『どんなとき、だれに』
一週間の生活を思い返してみましょう。あなたは、どれだけの人とふれ合いましたか。どんなことを話し、どんな種類の文章を書きましたか。
わたしたちは、ふだん、あまり意識せずに言葉や表現を使い分けて生活しています。言葉や表現は、どんな時に、誰に向かって、なんのために話したり書いたりするのかのよって、変わります。言葉や表現を適切に使い分けることは、用件や考え、気持ちをきちんと相手に伝えるために、とても大切です。
「言葉や表現のちがい」ということを考えながら、次の文章を読みましょう。
〈資料〉宇宙人からのメッセージ
さとる君に、宇宙人の友達ができた。ピロル星人のピロロだ。ピロロは、すがたを消してさとる君の学校についていったり、放課後、さとる君といっしょに遊んだりするうちに、日本語を覚え、話せるようになった。
そのころ、ピロロの家族は、宇宙船に乗って地球に向かっていた。かれらは、日本に着陸したいと思い、着陸の直前には、日本の人々にメッセージを送ろうと考えた。そこでピロロとれんらくを取って、ピロル語のメッセージを日本語に直すようにたのんだ。
受け取ったメッセージを、ピロロはなんとか日本語に直してみた。しかし、自信がなかったので、正しい日本語になっているかどうか、さとる君に聞いてもらうことにした。ピロロが読み上げたのは次のような文章だった。
【文章①】
わたしらは、遠い宇宙のかなたに住むピロル星人や。地球人と仲良うできたらええと思てる。日本時間で今日午後2時に、宇宙船が××に着陸する。そこに着陸したらあかんちゅうことやったら、別の場所を指定してくれ。それから今、地球人は、環境問題をかかえてこまってると聞いてる。わたしらの星の技術を利用してもらえるかもしれん。くわしく話したいと思てる。
これを読んで、さとる君は考えた。ピロロは、さとる君が住む関西地方の方言を覚え、そのまま文章に書いている。しかし、宇宙からのメッセージは、日本全国の人々に送るのだから、方言でないほうがいいだろう。
(・・・・以下、もっと続く)
【所長的解説】↑コレは、オレのむすめ(小5)の国語の教科書(光村図書)に載ってる文章だ。
なんか、おもせべ。
今後、この文章①(関西弁バージョン)が、ど~ゆ~文章に変化していくか、オレ的な考察を交えつつ、紹介して行ぐがんな。
ほんじゃ!!(^^)v
←ここ、ポチっと押すの忘れんなよ~!!
//////////////////////////////【CM】//////////////////////////////
↑
いろんな餅、いっぺあっと。
↑
宿の予約は、こっから。
【おまけ】
※この研究所内で使用されているコトバで、わがんね~コトバがあったごんじゃら、コゴさ行って、自分で調べるように!!
↓
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一週間の生活を思い返してみましょう。あなたは、どれだけの人とふれ合いましたか。どんなことを話し、どんな種類の文章を書きましたか。
わたしたちは、ふだん、あまり意識せずに言葉や表現を使い分けて生活しています。言葉や表現は、どんな時に、誰に向かって、なんのために話したり書いたりするのかのよって、変わります。言葉や表現を適切に使い分けることは、用件や考え、気持ちをきちんと相手に伝えるために、とても大切です。
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〈資料〉宇宙人からのメッセージ
さとる君に、宇宙人の友達ができた。ピロル星人のピロロだ。ピロロは、すがたを消してさとる君の学校についていったり、放課後、さとる君といっしょに遊んだりするうちに、日本語を覚え、話せるようになった。
そのころ、ピロロの家族は、宇宙船に乗って地球に向かっていた。かれらは、日本に着陸したいと思い、着陸の直前には、日本の人々にメッセージを送ろうと考えた。そこでピロロとれんらくを取って、ピロル語のメッセージを日本語に直すようにたのんだ。
受け取ったメッセージを、ピロロはなんとか日本語に直してみた。しかし、自信がなかったので、正しい日本語になっているかどうか、さとる君に聞いてもらうことにした。ピロロが読み上げたのは次のような文章だった。
【文章①】
わたしらは、遠い宇宙のかなたに住むピロル星人や。地球人と仲良うできたらええと思てる。日本時間で今日午後2時に、宇宙船が××に着陸する。そこに着陸したらあかんちゅうことやったら、別の場所を指定してくれ。それから今、地球人は、環境問題をかかえてこまってると聞いてる。わたしらの星の技術を利用してもらえるかもしれん。くわしく話したいと思てる。
これを読んで、さとる君は考えた。ピロロは、さとる君が住む関西地方の方言を覚え、そのまま文章に書いている。しかし、宇宙からのメッセージは、日本全国の人々に送るのだから、方言でないほうがいいだろう。
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