珈琲ひらり

熱い珈琲、もしくは冷珈なんかを飲む片手間に読めるようなそんな文章をお楽しみください。

自分の小説。

2007年01月30日 | 雑記


 それで自分の小説はというと、良い感じです。
 前にここに乗せた感じとは、ちょっと違う感じにプロットをまた練り直して、完了で、これはもうプロットは完成形になったので、あとは書き進めるだけです。
 ふぁいとおー、なのです。

赤朽葉家の伝説の伝説 読了

2007年01月28日 | 読書


 『赤朽葉家の伝説』
 桜庭一樹 著


 ネタバレ~~~



 下にも書きましたがすっごく面白かったです。
 物語は、物語の語り部を務める赤朽葉瞳子の祖母 万葉(第一部)、母 毛毬(第二部)、瞳子(第三部)で構成されていて、
 万葉の物語は本当にもう今は失われた昔の風景が繊細に、精緻に描写されていて、その時代の男と女の生き方がこの時代を生きる私にとってはすごく眩しく思えて、同時に羨ましく思えました。
 出てくる職工の穂積豊寿が本当に職人気質でカッコよくって、こう、男とはこうあるべき、って、もう本当に男が惚れるような人情と義理と男気に溢れる人で、本当に良くって、万葉と豊寿は読者から見てもお互いに恋しあっているのだけど、万葉はもはや人妻で、二人とも不倫などできる人では無いので、その想いをそっと胸に仕舞って、二人生きている姿がちょっと切なかったです。
 万葉は千里眼の力を持っていて、それは万葉を村の人たちに赤朽葉の千厘眼奥様と怖れ敬わせますが、しかしどうしようもなく彼女を不幸にします。
 長男の泪を産む時に、彼女はその千厘眼の力で彼の生涯を見てしまうのです。
 泪は同性愛者である事、母親の自分をとても慕ってくれる事、そして若くして死んでしまう事を。
 万葉の千厘眼の力は確かに義父の幽霊と会い、オイルショックの事を知らされ、その事を義父に言われたとおりに夫の曜司に伝え、それによって赤朽葉家は救われるのですが、彼女は独り、息子の若い死、旦那の死、自分の死、そういうモノを見てしまい、それに苦しみ続けるのですね。
 そして第三部で明かされる最大の悲劇もあるのです。
 曜司も曜司で、浮気をして、妾腹の子どもを万葉に育てさせたりして、ちょっとあーぁ、っていう部分は有りますが、私は好きですね。
 万葉の結婚はそこに彼女の意志は無い、ただただ赤朽葉という家だけを守るべきものでありましたが、彼女は確かに豊寿と曜司の二人の男に愛されていたのです。


 そして第二部 毛毬。
 万葉の子どもは全てタツが名づけたのですが、長男 泪は千厘眼で彼の人生を知ってしまった万葉が泣いていたから、泪。
 長女 毛毬は毛深くって、生れ落ちた時に毬のように弾んだりしたから、毛毬。
 次女 鞄は、夫婦が温泉に行っているときに生まれて、曜司が慌てふためいて、生まれた娘を鞄に入れて帰ってきたから、鞄。
 次男 孤独は、この子はこういう運命だから、と。名前が運命を変えるのではなく、運命がその名前を呼ぶのだ、という言葉には私もちょっと納得しました。
 ちなみに毛毬の娘 瞳子も実はタツが付けた名前があって、それが自由。瞳子がこれに対して不服な感じが凄く面白かったです。

