珈琲ひらり

熱い珈琲、もしくは冷珈なんかを飲む片手間に読めるようなそんな文章をお楽しみください。

ちょっと悩んだ。

2007年01月02日 | 雑記


 病院の近くのコンビニで車椅子の人が居て、ああ、明らかに病院からここまで車椅子で来たのだ、というのがわかって、しかも片道で体力を使い果たしているのがまるわかりで、
 でも先日、病院の自販機で同じ様に車椅子の人で、苦労している方が居て、手伝いますよ、と勝手に助けて、でもちゃんとお礼を言ってくださったのですが、それなりの会社の地位に居る方が、若造に助けられるのはちょっとシャクだったかな? 哀しかったかな? というような感じが感じられて、ちょっと善意の押し付けだったな、と反省する事があったので、ちょっと声をかけるか悩んで、SOSを出されれば、私はデフォルトで、『ドリームノート』があれば広野健太のようにチェイングを合言葉に変身するヒーローの設定や、パワーガーダーやソーラーガーダーや、デルタエンドの必殺技やらを書くような子で、やっぱり『デスノート』があったら、キラのような事をするのですが(私はキラ肯定派)、
 どうしようかなー、と悩んでいたら目が合って、
 向こうからすみません、と言われたので、ああ、助けていいんだ、と想って、何か手伝える事ありますか? と訊いたら、すみませんが押してもらえませんでしょうか? と言われて、私も病院に見舞いに行くところですから構いませんよ、と言って、病院まで押したのですが、やっぱり、ちょっと、冒険心とリハビリをしたくって、外をうろちょろしてたら、力尽きたらしくって、病院に着くまで15分くらいだったかな? そういう話をして、歩いて、すごく丁寧にお礼を言われて、ちょっと、照れくさかったですね。

 でも、人に親切にするのは、本当に人間として当たり前なのですが、勇気が要りますよね。
 電車で席を譲ろうとして、老人の方に断られると、ちょっと恥ずかしいし、座りづらいですしね。(^ー^; だから本当に素直に座って欲しいけど、そういう方はやっぱり人としての矜持があるのでしょうね。


 だけど本当に想うんだけど、電車内のバカップルって、男でも、女のでも、目の前に老人や子どもが立ってて、自分たちが座ってるそこが優先席で、なのに座ってる自分はもちろんそうだけど、相手にも幻滅しないのですかね? や、類が類を呼んで、最低馬鹿が、最低馬鹿と付き合ってるだけで、こういう阿呆が性欲だけで避妊もしないで子どもを作って、離婚するから、母子家庭への援助廃止とか(私は援助廃止は絶対的に反対)、そういう話にも直結したり、こういうのが親だから苛めも無くならないのだし、あれなんだけど、本当に、そういうのが付き合ってる相手だと幻滅したり、そういう相手が相手だと言う事で、自分の価値も下がると想うんだけど?
 神田うのの結婚相手に、美川が百年早いとかいったそうだけど、あんな我が侭で、自己中心で、酷い女は逆に男の価値を落すと思うのですが?
 それに美川って、デヴィ未亡人(どうでもいいけど、この人の財産も、国のお金を盗んだものですよね? 返すべきだと想うんだけど。。。)と一緒に詐欺行為をしてたのでしょう? 本当に類は類を呼んでいるというか、あれで、だから本当にどうせ芸能人なんかこんなんばっかだから、有川先生の本は絶対にドラマ化して欲しくは無いです。何にもわかっていない脚本家に世界を壊されるのも嫌だし、芸能人が得意面して、演じるのもすっごく嫌。
 だから電車内で優先席に老人と子どもを目の前にして座ってるバカップルを見る私の目は本当に冷たかったのだと想います。
 電車から降りたバッカプルが思いっきり睨んでたし。
 でも本当に類は類を呼びますね。
 そしてそういう馬鹿に限って、茶髪で、ちゃらちゃらとした格好をしてるんですよね。
 フリーの男、女でも、どれだけ綺麗な顔をしてて、すらりとかしてて、小奇麗な格好だったりしても、同じ様に席に座ってて、老人や子どもを立たせていたら、それだけで阿呆で、本当に格好だけ、という事。

