インターゾーン社長 鏡山ブログ

株式会社インターゾーン代表取締役社長 鏡山健二のブログです

仕組みづくり

2011-06-30 08:29:43 | 経営

『仕組みづくり』

 

最近、インターゾーン社内で頻繁に飛び交う言葉です。

 

以前から社内で言い続けてきたのですが、

最近ようやくみんなに理解されつつあることを実感しています。

 

インターゾーンのミッション・ビジョンの中にも

「仕組み」という言葉が出てきます。

 

  ・継続的な顧客増加を行う仕組み 

  ・継続的に新規サービスを立ち上げる仕組み 

  ・継続的な生産性向上を行う仕組み

 

 

誰か一人の力だけ・・・

あるときの思いつき・・・

 

こういったことではなく、組織として、一人一人の力を

何倍にも大きくできることが仕組みです。

 

例えば単に「仕事の効率化」を図るのではなく、

それを仕組み化することで、組織全体の継続的な活動へと広がります。

 

効率化の最も重要なことは

『必要のない業務、必要性の低い業務を発見し、それをやめること』

です。

 

これは意識的にやらなければ、できるものではありません。

 

また一度やったからOKというものでもありません。

 

 

半年前は必要だったけど、今は必要性が低くなる業務など

今のスピードで仕事をしていれば山のように出てきます。

 

そのためには半年や一年に一度は「業務をやめる」ことを

組織全体で行うのです。

 

これを定期的に行事として行うことによって、

組織内に定着することができます。

 

今、インターゾーンではそんな取り組みを様々な活動に

広げていこうと『仕組みづくり』という言葉が交わされるように

なっているわけです。

 


 


 


心のこもった被災地支援

2011-06-27 21:12:41 | ブログ

インターゾーンのお客様が心のこもった被災地支援を行いました。

 

インターゾーンはもともとガソリンスタンドのメール会員運営を業務委託されている会社

としてスタートしています。

 

初期の頃からお付き合いのある神戸の(株)和田コーポレーションさんのセルフ青山店という

スタンドでメール会員の方と協同で心をこめた企画を行ったのです。

 

16年前の阪神大震災の記憶がある神戸の方だからこそ、

考えられることなのでしょう。

 

 

震災後、セルフ青山店の店長からインターゾーン宛に

『こういう企画をするのだけど、どこかに送る先がないか?』

という問い合わせをいただきました。

 

 

すぐにインターゾーンのお客様で最も被害が大きかったセルフ矢本というお店

につなぐことにしました。(お店は東松島、本社は石巻にあります)

 

もともと面識のない2つのお店のスタッフとお客様が、

このような活動をきっかけにつながることは本当に素晴らしいことだと思います。

 

セルフ青山店からメール会員さんに送った内容を見てみましょう。

 

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▼3月17日配信

◆◆       被災地へ千羽鶴を贈ろう!
◇◇◇______________________________

  被災地にあるスタンドの店頭に千羽鶴を飾ってもらい、
  勇気と希望を感じてもらえればと考えました。

  店頭のショップルームにて、千羽鶴用のおりがみを
  ご用意いたします。

  4月末日までに折り上がった鶴をお持ち下さい!!

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  【配布期間】3月18日(金)~3月27日(日)

  【配布時間】9:00~19:00
 
  【対象店舗】セルフ青山店のみ
  
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  【募集期間】4月末まで

  【内容】  ショップルームに用意してある折り紙で
        鶴を折ってお持ち下さい。

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▼3月24日配信

◆◆   【募集中】  被災地へ千羽鶴を贈ろう!

◇◇◇______________________________

  ただ今、被災地へ送る千羽鶴を募集していますが、
  まだまだ鶴が足りていません。。。

  会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします!  


  ※千羽鶴用のおりがみはショップルームにご用意しております。

  4月末日までに折り上がった鶴をお持ち下さいね!

 

▼4月8日配信

◆◆       被災地へメッセージを送ろう!

