か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

統計のウソ

2019年02月02日 | 社会・経済

1500の事業所を全部調べるようになっていたのを500しか調べなかった。

そりゃ大変だと騒いでいるがPOINTはそこではないと思う。客観的に言って、かりに15の事業所を調べるときに5つしか調べなかったら大変な誤差が生まれる。

ところが対象の母集団の数が大きくなるとサンプリング調査をしても全数調査しても結果に影響はなくなる。

 

一部を見て全体を判断するなというのは、全体を見ることが数が多くて不可能な時、バカがそれを見越して自分に不利な証拠が出ないように予防線を張るときに根拠にしたがるまやかしだ。

学校の勉強をおろそかにした人にはわからないことだ。そんな人が一見もっともらしいウソを信じ込み、それは馬鹿の一つ覚えとなりバカの脳裏にこびりつく。

 

砂時計から砂が落ちるとき、落ちたところはうずたかく砂の山ができる。落ちる砂粒の数が少ないと砂山はできないが、多ければ多いほどきれいな裾野の広いなだらかな富士山ができる。(正規分布曲線)

十分に砂粒が多いとき、この時の山の中央がどこにありその高さがいくらかを知るためには、すべての地点で測定する必要はない。1/3の地点の測定で十分平均値は出る。それは真の値に限りなく近く、それを用いた他の統計や計算値が不確かになることはない。

 

ところがところが、立て続けに出るでたらめ統計作業はすべて安部に有利な結果になっている。

これはあってほしい結論のため意図的に高さを図る地点を操作しないとできないことである。

その証拠に国家の基幹を揺るがすごまかしなのに安部は担当者や上司を、ただ言葉でいけませんよと言っただけだ。さらにはインチキ発覚後も内部の人間が混じった第三者機関をぬけぬけと作り上司の監視のもと検証作業を行い真実を糊塗した。茶番だ。

 

たしかにバカはのど元過ぎればすべてを忘れる。選挙になればもうすっかり安部の失敗は忘れ自民党に万歳三唱する。

だが、ばかばかりではないのだ、国民は。一度二度騙されることはある。ただ不都合を隠ぺいするたび、着実に安部を見切る人は増えていく。

 

 


最新の画像もっと見る