 毛毬は丙午の生れで、その丙午の女らしい人生を歩みます。
 万葉の人生はただただ、昔の女の生き方で、それがすごくしっとりとしていながらも、だけどだからこその女の強さを感じたのですが、
 毛毬には毛毬の強さがあって、凄かったです。
 彼女はレディースで、めさめさ不良で、悪食(男の顔の趣味が悪い)で、しかし死人との戦いに関しては分が悪くって、って、
 曜司の妾腹 百夜(万葉から曜司を寝取った100の夜で身篭ったという皮肉な名前)という妹に毛毬は男をいつも寝取られていて、
 でも、百夜は毛毬に憧れていて、
 だけど毛毬には何故か百夜が見えなくって(本人談)、
 そういう関係の姉妹の生き様が描かれているんですね。
 毛毬はレディースで喧嘩をしたり、バイクを走らせたりして、男と付き合って、
 百夜は毛毬に憧れて、憧れるから毛毬の男を寝取って、って。


 そして毛毬は自分のチームのマスコット的だった穂積蝶子(彼女はチョーコと呼ばれていて、瞳子は、自分の名前がタツの自由ではなく、チョーコへの母の想いで、トーコ、瞳子と名づけられたのだ、って、そういう感じで拗ねてたりしたのですね。彼女は本文中でも母への恨み言を言っているシーンがあります。)が、知能犯として自身が通う進学校の女子たちのストレスにつけこみ、操り、売春をさせて、その罪で逮捕されて、少年院で死んでしまい、
 それを悲しみ、それによって自分の青春は終わった、と知り、
 中国地方のトップとなると共に自身のチーム 製鉄天使のヘッドの座を譲り、不良引退して(この際の赤朽葉家の風景はとても笑えました。^^)、
 そして抜け殻になったような彼女はしかし、引退したその一年後、漫画家になるのです。
 漫画家になる切欠は仲の良い弟の孤独が愛読する少女漫画を彼女も一緒になって読んでいて、読者の投稿コーナーがある事を知った彼女は一年間投稿を続けて、蘇峰という編集者に見出されて漫画家となったのです。
 彼女が蘇峰のアドバイスを受けて描いたのは、自身の青春でした。少女漫画の週刊誌で『あいあん天使!』を描き、トップの少女漫画家となったのです。
 矢沢あい先生と『マリンブルーの風に抱かれて』をちょっと読んでるときに連想しました。ちなみに矢沢先生は『うすべにの嵐』が一番好きですね。『NANA』はちょっとあばずれで、嫌。
 ですが、ちょうどこの頃に万葉が千里眼で見た通りに息子の泪が死に、
 曜司は万葉を問いただして、泪が死ぬ事も知っていて、また自分もそうは遠くない未来に死ぬ事を万葉から聞きだし、故に赤朽葉の家を守るために毛毬に婿を取らせます。そしてその婿も百夜に寝取られた。
 しかしこれまでどれだけ百夜に男を寝取られても百夜という女を視認できなかった毛毬はそれを無視していますが、不倫した男を寝取られた時にキレて、
 怒り狂った毛毬に追いかけられた百夜は、自殺します。
 そして売れっ子作家の毛毬もまた、『あいあん天使!』最終話を娘の瞳子と完成させたその夜に、瞳子に「チョーコがきたから、わたし、もう行くヨ?」と、言って、そしてそのまま過労死してしまいます。



 第三部 瞳子の話は、もう冒頭部分で万葉が殺したの、と、瞳子に言ったのは、その部分までに読者に知らされていた言葉の欠片から、豊寿の事であると、簡単に推理できたので、ちょっとだけ読むのが退屈なのでしたが、しかし途中でひょっとしたら毛毬が生きている可能性が示唆されて、おぉー、これは入れ替わりトリックで、万葉は娘の毛毬を愛し、憐れむばかりに彼女の存在を殺した、という意味で言ったのかな? と思ったのですが、やっぱり豊司の事で、万葉が彼に恋をするが故に、彼女は豊司に文字が読めない事を言えず、ずっと自分が遥か遠く昔に千里眼で見た豊司の姿の真の意味を悟り、嘆き苦しんでいて、それで死ぬ寸前に万葉は瞳子に懺悔するように、人を殺した、と言ったのです。
 すごく万葉と豊司の好きあっていながらも、その恋する想いを胸に隠しながら二人生きた時間を思って、切なかったです。
「受け止めて」「おう」、と木から飛び降りる万葉を、豊司が受け止めるシーンは本当に切なくって、素敵だったです。