◇◇◇________________________________

  3月から募集しておりました折鶴が、皆様のご協力のおかげで
  千羽を突破いたしました。

  この千羽鶴は、宮城県にある「矢本SS」の店頭に
  飾ってくれることになりました。

  そこで、千羽鶴にメッセージをつけて送りたく思います。

  ショップルームに色紙をご用意しておりますので、
  ぜひ皆さまからのメッセージを書いてください。

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  【日時】4月9日(土)・10日(日)

  【時間】9:00~18:00

  【実施店舗】セルフ青山店

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▼5月19日配信

 3~4月にかけて、皆様にご協力いただきました千羽鶴が完成し、

 宮城県東松島市にある≪矢本SS≫という店舗へ贈らせていただきました。
 
 はじめは鶴だけの予定でしたので『メッセージもある!』と
 喜んでいただけたようです。

 矢本SSから写メが届いたのですが、千羽鶴と共に写っている
 スタッフの笑顔は、被災地を思わせない“力”みなぎるものが
 伝わってきました。

 写メはショップルームに掲示してありますので、
 ぜひ見に来てくださいネ!!

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この活動はガソリンスタンド専門の月刊誌にも掲載されました。

▼月刊ガソリンスタンド

 

 

 

 


事業展開のアイデア

2011-06-24 21:27:46 | サービス内容

インターゾーンのようにネットマーケティングのサービスを提供していると、

“サービスそのもの”というよりも、それも含めた“販売方法全般”について

アドバイスを求められることが多い。

 

 

ネットを初めて活用するのだから、今までにない斬新なアイデアで

販売を展開したい!何かいいアイデアはないだろうか?というような要望です。

 

 

 

『そんな簡単な方法があれば、誰でもやってます!』

 

 

 

・・・・なんて言いません。

 

インターゾーンのサービスは顧客の要望から生まれてきたものばかりです。

 

だからこそ、常に新しい視点で物事を考え、事業展開のアイデアすら

提供できるくらいのレベルでなければならないと常々思っています。

 

文章で書くと簡単ですが、これって結構“ヘビー”です。

でも自分の事業のことよりも、意外と人の事業のことのほうが

クリアな目で見ることができます。

 

そういう視点が逆に自分の事業を俯瞰することに役立ったりもします。

 

 

『最高のコミュニケーションを追求することで、活力あふれる社会をつくる』

というインターゾーンのミッションを考えれば、お客様の要望も

全くもって外れていません。

 

 

みんなでそれに応えられるように頑張らないと!

 


感動!クルム伊達公子

2011-06-23 21:02:14 | ブログ

昨日のウィンブルドンは感動してしまいました。

40歳(今年41歳)になる伊達公子が元世界ランク1位のヴィーナス・ウイリアムズ

にあと一歩のところまでいきました。

 

学生時代はテニスをしていました。

テニススクールでコーチをしていた関係もあり、

よくプロのトーナメントのボールパーソンなどに借り出されることも多かったです。

当時はまだバブルで日本中にお金があったため、

日本でも世界のトップ選手を招いたテニストーナメントが数多く開催されていました。

 

そんなトーナメントのひとつで、確か1991年ごろだったと思いますが、

伸び盛りの(まだ世界のトップ選手にはなっていない)伊達公子と写真を撮ってもらい、

サインをもらいました。

 

その後、彼女は一気に世界のトップ選手へとかけあがりました。

1996年に引退。

それが、3年前に現役復帰。その当時37歳。

 

その時はどう考えても彼女の自己満足の世界だな~としか思っていませんでした。

 

実は昨日、伊達公子がヴィーナスと戦うことは知りませんでした。

たまたまテレビをつけたら試合をしていたのです。

 

しかもセンターコート!

センターコートに満員の観衆。

 

このところ少し出場試合が少なくなったとはいえ、元世界ランク1位、

ウィンブルドン5回も優勝しているヴィーナスです。

 

第1セットは接戦をしていたものの、簡単に負けると思っていました。

しかし試合を見ていると徐々に気持ちが変わってきます。

 

“伊達公子が本気で勝ちにいってる!”

 

そんな気持ちが伝わってくるプレーをしています。

今の日本の選手でこれだけの精神力と集中力を持ってプレーをしている人は

いません。

 

最後の最後まで本気で勝ちに行っていましたが、

後一歩で敗れてしまいます。

 

実は一番感動したのはその後。

 

あまりに素晴らしいプレーに試合終了後、観衆全員がスタンディングオベーション!

 

通常であれば、ヴィーナスにここまで善戦したのだから、

笑顔で観客に応えるでしょう。

(俺だったらそうするな~)

 

ところが伊達公子は本当に悔しそうな顔をして、笑顔ひとつ観客に見せずに

コートを去っていったのです。

 

すげ~!伊達は心の底からヴィーナスに勝ちにいって、

それでも負けたことが悔しくて悔しくてたまらないんだ!

