
でも、この作品は違いました。
セリフではいえないこと、態度でも表現できない心情を歌で表現するということで、とても成功したと思います。
そこは、出演者の実力によるところが大きいのでしょう。
心の底から歌い上げる実力。
まず、エティ・マーフィ。
彼はいままでの映画のイメージが強すぎるので、助演であるこの作品ではどうなの、と心配でした。
でも、そんな心配はご無用でした。
演技はうまいし、歌もパフォーマンスもすごい。
落ち目の歌手の哀愁も十分伝わってきました。
歌ったり、パフォーマンスをすることを控えて、裏方に徹したジェイミー・フォックス。
唯一の悪役を、地味だけど存在感溢れる演技で、この映画の要の役所でした。
そして、ビヨンセ・ノウルズ。
前半はエフィーの陰に隠れて地味に、けれども、後半は素晴らしい歌声とパフォーマンス、それ以上に美しさで観客を魅了します。
それはそれは、うっとりするほど。
プロポーションもパーフェクト。
役作りのために10キロやせたとか。
衣装も素晴らしい。
だけど、みんなが言っていることですが、エフィー役のジェニファー・ハドソンがすごい!!
彼女が歌うたびに鳥肌が立ちます。
この人が新人?
ウソでしょう!
なんという層の厚さ。
こういう人が埋もれているとは。
菊池凛子さんには悪いけど、アカデミー賞も彼女が持って行くんじゃないかしら。
「バベル」みてないのにこんなことを言うのもなんだけど…。
この作品はシュープリームスとダイアナ・ロスがモデルと言われています。
ダイアナ・ロス
自動車産業の町、デトロイトで花開いたモータウンミュージック。
カーティス(ジェイミー・フォックス)は野心を持っていました。
黒人の音楽を白人の市場で成功させ、巨万の富を手に入れること。
そのためには手段を選ばないと決心します。
終始冷徹に事を運び、野望を達成するのですが、その裏で見捨てられ、傷つき、自分を見失って行く人たちの物語です。
カーティスは言います。
「メッセージはいらない、人々は踊れる曲を求めているんだ、リズムだけでいい」と。
R&Bからディスコミュージックへと大衆の好みが移行して行く様子がよくわかりました。
あのころは、そうでしたよね。
でも、人は心からの歌を歌いたいものだし、聞きたいものです。
苦悩の中で歌われる歌は、本当に素晴らしかった。
ジェニフアーばかりを誉めるけど、ビヨンセの「Listen」も聞かせてくれますよ。
監督のビル・コンドンは白人なのですね。
ふーん。
私は「シカゴ」より数倍気に入りました。
さっそく、サウンドトラックCDを注文しました。
今日にでも届きそうです。
まず、映画館で映画を見てほしい。
これは、スクリーンで見なくちゃ!!
最近ミュージカル映画が増えてきたけど、やっぱり映画館で見ないと音が全然違いますよね~
エディ、さすがに芸達者、なんでもできちゃうのよね。
ジェイミーは今回は歌は控えめでしたね~
ビヨンセ、初めのダサダサの容姿が段々きれいになっていくのが面白かったわ。
でもやっぱり、ジェニファー・ハドソン!
あの力強い声は、「アメリカンアイドル」で優勝できなかったのが不思議なくらい。
顔も結構可愛いし、これからの活躍が楽しみですね。
また、みんなが盛り上げていたよね。
「アメリカンアイドル」だからだめだったんでしょうね。
彼女はアイドルを通り越しているもの。
登場シーンのふてぶてしさ。
いいよね。
サントラ、しばらくはなせそうにありません。
菊池さんは残念でした。
まだ、観てないけど、観る予定にしています。
昨日、ボビーを観ましたが、とてもよかったですよ!
見て良かった!!あのパフォーマンス!!
ジェニフアーとビヨンセがお互いの持ち歌をパートを分けて歌っていましたね。
それで…キムタクのコメントじゃないけど、賞はなしなの?
ゴアさんはもう良かったんじゃないのかなあ。
十分目立ったし、メッセージも伝わったし。
あと、あれだけ「デパーテッド」が監督賞、作品賞を獲って、レオ君が獲れなかったのも残念でした。
でも、リメイク作品に作品賞がいくかあ、という気もして、すこしがっかりです。
「ボビー」今週行ってきます。
楽しみです。
オール黒人のソウルフルなミュージカル映画。
ここ数年では一番ですね!
ジェニファーの歌で今年映画鑑賞初泣きです(笑)
『シカゴ』であれだけ賞がとれたのに、本作があれだけだったのは不思議。
『硫黄島~』もひっかからず、マーティン・スコセッシ監督があの作品で受賞してしまったというのも、アカデミー賞はやはりアメリカという国の映画祭だなとヒシヒシ感じました。
実は、私明日『ボビー』なんですけど・・・またニアミスかしら(笑)
スコセッシはイタリア系だよね。
うーん。
いろいろ政治が絡んでいるのかな?
今回、ゴアさん色も強かったよね。
ボビー、私は結構遅い回なので、一緒じゃないと思うわ。
先に、「Gガール」見ようと思うの。
みなさんが、言ってる通り迫力があって良かったです
エフィー役のジェニファー・ハドソン6オクターブも出るんですねー
『別れたくない、捨てないで~』と悲しい女心をソロで歌うシーンは、身に詰まされました/face_naki/}
でも、最後にカーティス(ジェイミー・フォックス)が、自分の娘だと気付いてくれた良かったです
そうそう、「AND I'M TELLING YOU I'M NOT GOING」!!
歌じゃないと表現できない、切ない思いでしたね。
ビヨンセの「LISTN」も、思いがこもっていましたね。
しばらく、感動が続くよね。
ビヨンセがすっごく美しかったですね!
10キロの減量ですか・・・。すごい。
映画冒頭の若い頃はふっくらしていて、だんだん細面の
女らしく変貌していく過程は、年を取っていく様子も自然に見せていましたね。
ショービジネス界の映画を見ると、さすがハリウッド!と感心します。
黒人問題とか当時の社会を思うと、とても深い映画ですね。