今回の出張で仕事以外の大きな目標。それは
・Marina Bay Sands に泊まること
・Singapore Slingを飲むこと
この2つだった。前者はさすがにかなわないけれど、さっきSandsは充分みることができた。
遠くからだったけれど
ぼくのもうひとつの目標は、賛同した何人かのおかげでかなうことになった。
そこから少し歩いてRaffles Hotelにむかう。
街を歩くと、夜の闇の中ぼーっと浮かび上がる飾りはX'masのそれになっている。
熱い季節にそれを見るのは初めてだ。
Raffelesに着いた。冬も熱い街の高級ホテルは、目の前にあった。ここに来るのは初めてだ。
白が基調の建物は、白亜と呼んでも差し支えないのだろう。すでに高級感を溢れさせている。
さっき船で下を通過したホテル(FULLERTON HOTEL)はもともと郵便局だったものをリノベ
したものだけれど、こっちは正真正銘だ。
村上龍の同名作品は読んだことないし、モックン主演の映画も見ていないのだけれど
この、重厚だけれどfranc な感じのホテルにぼくは文字通り魅せられている。
1Fのお土産shopでぼくはいくつかのお土産を買った。いくつかは友人のために、またいくつかは
RinNonのために。(あの年頃は喜ぶものがすぐ変わるのでなかなか難しい… )
Officaial goodsというかamenityまでそろえて、でも結構な売上がありそうなそこで、ぼくは
今回のお土産の半分は用意できた。
めざすBarは、2Fの隅にあった。LONG BARと書かれたその店に入ると、ぼくたちは
隅っこの大きなテーブルに通された。
Singapore Slingをみんなが注文した。はいはいとばかりに観光地ずれしましたと
言わんばかりの女性の店員が去り、しばらくして山ほどのpeanutsとともに
こんなふうに山ほどのSingapore Slingを抱えてやってきた。
まずは撮影なのだ。もっとも飲んでいるのはGimletでもなければMartiniでもない
渋みはいらないのだ、コートを着るには熱すぎるし。
ぱたぱたと団扇が動く天井で、ぼくたちは軽い感じで写真をとって
そしてジュースでも飲むようにSlingを飲み、そしてpeanutsの殻を割って
ごみをいっぱいまき散らす。
たくさんの欧米人と、たくさんの中国系の人とたくさんの…いろんな人を飲み込んだこの店が
Singaporeの象徴なのだろうか。
でもきっと飲みすぎただけかもしれない。まだ店員さんはそれほど親切でも
なく、観光客を見る目とほぼ同じ視線でぼくたちに応対していた。
街のほうもまだぼくをそんなに受け入れてはいないのだ。
この、あと何日か、ぼくらはここでどんな体験をするだろう。
お勘定を終えると、その店を離れ、ぼくらは帰りの道を歩き出す。そう…歩いて帰ったのだ
★Long BAR
328 North Bridge Road, Singapore 188719
+65-6412-1229
http://www.raffles.com/singapore/restaurants-and-bars/long-bar/
最新の画像[もっと見る]
- のんと待つバスのむこう 12年前
- ある晴れた日の気分で 12年前
- ある晴れた日の気分で 12年前
- 仕事帰り・Singapore 12年前
- 仕事帰り・Singapore 12年前
- ホテルまで帰ろう 12年前
- ホテルまで帰ろう 12年前
- ホテルまで帰ろう 12年前
- ホテルまで帰ろう 12年前
- Long Bar at Raffle's 12年前