Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

青が散る

2007年12月01日 | 大阪chouchou(堀江・新町・船場・本町)
 昼食後、コーヒーを飲む店を探す。こういうときに自分でも
   変だと思うことがある。さっきの店でコーヒーを飲んでいるのだ。
   決してまずかったわけではないけど、コーヒーを飲みたくなる自分
   がいる。雰囲気も込みで必要があるのかもしれない。こういうとき
   たばこが必要な人の気持ちが少しわかる。感覚の共有はしたく
   ないけれど。

靭公園のほうに戻る。テニスコートがあった。ふと思い出す。宮本輝の
デビュー作。「青が散る」。茨木市の大学が舞台で、その近くに住んで
いたこともある僕は、すごく親近感をもって読んでいた。
僕にとって青春小説という、口はばったい恥ずかしさのあるジャンルに
おいてもっとも最初に思い出すのはこの作品だ。

甘酸っぱいというだけでなくて、かなり挫折感も味わう主人公に自分を
重ねていたもんだ。いまはかなりメジャーになられましたが、そのころは
新作が出るたびに読んでました。でもこの作品だけ何回も読みなおして・・

読みなおしてたわりにうろ覚えなのが情けないけど確か靭公園で
テニスをするシーンがよくでていたと思う。
それってもしかしてここのことなんだろうか・・?

と思いながら眺めていると、すぐそばに公園側を入口にして喫茶店が
あるのに気づく。ちょうどいいから入ることに。




奥さんと電話する用事もあってここでかけてみる。
上海では今子供のバイオリンの授業の最中だった。そうだ土曜日は
チェロとバイオリンの日だったな・・まだやってるんだ。うまくなっただ
ろうか・・

結局コーヒーを注文する。まあそういうものだ。カフェイン中毒・・かな






喫茶店の中は自転車も売っていたり、健康的な感じでした。
さっきの店よりはにぎやかですが、喫茶店だけに人の出入りも多く
また関西walkerに掲載されましたという宣伝もしているようなので
任期ですが、公園のすぐ横というロケーションのせいかある程度の
静かさは保たれています。

土曜日の昼下がりに考え事をするにはいいのでは?
平日はビジネスマンだらけと想像しちゃったけど

テニスコートではジュニアの授業も始まった様子。かつての小説の
舞台は、健康的に寒空の中テニスが続いていました。

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