有明山に抱かれて   

Uターンして始めた田舎暮らし。

ふわり

2016-02-28 | 日記


 あれ、あのきいろいのはチョウチョ?



 いいえ。

 仕事の手を休めて見あげた空には……


 レモン色の気球。


今日みたいにあたたかくて晴れた日は、空を飛んでみたくなるよね。

いいなあ。

乗ってみたいなあ。



気球は高度を落として……

少し先の田んぼに着陸。






お猿さん

2016-02-27 | 日記


 烏川の上流、須砂渡へ行きました。



 烏川の水は、常念の雪解け水です。


 つり橋を渡って、さらに上へと歩いて行くと……





お猿さんがいっぱいいました。





 やさしい顔のお猿さんもいるけれど



 中には威嚇してくるお猿さんも。

 
     てっとうにのぼってはいけません……

  係員以外 立ち入り禁止……

     自由なお猿さんたち。
 

  シジュウカラがいい声で鳴いていた。

  

 寒い冬がもうすぐ終わる。山にも春がやって来る。

寒さと空腹に耐えていた生きものたちもほっと一息。

 うれしい春。
 
   

枝打ち

2016-02-26 | 日記


高枝ノコギリで枝を払った杉の木は

背筋が伸びたように、清々として見える。

カラスが二羽、上のほうで巣を作っていて

迷惑そうに鳴いています。

いつも見かける「尾羽割れ」と「背中立ち羽」の夫婦じゃなくて

もっと若いカップルみたい。




こんな長いノコギリがニューッと伸びて行くんだから
カラスたち、ほんとに迷惑なんだろうな。

切り落とした枝は100キロちかくあって
反り返り方がマンモスの牙みたいです。

「いやあ、マンモス狩りかマグロの解体してるみたいだな~」

チェーンソーで枝を細かく切りながら、きこりさんは楽しそうです。

軽々やっていて楽しそうだったので

わたしも細いのを二本切ってみました。

二本で首と腕がしびれてきました。




今日は山は雪。

夕方近くなって、里にもちらちらと舞ってきた。

もう二月も終わるのに

春はまだ遠いです。

似顔絵

2016-02-26 | 日記


向日葵の花といっしょに笑っている幼稚園児たち。

ヤーマの年中さん最後の制作発表。

いちばんひだり端のでっかいのがヤーマです。

八の字眉と笑った口もとが似てるかも。


タマちゃんも春から待ちに待った年少さんです。

ライバル兄弟だけれど、仲良く通ってくださいね。






ミミズやゲジともなかよく

2016-02-25 | 
今日は、[環境にやさしい農業]の講習会に参加しました。

我が家の畑は、鶏糞、牛糞などの有機肥料で野菜を作っています。

でも雑草がはびこるのは嫌だと

トラクターで耕したり、せっせっと草をむしっていました。

今日お話を聞いた自然農法は

人間の都合だけを考えた、みてくれのよい野菜を作る農法ではなく

「物質循環機能」を生かして、不耕起、不肥料、無農薬で野菜を育てるというもの。

人間が手をかけて野菜を甘やかすのではなく

虫にも環境にも、野菜自身が自分の力で打ち勝って育って行く

とても野性的な農法です。



どこまでできるかわからないけれどやってみようと思い立ったのは、

昔の風景を思いだしたからです。


田んぼの畦には、いろんな植物が生えていました。

ツリガネソウやウツボグサ、ナデシコ、ワレモコウ、ホタルブクロ…

今はカヤツリグサばかりが茂って、摘み草をしたいという気にもなりません。

夏休みの昆虫採集も、いろいろな虫の標本が集められました。

多種な野菜を植えて、草の侵入もゆるし、さまざまな虫や鳥がやってきたら

生態系も昔のようにとまではいかなくても、変わってくるかもしれません。

とはいえ、自然循環の環境が整うには、時間も手間もかかるし

近所の農薬によって、完璧な無農薬と言うわけにはいかないし。

それでも、自然農法で作られた野菜は自分で作ったというより

大地から戴くという気分を、より深く実感できるかもしれません。

虫に食われても、鳥につつかれても、許せるかもしれません。


そう言えば、今日収穫したニンジンは、半分以上、モグラさんと野ネズミさんの冬の食料になってました。

