2017年7月3日(日)昼、鎌倉で開かれた会で振舞われた鎌倉時代武家料理を復元したものです。
上段の器に入った料理は右より「山の幸」(鹿肉の炙り・明日葉浸し)、「楚割」(鮭とば・床節・梅干し・燻海老)、「膾」(鯛昆布〆・鰺奈れずし)です。下段の皿に入ったのは「調味」で右からひしお・酢味噌・天塩です。そして左の盛ったのが「飯」の発芽玄米ご飯です。さらに、食事途上で、「茹物」(冬瓜・長芋・茄子)と「羹物」(浅利・赤目・すまし汁)が配膳されて、最後に「菓子」(干し柿・赤すぐり・小豆羊羹)が出ました。料理自体にはほとんど味が付けておらず、好みにより調味料を付けて食しました。もちろん菓子の羊羹にも砂糖は使われておりませんでした。「日本料理 鯛之助」(http://www.miyokawa.co.jp/koinosuke.html)の調製です。
(2017.07.03)