チャイばばの部屋        (旧:かっぱのひとりごと)

映画、本の感想を中心に、「いや~っ!○○ってほんっとうにいいですね♪」と思える事がらをつれづれなるままに…

中年期からの医者選び

2022-03-26 01:41:16 | 健康
若い頃は、「医者にぞんざいに扱われる」と感じることはほとんどなかったように思います。

中年期真っ只中でも、まだ自分自身は、大切に看ていただけています。

ただ、高齢になった祖母や親を連れて通院すると、いや~な思いをすることがけっこうあり、年取ってからの医者選びは難しい、と感じる今日この頃です。

①一番最初は、初診でいきなり「ボケ老人扱い」をうけたあと、すぐに遠い親戚であることがわかり、手のひら返し。院内での移動に車椅子を貸してくれたり、帰りは医者、看護師そろって玄関までお見送り。

相手によってこんなに態度の違う医者がいるんだと、本当にショックだったのを覚えています。


②その次は、主治医になり往診もしてくれるというので、家庭の事情を詳しく話したところ、「めんどくさい家だなあ」と言い放ち、一転、主治医にはなれないと断ってきた医者。
そのあとの患者さんとは、楽しそうに雑談する声が聞こえてきて、「本当に困ってる人は切り捨てるのに」と苦々しい思いでした。


☆在宅医療や看とりを掲げる医者も、高齢者を最後まで人間らしく扱ってくれるとは限りません☆

③こどもがいない、老々夫婦が、在宅医療を受けたものの、本人たちの意思は尊重されることなく、困ったあげく親戚にSOS。高齢者だけではきいてもらえなかった要望も、他からの口添えでようやく動いてくれました。

④総合病院の職員むけのお便りに、
「開業医から押し付けられる年寄患者(←この表現には心底驚きました)を、断ることなく受け入れる」
ことに対する謝意が堂々と載っています。これを書いた医者が、高齢者施設の看とりに関わっている現実。本当に残念に思います。

《結論》
「年取ってから、新しい医者にかかると、ろくなことがない」
中年期になったら、自分より若い、信頼できるかかりつけ医を見つけておくことを強くおすすめいたします。

老いるって切ないものですね。。









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ナターシャ・グジーさん(ウクライナ出身 歌手、バンドゥーラ演奏家)

2022-03-15 00:44:03 | ひとりごと
☆2022年3月15日(火)
15時~16時30分 コンサート開催
(→コンサートの様子を21時から動画配信となります。15時に待機してくださっていた方、申し訳ありませんでした。ライブ配信ではなくなりましたが、多くの皆様に見ていただけたらと思います。)

YouTubeにて、
ナターシャ・グジーさん~ウクライナ出身の歌手、バンドゥーラ(民族楽器)演奏家~のチャリティーコンサートの様子の動画配信があります。

チェルノブイリの事故で6才の時に故郷を追われ、キエフへ。
2000年から日本で本格的な活動を開始されてきました。

そして今回、また、彼女の祖国ウクライナがこのような大惨事に見舞われています。



つらすぎる現実、ウクライナ情勢から、つい目をそらしてしまっていたかっぱばですが、彼女の魂の祈りのような歌声を聴きながら、一緒に世界の平和を祈りたいと思います。

ぜひ多くの皆様にも、本日のコンサートのや、ナターシャさんの動画を見ていただけたらうれしく思います。

平和を願う一人ひとりの祈りが世界を変える力になりますように。
1日も早く、一人でも犠牲者が少なく、戦争が終わりますように。



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ワーニャ伯父さん

2022-03-07 20:31:56 | 
アルコール入っての更新失礼いたします。

昨日、村上春樹さんの短編が原作の、
話題作「ドライブマイカー」を観て参りました。

韓国映画「バーニング」同様、見終わった直後は「なんだこれ?」→その後、映画のことが頭から離れず、あとからじわじわと心にしみてきて、いろいろ考え込んでしまう。そんな作品でした。
まだ、消化しきれていないので、映画の感想はかけないのですが、ラストシーンが一番心に響き、本日図書館で「かもめ・ワーニャ伯父さん」借りてしまいました。

今まで、戯曲というものを読んだことのなかったかっぱばですが、この映画のおかげで新しい世界を知ることができました。
いつか、「ワーニャ伯父さん」の舞台をみてみたい。ソーニャの言葉を何度も繰り返し読みながら、そんなことを思っています。

ロシアとウクライナの戦争のニュースを見ながら、ソーニャの言葉に救いを求めている自分がいます。
怖い神様だと思っていたキリスト教(ロシア正教?)の神様に、お釈迦様のようなお慈悲を感じることができました。

この映画は好き嫌いがあるかもしれませんが、「ワーニャ伯父さん」のラストシーンを観るだけでも価値のある1本と思います。

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