マイ☆ボス マイ☆ヒーロー 第9話

ラス前の伏線の張り方はIｔ's OK!!ってところで 合格でした！

さすが大森脚本、最後まで引っ張っていく力はダントツです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

初詣。絵馬を書くマッキーは3枚も！！

組のこと、クラスのこと。

マッキーは周りを考える余裕ができました。

学校生活で培ったものをこうして足跡にして残しています。

その帰りに、階段でこけそうな南担任を助けてしまいました。

顔を見られたのが気にかかります。

さてこんなところに・・・

今まで平和に過ぎてきたのが不思議なくらいだったのですね。

組長への襲撃！！

そう、マッキーの住む世界はそれこそ生き馬の目をくりぬいてキリで突くぐらいのこと

は、やりそうな組同士の熾烈な世界だったのです。

幸せに学園生活を送っていたものだからこれが普通だと錯覚していました。

3代目を廻りマッキーとミッキーは対立。

それはミッキーのマッキーへ対する宣戦布告でした。

幸い組長は大したこともなく現れますが、いかんせん今の状態では他の組にとって

与し易い相手に映ることに違いありません。

これにより組長は苦渋の決断を打ち出しました。

　　90秒以上モノを考えられない真喜男

　　90秒以上運動ができない美喜男

だから平等に第三者に判断してもらう。

それは2/14の選挙だ！

学校は受験体制。受験票の893に反応して悲鳴をあげるクラスメート。

こんなところに担任が呼び出します。・・ばれたか？？

それは卒業試験でした。

あまりのひどい成績に卒業が難しいと言われてしまいます。

2/14に試験を受け皆と卒業しよう！

クラスに戻ると2/14はバレンタインだと星野が言い出します。

チョコレートの数でミスターA組を決定する。

今は受験、それどころではないのに。

わかった、それに乗ろう！！

マッキーは2/14の決戦に３つもの戦いを挑む事になりました。

 