 でも全体を通して、やっぱりこれは万葉と豊司の二人の恋物語を書いた物語だなー、と思いました。



 思いっきりネタばらしちゃってますが、それでも面白いと思うので、機会があったら読んで下さいませませ。^^



 でも人間を描くとはこういう事で、なんだろう、私が描きたいのはこっちの方にあるのでは、と、ちょっと頭の中でプロットを描いたりしています。
 今書いているのをファミ通に送ったら、書いて、新潮社とかに送ってみようかなー、とか、なんとか。

 



赤朽葉家の伝説の伝説 読書中

2007年01月27日 | 読書


 第一部を読み終えたのですが、すごく面白いです。
 こう、映像が見えるような感じだし、何よりも主人公の万葉やその他の人々全員がすごく魅力的で、感情移入できて、読んでて楽しかった。
 職工さんが何と言ってもカッコいいですしね。
 第二部が楽しみっスー♪(そういえば原作とアニメはまったく設定が違っていましたよね。)

プロフェッショナル

2007年01月26日 | 雑記


 ようやっと今、浦沢直樹先生の回を見ているのですが、すごい生き様がカッコいいですね!
 もう本当にモンスターはすごくって、ヤワラは凄くって、よく谷良子をヤワラちゃんと呼ぶな! おまえも意識したような髪型をするな! と、テレビなんかで突っ込んでいたものですが。でもあれは本当に罪だと思う。
 柔道漫画はYAWARA!と帯をギュっとね!が本当に最高で、大好きで、夢中になって読んでましたね。^^
 うわぁー、モンスターが読みたくなってきました。

赤朽葉家の伝説

2007年01月26日 | 読書


 「赤朽葉家の伝説」
  桜庭一樹 著


 を借りてきました。
 ふぃー、もうちょい図書館でうろちょろしてたら、雨に降られているところでした。あむないあむない。
 ちょい頭が痛いので危ない、危ないです。(おかしい。馬鹿なのに風邪をひいた。/(>_<)\)


 読むのが楽しみです。^^
 しかもケチな人間には嬉しい二段ですぞ。(笑い


長野の事件

2007年01月25日 | 雑記


 それはそうと、あの長野のカップル焼死事件は、彼女のファンだった男の子には本当にショックで、その事件でさらに彼女の友達も辞めてしまって(でもある意味、辞めてくれた事は、それはそれで彼女のために良い事ですが。)、色々とあった事件で、でもあれは自殺、無理心中ではない、って、当時から週刊誌も言ってたし、彼女のファンも警察を動かしてくれ、って、署名をして、長野県知事にそれを提出して、って、戦っていて、
 それは男性の家族、友人も一緒で、これまで戦っていて、今回の判決にまたテレビなども報道をし出して、
 ようやっと警察も重い腰を動かすかな? という感じなのですが、
 本当にどうなるのでしょうね?
 あの、超能力捜査の番組でずっとこれもやればいいのに、と思っていたのですが、本当にやればいいと思います。
 犯人が普通に生きているのはおかしいですものね。
 だから絶対に警察には動いてもらいたいです。
 そして時効は無くして欲しいです。
 あの雨の日にダンプに轢かれた女の子の事件が時効になってしまったときは本当に怒れて、哀しくって、悔しかったですから。
 うん。

キルスティン・ダンス

2007年01月23日 | 雑記


 マリーアントワネットのキルスティン・ダンスって、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのクローディアなんですね。
 ちょっとびっくり。顔が変わりましたね。ちょい残念。(あっ)
 逆にアダムスファミリーの女の子はめさめさ綺麗になって、良い感じで、これもすごくびっくりした記憶が。アダムスファミリー、すごく笑えて好きだった。^^
 そしてせっかくの豊かな胸を小さくする手術を受けたのにはさらにびっくりなのですが、っていうかもったいないと思うのですが、でも役の為にそこまでするなんて本当に凄いですよね。