 

このファイティングスピリットに感動しました!

 

そうだな~。

経営もなんでも善戦することがいいことではない。

他の人から頑張ったね!なんて言われることがいいことではない。

そんな甘っちょろい気持ちでは勝てるものも勝てない。

 

“本気”で戦うとはこういう気持ちなんだということを

改めて教えられたように思います。

 

会社をやっていて、“よく頑張ったね”なんてレベルではなく

本当に死に物狂いで戦って、本当のベストを尽くす。

 

そんな域までいかないとダメだ!

伊達公子に喝を入れられた一日でした。

 

伊達選手のプレーがどれほど素晴らしかったかは

彼女のブログに対する『コメント』を見たら分かります。

http://ameblo.jp/kimiko-date/entry-10931825657.html#cbox

 

 


門司 出光・・・

2011-06-21 17:38:06 | 経営

大学を卒業して5年間働いた会社である出光興産が

創業100年を迎えました。

 

200年企業を目指すインターゾーンにとって、

素晴らしい目標です。

 

今日は仕事で門司に行きました。

 

ここ門司は出光興産創業の地です。

今は出光美術館をがあるだけになったようですが。

 

 

時間があったので、出光美術館を訪問してみました。

以前、出光興産に勤務していたことを伝えると、

特別に案内をしていただきました。

 

通常は一般公開されていない2階にもあがらせていただきました。

そこには創業者 出光佐三氏(出光興産では「店主」と呼ばれている)

が生前、東京本社で使っていた執務室が移設されていました。

100周年ということもあり、出光興産の歴史が新しく編纂されており、

大変興味深く見ることができました。

 

 

出光佐三氏は芸術への造詣が深い方です。

出光社員でいるときには「なんとも無駄なもん集めたな~」

と思っていましたが、

自分が経営者となってからは経営する人間には

芸術的造詣がなければならないと感じるようになりました。

 

出光佐三氏、稲盛和夫氏など名経営者はみな事業は芸術に近いと

考えています。

 

たまたま今日読んでいる本「松明は自分の手で」

(ホンダの副社長であった藤沢武夫氏の著書)

でも藤沢氏が音楽にも相当はまっていたことが書いてあります。

 

企業が芸術を大切にし、文化をつくりあげることは

世界共通の大切なことなのでしょう。

 

インターゾーンもそのくらいにならなければ!

 

出光美術館の近くをふらふら歩いていたら

お世話になった出光の先輩とばったり出会いました。

7年ぶりです。

 

今日はなんとも思い出に残る一日となりました。

 


自分がやらなければならない理由

2011-06-18 16:25:19 | 経営

以前にも増して外出が増えている状況で、

社内に関しては任せることが多くなってきました。

 

このところ社員も成長中!という感じがしています。

ガネの入社も大きいかな。

 

様々な実務を社員のみんなができるようになってくると、

私自身がやらなければならない実務が少なくなってきます。

 

そこで、再度タスク管理表を見直して

それぞれの項目に

『自分がやらなければならない理由』

をそれぞれの項目で考えてみました。

 

『これだけは俺がやらないと、絶対会社は前に進まない』

という観点で見てみると、かなり項目は絞られます。

 

タスクを重要度と緊急度でAからDランクまで分けていますが、

『自分がやらなければならない理由』

を確認することで、本当に重要なタスクが明確になってきます。

 


20%のオリジナリティ

2011-06-16 09:47:00 | ブログ

『20%のオリジナリティ』

 

これはとあるシステム会社の経営者から聞いた言葉。

 

あるサービスを考えついた場合、同じような考えをしている人は

世の中にはたくさんいる。

 

システムだって、同じようなものを作る会社は数多くある。

その時に「自分の会社のオリジナリティが20%」はないと

商品化は認められない。

 

オリジナリティが20%って、ぱっと聞くと大したことないように

感じますが、実際には5%すらオリジナリティがないものになって

しまうことが多いもの。

 

自分のアイデアを冷静に判断するいい言葉。

そして“もっと突き詰める”ことの大切さを教えてくれる言葉でもあります。

 


選択する自由

2011-06-13 11:10:42 | ブログ

 

小さな会社で新しいことをやろうと思うときに

様々な資源が少ないので、あらゆることを自分でやらなければならなかったり

ネットワークが貧弱なので、簡単に伝手を探すことができなかったり・・・

小さい会社ゆえに歯がゆい思いをすることはたくさんあります。

 

