有明山に抱かれて   

Uターンして始めた田舎暮らし。

日の名残り

2015-09-29 | 日記







雲は絵画のように

交響曲のように

空というステージで響き渡るから

展覧会に行かなくても

コンサートに行かなくても

ただ草の上に座っているだけで

心が満たされていく。


シロの外遊び

2015-09-29 | 







秋の陽射しを浴びて

庭を散策したシロ。

家にいるときとは、顔つきがちがってる。

鳥の声、虫の動き、車の音……

耳がひくひく。ひげがピンピン。


そろそろ家に戻る?

いいえ、まーだだにゃん。


月明り

2015-09-28 | 日記

     出た出た月が。


     まあるいまあるい、まんまるい。


     いちにち遅れのお団子。
     
     写真を撮ってたら木から落としてしまいました。

    「あぶって食べようと思ったのに」とミヨコさん。
     
    すみません。




こうこうと月明かり。

雲の中を自在に泳いで、空にあそぶ。

 
  今日の主役はお月さま。

  でもね

  朝の有明山も、いい感じでしたよ。



  屋根の上から「のっ」とでて、おはよう。

空気と光の加減でしょうか

  山は遠く見える日と近く見える日がある。

  絵のように平たく見える日とごつごつと立体的に見える日がある。




 今日も光といい風にめぐまれて、土と遊びました。

 

草競馬

2015-09-27 | 日記
今日が、草競馬の日でした。

今年は見損なったと思いこんでいたので、勇んで競技場へ。

従兄が近くに住んでいるので車を停めさせてもらい、十五分ほど歩きました。


  思っていたより広ーい!!



見物席には落ち葉のじゅうたん。






    ポニーのレースもなかなか見ごたえあり。




    羊や山羊、ウサギさんもいました。

 見物席では焼き肉パーティや酒盛りもあり
 草競馬ならではのほのぼのぶりです。

 スローなテンポも田舎ならでは、かも。

 


  帰り道では猫さんに会いました。





    今日は仲秋の名月だったのですね。


    お月さまからのメッセージ。

    

       のんびりのんきに、の!


やきいも

2015-09-24 | グルメ


枝払いをした杉の木で焚火。

焚火といえば、やきいも!

細いお芋だったけれど、ホイルの中はほくほく。

炭の味が舌になつかしい。



火の色もなつかしい。


ベランダから脱出したシロ。




遠巻きに焚火を眺め、それから庭の散策。



そのシロを遠巻きに眺めるキイ。



「そっちはお隣の工房ですよ~。入ったらだーめ!」
  

最初はビクビクだったシロも

だんだん大胆になって来ました。

田舎といえども、車には注意しないとね。

キイちゃん、ご指導よろしくお願いします。

キイとシロ

2015-09-23 | 


    庭でとうとうであったふたり


シロの運動能力を見くびってはならなかった。

一階と二階との間につけた柵も難なくクリア。


ベランダの網も、エアコンの室外機を利用すればなんのその。

そんなわけで、四匹のうちシロだけは自由猫になりました。


気になるキイちゃんとの関係。




少し、自己アピールはしていますが
喧嘩には発展しそうにありません。

ちょっと安心。





今日は近所の男の子

ハル君が猫を見に来ました。

ハルくんちにもソラという長毛の猫ちゃんがいます。

こんど、

ソラちゃんを見に行く約束をしました。

うれしいな。



いちにち

2015-09-22 | 日記
          東の山に朝陽が昇ると



          有明山が頬を染める


          いちにちがはじまる。


          畑がかがやく
          一枚一枚の葉っぱが
          うるおって。



      草はトラクターで耕しても
      雨が降れば起きあがってくる。
      

      根っこから引き抜いて、片つける作業を延々と。

      だいぶきれいになったでしょう?

      たぶんイタチごっこだけれど。

広々としたところには、ジャガイモと玉ねぎを植える予定です。

      それからレンゲ草も。




      三角形の隅っこに植えた山桜。

      まだまだ頼りない。
      
      でもいつか、どっしりとした木になる…はず。

      この地に根付くのを競争しましょうか、桜の木。     

連休

2015-09-21 | 日記
この連休を「シルバーウィーク」と呼ぶらしいけれど

秋は何となくゴールデンという芳醇な感じがして、

シルバーという響きがどうもなじめません。

ともあれ

安曇野には観光客がいっぱい来ていて、ゆきかう車も他県ナンバーが目につきます。



今日は少し離れた園芸やさんに出かけました。



球根をいくつかと山桜の苗を買いました。

いろんな意味での記念樹です。

北アルプスを背景に、(今はまだ細い苗木ですが)

凛とした姿で育ってくれますように。

開発が進むふるさとではあるけれど、せめて、手が届く範囲はいい風景が残せるようにがんばろう。

風景を壊すのも作るのも、ひとの心がけひとつだから。







家猫たちに朗報あり。

ベランダに網を張りました。綿半で買った八メートルのビニール製の細かい網。

行動範囲が広がりました……



うろうろしているのは、何とか屋根に降りられないものかと思案中。



    要注意猫はシロです。










楽しき農夫

2015-09-20 | 


  きれいな秋の雲



  カラスたちは、お日さまの昇る東ではなく

  西山を見ている。

  朝日に乗って、西の山に神さまが降りるのか



  朝の神社は妖しさが消えて清々しい。



  今日は草競馬があるみたいですが、
  わたしたちは
  今日も畑に行くよ!

  シャッターを押すのが早かったので、画像の方が飛び込んできて
  動きのあるキイをキャッチ。



  お休み処を作ったり
  マメトラを運転したり

  鼻歌でもでそうなこの様子は、まさしく「楽しき農夫」

  バイエルと並行して弾いたピアノ曲を思いだします。。。




  ベテランのこの二人なら
  なんてタイトルをつけましょうか?

  「美しき天然」かな。副題は「農婦と香箱猫」

鎮守

2015-09-20 | 日記
昨日は秋祭りでした。


「来年は当番だからね、見といたほうがいいよ」

近所の方から教えられ、神社まで船を曳く様子を見に
行ってきました。



今年の船の飾りは「牛若丸」

夜の闇に浮かんだ人形はけっこう真に迫ってた。



闇が深く、敬虔な気持ちになりました。



屋台は、綿あめやさんとおもちゃすくいの二軒だけ。

わたしの地区名は嵩下(たけのす)と読みます。




子どもの頃体験した秋まつりとは、心情的にやはり違っていた。

でも、人の顔も定かではない祭りの晩の妖しさは

今も昔も変わりない。



闇の中に混じる不可思議な気配を、懐かしく尊いものに感じながら

灯りの点いたわが家へと帰ってきた。



ミヨコさん、ただいま~。