神奈川絵美の「えみごのみ」

春を待つ、緑色のきもの

この三連休中には
横浜の方で開催されるポピュラー音楽のイベントに行く予定が
もともとあるのですが

先日、ふだんから連絡を取り合う着物友のメールで
文楽の話になり
(そういえば、国立劇場が閉場になってから、
足が遠のいてしまったなあ)
2月はどうなんだろう、と、何気なくチケットサイトをのぞいたら

土日祝だというのに、ガラ空き……

こんなこと言っても仕方ないのですが、観る側も
国立劇場という場にステイタス、とまではいわないけれど
高揚感を味わいにいく一面もあるわけで

やっぱりほかの会場だと、行き慣れてないしちょっとなあ……
と、私も正直、思っていました。

でも、この状況では…といてもたってもいられなくなり
急遽、勘十郎さんがお出ましになる第二部をゲット。



この、(尾形)光琳梅と名付けられた
小倉貞右先生の帯、久々に出番です!

相変わらず寒い日々ですが、日差しはだんだん、温かみを帯びてきて
日の入りも遅くなってきて


春になったら、着たいのが緑色のきもの。
こちらは私が一度だけ、リユースの委託販売をしていた
竹の輪さんで買い物をしたときに、いただいた一枚。
(コロナ後、やめてしまったようです。残念)
手のこんだ友禅に絞りもほどこされた横段小紋。

そして

もっと昔、今はなき青山みともさんで
いただいた、雑誌掲載品。
織ではなく、結城の白生地に引き染めされたもの。
ちょっと平山八重子さんテイストで(平山さんは織の方です)、
自然の風景に溶けこむような優しさが感じられます。

春はしかし以外と早足で
袷でも大島とか、薄手のものの出番の方が多いのだけど
今年は着る機会をつくりたいなあ。

コメント一覧

kanagawa_emi
香子さん、こんにちは!
そうですよね、2月は短すぎます。
私、たまたま空いてて、
第二部はどちらも未見(たぶん)だったし
行ってもいいかなと思いましたが…。
舞台、どんな感じかレポしますね~。
香子
ホント、場所の力という事もあると思います。
ましてや期間が短いなんてね (@@;;;
行きたいけど時間が取れなくて断念です。
3月の勘十郎さんののは行きたいですけどね。
こちらも予定が合うかどうか・・・
行かれた感想お待ちしてます (^-^)/
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