 本当に人に優しくする事も、助ける事も最低限の当たり前で、
 私は引き篭もりの人も、ニートの人も、テレビで偉そうに批判してるちゃらちゃらとした茶髪弁護士とは違って、批判するのは間違いだと思っています。
 人にはその人個人の環境、理由、そういうのがあって、それを理解もせずに、言葉も、心も聞かずに、ただ世間一般のイメージを押し付けて、攻撃するのは本当に間違いだと想います。
 このようになったのはバラエティーですね。
 人を馬鹿にして、ネタにしてじゃないと笑いを取れない三流以下のくだらない芸人のせいだとまず間違いなく断言できるのですが、
 本当に人には、人の理由、環境があって、



 そして、どんな人にも傷つく心がある、というのを忘れてはいけない。



 傷つけられて、もうどうしようもなくなって、苦しんでいるその人に、ちゃらちゃらとした茶髪弁護士や、三流芸人どもは、さらに傷つける行為をしてて、
 それは政治も一緒。
 まずやるべくは【共感】なのに!

 大学時代に、引き篭もりの子の家に何度も通って、それで熱心に話しかけて、何人も救って、さらにはその救った子が、同じ様に同じ様な子を助けている、というお話を、大学で、道徳教育の研究の講義で話してくださった先生が居て、
 私は本当に凄く感動して、そういう教師になりたかったんですよね。
 だから、今の生徒を苛める馬鹿教師とか、生徒をレイプする人間じゃない教師とか、そういうのが親が教師で、そういうコネで受かっただけの人間がすごく許せなくって、悔しくって、


 結局私が小説家になりたい、と想うのも、こういう理由があるのです。
 教師になって、やりたかった、がんばれ、っていう応援がしたいと。
 私はね、本当に引き篭もりの子やニートの子とか、ホームレスの方を攻撃する人間が許せないのです。
 批判する方の頭がおかしくって、心はどうしようもなくそちらの方が腐ってて、共感能力、イメージ力の無いそちらの方がどうしようもないと想う。


 そうなりたくって、なった人間が、本当にそこに居ると想いますか?


 共感能力、イメージ力、心の想像力を、失わないでください、とそう想います。


 うん。だから、私は、小説家になりたい。
 そういう事を訴えたいからね。


図書館戦争 読了

2007年01月02日 | 読書


 有川浩先生の「図書館戦争」読了です。^^
 あー、もう、めさめさ面白かったです!
 そして想ったのは、やっぱり出た順番通りに読んだ方がもっと面白かっただろうなー、という事。くそぉー。
 2月に出る3巻が楽しみです。
 本当に有川先生は凄いです!
 上遠野先生は目標で、憧れで、本当になりたい作家のお手本なのですが、有川先生の世界も本当に凄くって、納得できて、心地良くって素敵です。
 最近女性の作家さんが書く漫画も小説もこう、恋愛至上主義な感じがうざくって、気持ち悪くって、あれなんですけど、有川先生の書く物語の恋愛は本当に女の理想が無くって、リアルで、そういう感じが好き。
 ここら辺は作家志望には致命的な感じなのですが、どうもおまえの頭の中は恋愛だけか? っていうかんじの恋愛馬鹿が鼻につくようになって、だから最近は本当にその手のドラマも本も嫌いなのですが、笠原郁の感情は心地良いです。
 『レインツリーの国』は思いっきり恋愛小説だったけど、やっぱり書かれる世界、登場人物たちの感情も心地良かったですし。
 うん、だから本当に読んでて楽しかったですね。
 大好きです。有川先生の書く世界は。
 本当に目指す憧れの背中が増えた事が素直に嬉しくって、よーし、私もやるぞ、という気分でいっぱいです。
 今度の小説は完全にプロットは完成していて、内容は、SF推理小説で、ファンタジー要素もあって、バトルもあって、恋愛もあって、謎解きと時空系列と、ヒロインの女の子と幽霊との感情の絡み合いも、よし! と自信がもてる感じで、ちょっと、電撃大賞でもいけるような感じで、とにかく今ちょっとテンション高いです。(笑い
 正月が終わって、ちょっと生活が落ち着くまで小説には集中できないのですが、でも何とか電撃か、ファミ通に間に合わせたいです。
 っていうか、これは一気に書き上げられる感じです。
 がんばるぞー、って感じですね。
 SF推理小説ではあっても、最近はどうにもご都合主義の感じが嫌なので、やはり過酷です。ハードです。ヒロインにはやはり茨の道を歩んでもらいます。でも、それだけSF要素を含んだ世界設定はすごくって、わくわくなのです。自画自賛です!

 そんなこんなで、こういう気分になっているのも、そうなりたい作家さんがまた出てきてくださって、嬉しいからだったりします。
 ファイトおー、なのです!
 うん。