以前勤務していたような大企業であれば、すぐにそのリソースを

集めることくらいできるでしょう。

 

しかしこうやって壁にぶつかると、いつも思うことがあります。

 

 

大企業にはなくて、今、手にしているもの。

 

それは全てに『選択する自由』があるということです。

 

 

別に海外展開をしたくなければしなくてもいい。

海外展開したければすればいい。

売上を伸ばしたくなければ、何もしなければいい。

売上を伸ばしたければ伸ばすように動けばいい。

 

 

全て『自分自身の選択』です。

 

壁にぶつかるのも「自分が選択したから」に他なりません。

 

時には自分で選択していないように“みえる”ことも起こります。

しかし、よくよく考えてみると、自分の選択の結果であることも

後々理解できるものです。

 

この選択の自由があることはどんなに不安定であっても

何物にも代えられないものだな~感じています。

 

どんなに苦しくても、

極論すれば『それって自分で選んだ道やん!』

ということなんです。

 

 

そう考えると気持ちも軽くなりますし、

言い訳もしなくなります。

 

今は「選択する自由」を存分に活かして

前に進むのみ!

 


商売と信用

2011-06-10 20:11:34 | 経営

今、とあるグループとの取引が急速に拡大しています。

 

きっかけはほんのちょっとしたところからでした。

最初は一歩一歩・・・という感じでしか取引先は増えていきませんでしたが、

ここにきて一気に広がってきました。

 

最初に取引していただいた会社の社長とお会いして状況をお話したところ

大変喜んでいただきました。

 

『うちで成功すれば広がるから!』

という社長の言葉を信じたこと、

インターゾーンという小さな会社を信じていただいたこと、

この2つの信頼が重なって現状があるのです。

 

事業を初めて10年になりますが、

この10年間で積み上げられた最も大切な資産は「信用」ではないかと

思っています。

 

今後もこのことだけは忘れずに、お客様に喜んでいただき

「信用」を積み重ねていきたいと考えています。

 


シンガポール、マレーシア報告

2011-06-09 08:13:41 | ブログ

初の東南アジアでした。

予想以上の活況にかなりの元気をもらってきました。

 

 

シンガポールに住む友人もマーライオンパークに

数ヶ月ぶりに来たと言っていましたが、

数ヶ月経つだけで新しいビルが数棟建って、景観が変わっているくらいです。

 

すでに日本のレベル以上のシンガポールはバブっている感がありますが、

金融の街なので、小さな会社のビジネスチャンスは

次に訪問したクアラルンプールのほうがあるように感じました。

 

KLでは大手企業のマレーシア法人の副社長を務める友人宅に

泊まらせてもらいましたが、250㎡のコンドミニアムに

プールはもちろん様々な施設が併設され、まさに高級ホテル。

メイドもいました。

こういうコンドミニアムは日本ではありえないでしょう。

 

住人の多くはインド系。

最上階のペントハウスはアラブ系の人が住んでいました。

日本人はわずか。

 

 

KLは思った以上に都会です。

ショッピングモールに行きましたが、

とにかく若者で溢れていました。

来店している客の所得層は中流も多いようで、

この層があれだけの生活レベルがあるなら、

日本企業のビジネスチャンスもおおいにあるでしょう。

 

日本のクオリティは確実に認められているので

あとは取引先、人脈の構築。

 

マレーシア国内は圧倒的に人脈によって商売が成り立って

いるようです。

 

マレーシアの発展はシンガポールからの近さもあるでしょう。

またシンガポールから乗ったエアーアジアの存在も大きい。

シンガポールまで数千円です。

KLにはLCC専用のターミナルがありますが、

安く簡単に行き来できることは彼らの強みです。

搭乗口も格好良さより、実をとっています。

 

シンガポールもマレーシアも強みは「英語力」

マレーシアでは英語とゴルフができれば、大手企業と

渡りあえるようです。

 

相当ブロークンであまり聞き取れませんが、

英語の主語抜きなんて当たり前。

(逆に日本人にはいいかも)

コミュニケーションがとれればOKのスタンスですから

我々でもきっと大丈夫です。

 

今回の旅はインターゾーン海外展開の第一歩。

 

アジアにはチャンスが溢れていることだけは肌で感じることができました。