少女七竈と七人の可哀想な大人  読了

2007年01月22日 | 読書

 「少女七竈と七人の可哀想な大人」
  桜庭一樹


 しっとりとした文章と、主人公の七竈の少し特徴的な感覚がとても面白くて、さくさくと読めました。
 すごく面白かったですし、それから子どもたちがかわいそうでしたね。



 ここからネタバレ。

 冒頭の辻斬りのように男遊びしたいな、という七竈のお母さんの衝撃的な物思いで始まるのですが、これは冒頭部分で、なるほど、ああ、だからこう思っちゃったんだろうな、と読み取れるお母さんの反応があります。
 それでなんとなく、七竈と雪風の親類同士の結婚式でのシーンで、それと絡んで、ひょっとしたら七竈と雪風は本当は兄妹じゃなくて、従兄妹どうしなのでは? と推理して、最後はそれがわかってハッピーエンドで、二人は結ばれるのかな? などと思ったのですが、やっぱり兄妹で、最後に雪風は父親を、七竈は母親を怨む事で自分たちの気持ちに区切りを込めて、先へと歩いていく、大人となる、と宣言する部分があって、本当にこのシーンがとても眩しくって、素敵で、どうしようもないほどに切ない感じですごく良かったのです。
 でも本当に全体を通しての雰囲気、七竈のキャラクターがすごく良くって、楽しくって、素敵でした。
 七竈が母親に泣きながら訴えるシーンもすごく哀しくって、訴える事で大人になって、
 それで、母親は自分がそうせざるを得ないほどの切なくも激しく愛した男の死に何かが変わって、
 そうやって変わった母娘の姿もすごく素敵でした。
 本当に良かったのですよ、この本。^^


 それで思ったのですが、私はどーん、と感情を突きつけられる本よりも、こういうしっとりとした感じが好きらしいです。


 あと2冊、図書館に予約してある本が読めるのが楽しみです。
 そしてそれを読み終わったら、西尾維新先生の新作2冊を予約するのです!(笑い

HP

2007年01月21日 | 雑記
 【最初に】
  まだこちらに来てくださっていると嬉しいのですが、少し遅くなってしまい、本当に申し訳なく。
 コメントの方、返させていただきました。
 本当にありがとうございました。



 ここから→


 ぬぅー、難しいなー。
 でも実はすごく作りたい! と思えるので、作りたいのですが、でもフリーのテンプレートで作るのが嫌なのです。
 要するに何が言いたいかと言うと綺麗なTOP画像が欲しい! と、子どものような我が侭をまた言う訳ですねー。
 あー、もう本当に大人気ない! ガキだなー。
 でもこれは、綺麗な絵を描かれるイラストレーターさんに小説の挿絵を描いてもらいたい! と憧れる思いと一緒なんですねー。はい。

 OMCなんかで描いてもらおうかな、とも思ったのですが、なんかでも寺、目先のお金に目が眩んで、PLさんもクリエーターさんも裏切る行為をしているので、寺でお金を使いたくは無いし、頼んだ絵が売り出されて、絵師さんに嫌な想いをさせるのも申し訳ないので却下で、そうなると、TOP画像がぁ~~~、という風に成って、
 とてもじゃないですが、知り合いの方にTOP画像を描いてください、と頼むのも図々しく思えて、じゃあ、TOP画像無しで、フリー配布のテンプレートで、とも思うけど、でもやっぱり子どもみたいに、綺麗なイラストで、TOP画像を飾りたいというか、私のHPを綺麗なイラストで飾りたい、という想いが強くって、うーん、諦めきれない、って、子どものように。。。(^ー^;
 うーん、綺麗なTOP画像を描いて欲しいなー、って。
 わーん。