かじられて小さくなったニンジンを見て笑っていられたのは

我が家が生産農家じゃないからかもしれませんね。

山のものも海のものもみんなのものだから

みんなで分かち合う

そんなおおらかな気持ちで暮らしていた時代のことを考えながら

かじられてもつつかれても笑える<明るい農園>を目指そうと思います。

でも、収穫ゼロは悲しいので

虫退治は鳥さんに

モグラとネズミ退治はキイさんとシロちゃんに、よろしく。



土曜日にまた勉強会に参加します。







タイムトラベル

2016-02-24 | 日記

  明るい陽射し。
  今日は朝からわくわく。


 三十五年ぶりに幼馴染のIさんと会うのです。

 雪にならないといいね、なんて言ってたのに

 九時半くらいから、まさかの雪が舞い始めました。

 でも、春の雪は風に乗って、地面には積もらずに、通りすぎてゆきました。


眺めの良い山麓線のCafe VARIE に案内していただき



ランチとおしゃべりを満喫。

幼いころから、遊び友達だったIさんとは思い出がいっぱいあるけれど

それぞれ、覚えていることが違っていたりして、

記憶を照らし合わせては、そうだっけ? そうだったよ、と笑いあえました。

語れなかった思い出話もまだいっぱいあるけれど

それは今度の楽しみにとっておこう。



おみやげに戴いた手作りケーキの中には

胡桃とルバーブという野菜が入っていて、とっても美味しかった。

「ルバーブ、今度、畑で作ってみるといいよ」と

お薦めされたので、心にメモ。

春の楽しみがまたひとつ増えました。



 

春めいて

2016-02-22 | 日記


陽だまりで猫が昼寝。 春めいたひざしにうっとり。



にゃんげんも、活動的になりました。



   念願の「高枝ノコギリ」を手に入れて
   すっかり「きこり」化した夫。

   三本杉の枝打ちをして、すっきり。

   おろした枝には、杉の花房がびっしり。おそろしや。

   


   ぬかるんだ畑に行って
   雪の中で耐えていたホウレンソウや大根を収穫。
   胡麻和えとおひたし、にものに。
   どちらもおどろくほど甘くなっていました。



   朝方、雲の中から見えた山の峰。
   山が神さまの姿に見えるとき。
   

   




森のパン屋さん

2016-02-19 | 日記
今日は初めて、精米に行きました。

すぐ近くに精米機があって、玄米十キロを百円で精米できます。

肥料用に糠も少しもらってきました。


その足で、従兄の家に寄った帰り、

ちょっとお茶して帰ろうと、山麓線通りの森のパン屋さんへ。



 「サントノレ」です。

カフェオレにクロワッサンでと思いましたが…



どういうわけか、カフェオレに、アンパンとクリームパンという組み合わせに。

お店の方が、メロンパンをおまけしてくださり、三人分のお茶受けにはちょっとボリューミー。

でも、出来立てほやほやのクリームがほんのりあったかくて

パンもふわふわで

とってもおいしかったです。




   庭先のクリスマスローズ。

   雪の中で咲いていた花が、今、陽射しを浴びて満開に。
   地面に這うように身を低くして咲いています。




朝ドラ

2016-02-16 | 
わたし、シロです。

朝ドラにはまってます。

朝ドラって、朝のドラ猫のことじゃないのよ。



ミヨコさんもおかしゃんも真剣な顔で見てます。 


 そう言えば、おとしゃんのとこに、小さな箱が送られてきて

 中にはかわい子しゃんがいっぱい入っていました。

 大きい箱は、ナオクルさんのクッキーでした。




一日の終わりは、おとしゃんに抱っこ。あったかいの。


 
おやすみにゃさい      by シロ



空を仰いで

2016-02-13 | 日記
昨日、買い物の途中で見あげた空





水蒸気たっぷりのふんわり雲。


今朝は虹が出ました。





     山から小僧が飛んできた
     そんなわらべうたのとおりに

     山に寒そうな雲がかかると、やがて里にも……

     今日は気温は高めというけれど
     まだまだ、寒いな。