大学を卒業して5年間働いた会社である出光興産が
創業100年を迎えました。
200年企業を目指すインターゾーンにとって、
素晴らしい目標です。
今日は仕事で門司に行きました。
ここ門司は出光興産創業の地です。
今は出光美術館をがあるだけになったようですが。
時間があったので、出光美術館を訪問してみました。
以前、出光興産に勤務していたことを伝えると、
特別に案内をしていただきました。
通常は一般公開されていない2階にもあがらせていただきました。
そこには創業者 出光佐三氏(出光興産では「店主」と呼ばれている)
が生前、東京本社で使っていた執務室が移設されていました。
100周年ということもあり、出光興産の歴史が新しく編纂されており、
大変興味深く見ることができました。
出光佐三氏は芸術への造詣が深い方です。
出光社員でいるときには「なんとも無駄なもん集めたな~」
と思っていましたが、
自分が経営者となってからは経営する人間には
芸術的造詣がなければならないと感じるようになりました。
出光佐三氏、稲盛和夫氏など名経営者はみな事業は芸術に近いと
考えています。
たまたま今日読んでいる本「松明は自分の手で」
(ホンダの副社長であった藤沢武夫氏の著書)
でも藤沢氏が音楽にも相当はまっていたことが書いてあります。
企業が芸術を大切にし、文化をつくりあげることは
世界共通の大切なことなのでしょう。
インターゾーンもそのくらいにならなければ!
出光美術館の近くをふらふら歩いていたら
お世話になった出光の先輩とばったり出会いました。
7年ぶりです。
今日はなんとも思い出に残る一日となりました。