わわ。

2007年01月20日 | 読書



 フルバは面白かったです。
 っていうかもう、本当に良かったね、と。
 これは語ってネタバレをしてはいけないので、ここまで。


 そしてもう、ここは感動するところだよ?
 と呆れられるぐらいにハチクロで、男の人が仕事場から戻ってくるところでさえも、いい大人の男が、恋に恋しているような小娘の戯言に振り回されて、とか、なんか全キャラ気持ち悪い、としか思えなくって、
 最近は何だか、恋愛物はもう苦手で、ああ、大人になって心が荒んで、ささくれ立って、汚れてしまったなー、と思ってて、
 それで昨日下の記事を書いてからお風呂に入って、頭の中にお花を咲かせて、ぽけらぁー、としていたら、妹にフルバと共に「君に届け」という漫画も二冊貸されて、彼女とは私が買う漫画や小説の趣味は合うけど、彼女の買うのはフルバとか緑川とかそういうの以外は、ちょっと趣味が違う感じだったのですが、「君に届け」は名作でした。(>_<
 や、もう私はすっかりと心が荒んで、ささくれ立って、真っ黒になって、嫌な大人になってしまったのだと思っていて、ああ、もしも今のこの状態で、あの子どもの時に読んで、心の琴線に触れて、本当に冗談でも大げさでもなく、嘘でも何でもなくって、ぞわぁ、と全身の毛が逆立つようなそんな感覚に襲われて、鳥肌が浮かんだ「うしおととら」でさえも感動できたのだろうか? と思っていたのですが、
 この「君に届け」の2巻で、主人公の爽子がトイレで友達の矢野と吉田のために戦うシーンですごっく悔しいけど、マジでうるっと来た。
 や、歳を食って、涙もろくなったとか、そんなんじゃなくって、マジで心に来て、琴線に触れて、すげぇーうるっときた。
 それぐらい名作で、ああ、フルバも終わるか、これで緑川作品だけだなー、とかと思っていたのに、また読みたい作品が増えてしまって、嬉しいです。
 そしてなんだかんだいって、まだまだ私の心にも少しは人間らしい部分もあったらしくって、それもほっとしています。
 うん。



 で、夕飯を作って、ぼんやりとしている間に桜庭先生の「少女七竈と七人の可哀想な大人」を3章まで読んだのですが、しっとりとした文章や、緩やかなお話がすごく心地良くって、すらすらと読めました。
 続きも凄く楽しみです。
 あと2冊先生の本は図書館で予約してあるので、それも読めるのがすごく頼みです。
 です。

少女七竈と七人の可愛そうな大人

2007年01月19日 | 読書



 2006年度最高の作家NO1は有川浩先生で、
 作品も同列で有川先生の作品がNO1で、
 最高だったのです。


 そして2007年度初の本は桜庭一樹先生の「少女七竈と七人の可愛そうな大人」だったりします。
 桜庭先生のライトノベルは手を出してはいないのですが、前々からハードカバーの方は読んで見たいな、とずっと思っていたので、帰りに図書館で借りてきました。^^

 先生の新作の「赤朽葉家の伝説」はすごく表紙が綺麗ですよね。
 「少女七竈と七人の可愛そうな大人」も表紙がすごく綺麗ですし。
 やっぱり本の中身はもちろんだけど、綺麗な表紙もすごく素敵ですよね。
 最近こういう絵もすごく好きだったりします。
 まだ手をつけていないので、明日の夜にゆっくりと読む予定なので、楽しみです。^^



 それはそうと、3月に最終巻が出ると聞いていたので、3月に出るのだろうと思っていたフルバが今日出ていたらしくって、帰ってきたら妹がフルバを読んでて、おろ? と思ったのですが、やっぱり最終巻は3月で、22巻は最終巻の前の巻という事らしいです。
 今現在尻尾を振りつつ待っている最中です。
 電話しているのなら、先に読ませて欲しいです。。。。 