ミッキーのアピールビデオ。

IQ180　明応大学大学院経済学　趣味はバイオリン　株取引

猫を抱き上げるミッキーのバックには

　「やくざ界の新しい未来が透けて見える！」

とナレーションが入ります・・・すごっ

対するマッキーのビデオは高校生活を映したもの。

こきたんったらいつの間に撮ってたのよ

しかし・・・内容は

アグネス体操、組長、体育祭、試験は鉛筆ころがし・・・最後の友情インタ・・・

こんなところでした。う～ん・・組という特殊な世界の人に学校生活をね・・・

案の定、これはいまひとつの評判なようです。

支持率は16％68％・・ミッキーが圧勝です。これはまずい！！

明応大学の入試に激励に行くマッキーは、ミッキーと遭遇します。

そうだった・・ここの大学院だったのよね。

子供のころから母はマッキーにかかりきりだったために寂しかったというミッキー。

おもちゃでもクワガタでもすべてとっていったマッキー。

イチゴ消しゴムは食べてしまったらしい（爆笑！！！消しゴムを食べるか？？）

そして今は、組だけでなく学校の人気者でもあろうとする・・兄さんは欲張り。

一つぐらい自分にくれてもいいだろ？

だから組を自分にゆずれと言います。

もしもかたぎになればこの仲間たちと一緒にいられるんだよ・・。

ミッキーの言葉はマッキーの心に入り込み大きな誘惑となっています。

もしも、かたぎになればひかりと一緒にすごせる。

しかしもう一人のマッキーが打ち消します

　　オレの正体はやくざなんだぞ。誰がマッキーだ！！

　　オレは正体も年齢も何もかもあいつ等を騙してきたんだ。

　　あと一ヶ月で嫌われ者の恐ろしいやくざに戻るんだ。

おれはボスになれりゃいいんだ。誰かのヒーローなんかじゃね・・

でもよ・・おれはぜってぇ忘れねえぞ

この先、どんな人間になっても俺はこの高校生活をぜってぇー忘れねえ～。

いつのまにかこきたん＠和弥が見ています。心と対話しているというもたい先生。

切ないマッキーの対話を見ているこきたんも切ない「あにき・・・」

クラスで勉強し、受験の合格を喜び・・そんな生活を

みんなと一緒に忘れられない思い出を作ろう。

たとえもう会えなくなってとしても一生胸に刻めるように。

決戦の2/14。

まず卒業試験・・職員達の見守る中。

はにゃ？問題がちょっとわかる！すごいわ～～！！

分数があったから・・小学生レベルなのかしら？

でも、何でもいいぞ、マッキー！！！！！

おお、結果は軒並み30点を超え、数学は42点、日本史は40点。。ブラボー

南校長曰く、「来月、皆と卒業です」・・感涙

教室に戻ってみるとひかりからのチョコレートがありました。感激・・

次の試練は選挙に向けたスピーチです。

ミッキーは相変わらずスマートに決めていました。

いよいよマッキーの出番。

カズがスピーチ原稿だと差し出します。

　「黒井、かずを高校に通わせてくれ。今度はちゃんと生徒としてな。

　学校ってのはな、ちゃんと通えばキラキラしたもんがみつかるもんだよ」

和弥も感激でした。

　「3年A組のマッキーは消えてしまうけれど、あいつらの胸の心の中に

　永遠に残ると思います、絶対にきっと！」

いよいよ壇上へとのぼります。厳かに原稿を開き・・・

　　マズ第一に卵をボールにいれ、かき混ぜます。

　　ここでポイント、すげぇよく混ぜる事！

　　混ぜれば混ぜるほど出来上がりのマイルドさがアップする・・・

人差し指を一本ピンとたてて、一見熱弁なんですが・・

いかんせん、これはプリンのレシピでした（爆笑）・・・ボーゼンの聴衆・・・

 

ようやく気付いたマッキーは原稿を放り投げ、覚悟を決めて話し出します。

　　オレは生まれてこの方この組一本で生きてきた。この組しか知らねえ。

こんなおれが、学校に通うなんて面倒くさかった。しかし、バスケも分数もABCも

意外と面白かった。学校なんてクソだと思っていたのに、今は、クラスの仲間が

愛おしくてたまんねえ。愛だの恋だので胸いっぱいになってるオレは

今、すげえ強いんだ。親父、学校に通わせてくれてありがとうな。

あれは跡目ひきつぐために来月卒業する、マジぜってえ後悔させねえ。　

　　皆、オレに付いてきてくれ！

満場の拍手が大きく響きます。黒井たちの喜びの顔。

組長の満足そうな顔。

手ごたえがありました。

結果。マッキーは3387票。ミッキーは3378票。9表差でマッキーに決定。

兄弟はがっちり握手。

組長は、三代目の継承式を一月後に行うと宣言しました。

敵対する組はマッキーよりもミッキーの方がつぶしやすかったと残念そう。

今のうちに、手を打つか・・

さて3番目の試練。

クラスではチョコレートの報告があります。

皆、母と姉というように家族なんですね。

マッキーはひかりからの1個。

今までクラブでもらった何百個のチョコよりも金粉でできた20万のチョコよりも

好きな人からもらったという点で何倍もの価値があると言います。

うっそ～・・そんなチョコもらえるのか？？マッキー高校で言うことじゃねえ・・

そんななかでキモロン毛が4個もらったということで一番。

誰もが納得できないのになぜか彼がミスターA組！！（笑）

そしてひかりとてごちん・・ひかりもてごちんも青春なんですね。

錯綜する恋模様です・・人生ってこういうもんだと・・泣くなてごちん！

保健室では、もたい先生とマッキーパパが昔話に興じています。

もたい先生の昔の恋人がマッキーパパ。

ウフフ・・二人は今でもお互いを可憐だ・・変わらないと・・・

わかるわぁ・・高校時代の恋って絶対に特別なのよね・・

そして話は核心に触れていきます。

マッキーは卒業すれば関東鋭牙会のボスになる・・

立ち聞きしていた南担任はショックで書類を落としてしまいます。

あと一週間で卒業。

制服や写真を見てしみじみするマッキー。

担任の顔をみて交換日記を思い出しました。

もしよかったら卒業までに・・と南担任に渡すのですが・・あなたって・・

冷たい顔の担任です。

何かを察したマッキーですがそのままホームルームに突入。

HRの時間・・ふと勘が知らせます。

「ふせろ～！」

マッキーが叫びました。

全員が椅子や机に隠れますが、いきなり窓が割れ、緊迫の空気が入ります。

敵対する組が、マッキーをつぶしにきました。

　・・絶体絶命！

　　　　　　　　　　　　　　　

 小人がマッキーの脳みそのなかで引き出しをあけたり閉めたりしているのは

マッキーの知識欲の向上でしたか。

ちょっと前に小人が心臓を叩いていたのがマッキーの恋でした。

小人が何人も出入りするのがマッキーの特徴ですねぇ

今週は2/14に3つの試練。試験と選挙はクリアしました。

だれかがお膳立てしてくれたものよりも自分の素で勝負するという気概が

逆に共感を呼んだのですね。組長に「高校に行かせてくれてありがとう」というシーン

には感動でした。危うく、父親の代わりに泣くところでしたわ。

チョコレートの価値。どんな高価なものよりも好きな人から貰ったものが一番。

これ、真理ですよね。

今週は二人のマッキーが対話するという試みをだしてくれました。

いつもならもたい先生が質問に答えるものを、今週はマッキーが一人で

自分の心を掘り下げ、自分で答えをだしています。

このように、マッキーはここで学力だけではない精神的な成長も遂げました。

次週は90分だそうです。

涙のラストでしょうね。

楽しみです