メンタルヘルス…足立から発進

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福井大給与減額で教授らの請求棄却・・・ 福井地裁

2017年02月23日 | 労働
福井大給与減額で教授らの請求棄却 福井地裁
2017年2月23日 (木)配信福井新聞

 国家公務員の給与が引き下げられたのに合わせて大学教職員の給与を減額したのは不当だとして、福井大の教授ら16人が福井大を相手に、減額分約4050万円の支払いを求めた訴訟の判決が22日、福井地裁であった。林潤裁判長は原告の請求を棄却した。原告側は控訴する方針。
 判決で林裁判長は「給与や退職金の減額で職員が受けた不利益は相当大きい」などとしたが、大学の財務状況などを考えると「高度の必要性があった」と認定した。
 原告側は「大学が国の要請に基づき2012年6月~14年3月にかけ4・35~9・77%の給与減額をしたのは不当」などと主張していた。
 福井市内で開いた記者会見で、原告団長の山根清志・福井大名誉教授らは「断固として今後も主張を続けたい」「優秀な教職員が地方の国立大学に集まらなくなってしまう。大学にとって大事なのは人材だ」と述べた。

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国家公務員が下がれば、当然のように下げられる。
でも国家公務員が充実すれば、その恩恵は受けられない。
まさに再雇用制度はそうである。
平成16年度まで国家公務員であったのだから、国家公務員の制度に準ずるのは当たり前の事と主張しても、棄却される。


国家公務員が
マイナスになれば国家公務員に準じて
プラスになっても大学の制度だからと却下。


国立大学法人職員哀史は終わることがない。

ダウン症のチンパンジー、国内で発見、世界2例目 ・・・京都大学

2017年02月23日 | 一般ニュース
ダウン症のチンパンジー、国内で発見 京大、世界2例目
2017年2月22日 (水)配信京都新聞

 世界2例目となるダウン症のチンパンジーを、京都大野生動物研究センターの平田聡教授らが見つけた。ヒトとの比較を通して、ダウン症の理解が進むことが期待できるという。国際科学誌に21日、発表した。
 ダウン症のチンパンジーはヒトのダウン症と同じような染色体異常があり、1969年に米国で初めて報告された。1例目は1歳半で死亡している。
 平田教授らが確認したのは、京大のチンパンジー保護施設「熊本サンクチュアリ」(熊本県宇城市)で飼育している24歳のメス「カナコ」。生後約10カ月で両目が白濁し視力が低下した。2歳の時に手術したが、術後に緑内障を発症するなどして7歳までに視力を失った。また22歳の時、心臓に病気が見つかった。染色体の検査でもダウン症の特徴が確認できたため、診断が確定した。カナコの症状はヒトのダウン症と共通している。
 カナコは現在、他のチンパンジーと離れて暮らしているが、40代のメスのチンパンジー「ロマン」と月1回、1時間ほど同じ部屋で過ごす。カナコはロマンとの同居が始まるとうれしがる時に発する「グフグフグフ」という声を出すという。
 平田教授は「さらに詳細に観察すれば、ヒトとの違いが見つかるかもしれない。最善のケアをしながら観察していきたい」としている。