メモが増えていく。

2007年01月17日 | 雑記



 今書いているのは「迷宮のラプンツェル ― 幽霊の行方 ―」というホラーで、本格的ミステリで、ラブ話もあって、口の悪いヒロインと極悪非道の日本人借金取りの二人を書くのが楽しいのですのが、ちと何故だか今、他のお話のネタがふわふわと浮かんできて、ちょい色々と書きたいお話があって大変です。(笑い
 でも良い事です。
 やっぱりお話のネタが浮かばなくなる事が何よりも怖いからです。


 そして、石原氏が作家として他の作家さんの作品、才能を褒めている言葉を聴いてすごくびっくりしました。
 確か前にこんなふざけた題名は問題外だ、とかなんとかで、すごく他の作家さんが押した作品を蹴った話を聴いた事があったので、新聞で彼のコメントを読んですごくびっくりとしたのですよ。
 でもこの小説ちょい読んでみたいです。^^


 読んでみたいといえば、他の作家さんとの合同の短編集で載っていた有川浩先生の「クジラの彼」が、「クジラの彼」というタイトルで出るのですね。^^
 しかもエッセイだそうだから、それも楽しみですね。^^
 でも有川さんの野生時代に載っているお話は素敵ですよね。
 やっぱり成功している人って支えられていますよね。一番大切な人が一番隣に居て、いつも励ましてくれてって。
 有川さんの場合はそれが旦那さんで。
 こういうお話は本当に大好きです。
 やっぱりそういう風だとすごく安心して作品を書けるのもあるから、それが出るんでしょうね。^^


 あと師弟のお話も好き。
 サンデーで、烈火の炎が終わった安西さんのところに師匠の藤田先生が駆けつけて、お祝いしたというお話は本当に良いな、と想ったし、畑先生の師弟話も楽しくって好きです。


 畑先生といえば、声優さんは先生の要望通りなのだとか。
 これはやっぱりクリエーターの夢ですよね。(笑い
 私もプロットを書く時にイラストレーターの先生を決めて、脳内でその先生が書いてくれるキャラを想像して、声優さんも決めているのですよ。
 そうするとめさめさキャラが動きますしね。^^
 OMCのPCも声優を決めて、それで書きますしね。^^
 ああ、いいなー、本当に。^^


 -----

 っていうか本当に安部、総理大臣早くやめて欲しいですね。
 そして風見しんごさん、すごく気の毒ですね。
 本当にほんのちょっとの、本当にわずかな事で救われた命なのに。
 

酷いですよね。

2007年01月15日 | 雑記


 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4286018288/kimagureeigan-22/ref=nosim/


 子どもが今の自分をどうにかしたくって、吐き出したくって、苦しみも夢も色んな事を織り込んで紡いだものを汚す行為はどうかと思う。
 ここ最近、2ちゃんを潰す動きが出てきていますが、私はこれには大賛成。
 どう考えても酷すぎます。
 よく物は使う人次第、という言葉がありますが、でも使う人が本当にどうしようもなさすぎるんだから物をなくしてしまうべきだと想うし、管理人も酷すぎますしね、あそこは。
 私はこの本を紡いで、自費出版して、次のステップに歩み出そうと頑張っている子の方が、ここで本を汚したり、2ちゃんなどで子どもの悪口を言っている人物たちよりも本当に大人で尊いと想います。


 前にも言ったけど、引き篭りとか、ニート、登校拒否などは心のつまずきで、繊細すぎる心が傷ついているからで、一番苦しんでいるのは本人たち。
 周りの無理解や、時には暴力にしかならない正論で傷ついて、迷子になってしまっている心を抱え込んだ子たちに、さらにこの上酷い事をしてどうなるのでしょう?
 殺したいのですか?

 周りの人間が、本人が色んな勇気を出して、頑張って育てた芽を、潰してどうなるのでしょう?


 2ちゃんは本当に潰してしまうべきだと想う。



 とりあえず言える事は、自分を変えようと努力して頑張っている子を叩いている人たちの方が馬鹿だし、哀れ。

 正義という言葉、思念を履き違えるな。
 ---自戒を込めて。