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アンコール・フレックスバーンの点検整備・補修


メンテナンスシーズンなので、久々に2006年にやったアンコール触媒機の 二次燃焼室アッセンブリー交換 の記事をリンクしておきます。

早いもので、あれからもう10年になるんだなぁ~

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いやね、昨日べっちさんから電話があって、二次燃焼室の交換で悪戦苦闘しているようで、いろいろとアドバイスしたんだが、言葉で聞くよりも写真を見た方が手っ取り早いんで過去記事の登場です。

前モデルのアンコールは設計が古いので、同じ触媒機でもデファイアントより色々と面倒だしウィークポイントがあるんだよね。

フレックスバーンにモデルチェンジ後はそれが解消されて、メンテナンス性は格段に、て言うか、ぜんぜん違う別物になった訳です。


さて、今日はそんなフレックスバーンのメンテ記事です。

お客さんのところで作業している自分の写真なんてさ、なかなか撮れないんで何だか変な気分です。 専属カメラマンが同行してたんで(笑)


それにしても、ご覧の通りで、羨ましい炉台です。

幅はもちろんのこと奥行きも深く、薪ストーブ本体の前面スペースも広い。 出来ることなら13年前に戻って吾が家の炉台も作り直したいくらいだ。

依頼された作業内容としては、アンコール本体の点検と、過去に雨漏りがあって煙突を補修したとのことで、その補修が適切かどうか状態の確認、それと点検時に不具合が見つかれば補修するというものでした。

見える範囲では2シーズン焚いた割にはとても状態が良く、天板には錆もないし内部の灰の掃除もキチンとされていてキレイでした。

丁寧に扱われていたらしいことは想像に容易い、そんな感じ。

ただ、煙突の雨漏りの影響で内部パーツにどの程度ダメージを与えているか? それは少し分解してみないと判らない。


まずは、お決まりの触媒の点検で、金属枠の歪みも殆どなくセルも僅かに欠けているだけで、これなら問題ない。

経験則的には、あと2シーズンは使えそうです。

ただし、雨漏り湿気によるダメージとして、二次燃焼室の壁面、それはアクセスパネルだけでなく、二次燃焼室の硬質躯体や、システムに組み込まれたプレートパッキンなどの劣化が進んでいて、これらは今後2シーズンを目処に交換した方が良さそうであることを伝えた。


で、天板を外してみたら・・・

やっぱし、雨漏りの影響、ダメージが錆の量に現れていた。

なので、オーナーへの提案としては、雨漏りによるダメージが大きかったパーツのガスケットを全て貼り替えることでした。


ダンパーガスケットを貼り替えてるシーン。

あたり前だが、すげぇ真面目、つうか、真剣だ!

ブログの駄文しか読んでないとワカランかも知れんが、実はこれが本来の薪焚亭なんですぜ、とかなんとか(笑)


これは天板のガスケットを貼っているところですね。


まぁそんな訳で、2年焚いたアンコール・フレックスバーンのメンテナンス、北茨城の依頼物件についてでした。


■作業内容

1.本体および煙突の点検

2.ガスケット交換

  フルーカラー裏(煙突口元)
  トップ裏(天板)
  ダンパー周り
  ダンパーハウジング

3.ボルト及びネジ類への耐熱グリス塗布

4.使用消耗品

  耐火セメント 1本
  ガスケット3/8 および 5/16 約6.3m
  両面テープ

今回の作業については別の視点で 川原さん が近く書くと思う。


最後に1点だけ気になったこと・・・

それは背面の離隔距離が少し足りないことで、大事に至ることはないと思うが、出来ればあと10cm離したいところです。


※今朝の気温 : 16℃


こっちのランキングも、何とか面倒みてやって下さい。

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