さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイ放流船 <積込み>

2017-07-21 08:46:43 | 放流、イベント

今日は夜明け前からマダイ作業がありました。

マダイの県下一斉放流のため、約70万尾の稚魚を
活魚運搬船に積み込むのです。

鳥避けネットを外すなどして準備を終えたころ、
小網代湾口に船の姿が。

職員が和船で誘導に向かいます。


筏で待機。


活魚船が近づいてきました。
和船と比べると大きさがわかるでしょうか。
なんと400t!


筏の手前で切り返して、向きを変えます。


ゆっくりと筏の横に移動。
近くまで来たら船のロープを受け取って、
筏に繋ぎます。


船が止まると、早速作業開始。
生簀網のロープを外して、


片側を船に乗せて、網をたぐって魚を寄せます。


船に設置してあるクレーンを使って
大きな水網を下ろします。


水平移動しながら魚を網に入れていきます。


そのまま水ごと汲み上げます。


網の横から魚の姿が見えます。


そのまま活魚船の生簀の中へ。


網の下の縛りを解くと、水ごと魚が落ちていきます。


船の生簀を、放流場所ごとに割り振って、
順番に入れていきます。

1時間ほどで積込み作業は終了。


水を出して、筏から船を離します。


いざ放流へ!

これから7時間かけて、金沢~小田原にマダイ稚魚を放流していきます。

その様子は、また後日お伝えします。
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