ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

乃木坂19枚目オリコン初動分析、前作割れ主因は店頭セールスの大幅低下か、顕在化するCD時代の終焉 [20Oct17]

2017-10-20 01:30:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

10月20日(金) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@宮崎市民文化ホール (18:30開演)

10月23日(月) [地デ] 25:29~25:59 日本テレビ『NOGIBINGO!9』



10月23日付オリコン週間ランキングが発表され、発売第1週に当たる乃木坂46の19枚目シングル「いつかできるから今日できる」は、85.1万枚の1位でした。

18枚目「逃げ水」初動88.0万枚より2.9万枚少なく、さらには17枚目「インフルエンサー」の87.5万枚にも2.4万枚届かなかった。

次の表は歴代シングルの初動推移ですが、前作割れは、9枚目「夏のFree&Easy」、15枚目「裸足でSummer」に次ぐ3作目、そして前々作まで下回ったのは初めてです。

(表1) 乃木坂歴代シングルのオリコンデイリー初日と週間第1週初動の推移

凡例
[シングル番号] 初日 →(積み上げ)→ 初動 前作からの増減 [CD発売日] タイトル

#「初日」「積み上げ」「初動」「前作からの増減」はすべて「万枚」単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「前作からの増減」は、増加した場合、上矢印「↑」、減少した場合、赤色の下矢印「↓」で示している


[01] 初日08.5 →(05.1)→ 初動13.6 [2012/02/22] ぐるぐるカーテン
[02] 初日11.1 →(04.4)→ 初動15.6 前作↑01.9 [2012/05/02] おいでシャンプー
[03] 初日15.0 →(03.7)→ 初動18.7 前作↑03.1 [2012/08/22] 走れ!Bicycle
[04] 初日19.0 →(04.3)→ 初動23.3 前作↑04.6 [2012/12/19] 制服のマネキン
[05] 初日20.4 →(03.8)→ 初動24.2 前作↑00.9 [2013/03/13] 君の名は希望
[06] 初日28.6 →(05.1)→ 初動33.7 前作↑09.5 [2013/07/03] ガールズルール
[07] 初日34.7 →(04.8)→ 初動39.5 前作↑05.8 [2013/11/27] バレッタ
[08] 初日38.7 →(07.1)→ 初動45.8 前作↑06.3 [2014/04/02] 気づいたら片想い
[09] 初日37.5 →(04.7)→ 初動42.2 前作↓03.6 [2014/07/09] 夏のFree&Easy
[10] 初日41.2 →(06.6)→ 初動47.9 前作↑05.7 [2014/10/08] 何度目の青空か?
[11] 初日42.2 →(07.8)→ 初動50.0 前作↑02.2 [2015/03/18] 命は美しい
[12] 初日48.2 →(12.8)→ 初動60.9 前作↑10.9 [2015/07/22] 太陽ノック
[13] 初日53.4 →(09.3)→ 初動62.7 前作↑01.8 [2015/10/28] 今、話したい誰かがいる
[14] 初日59.1 →(15.9)→ 初動75.0 前作↑12.3 [2016/03/23] ハルジオンが咲く頃
[15] 初日60.0 →(12.8)→ 初動72.8 前作↓02.2 [2016/07/27] 裸足でSummer
[16] 初日68.3 →(14.4)→ 初動82.8 前作↑10.0 [2016/11/09] サヨナラの意味
[17] 初日74.3 →(13.2)→ 初動87.5 前作↑04.7 [2017/03/22] インフルエンサー
[18] 初日71.6 →(16.4)→ 初動88.0 前作↑00.5 [2017/08/09] 逃げ水
[19] 初日68.3 →(16.8)→ 初動85.1 前作↓02.9 [2017/10/11] いつかできるから今日できる


「いつかできるから今日できる」は、表題曲をNHK紅白歌合戦でパフォーマンスする可能性もある重要な秋シングルで、3年連続出場へ向け、乃木坂の勢いを示すために、メディアの注目が集まるオリコン初動は、良い数字を出しておきたかった。

また、この曲は映画『あさひなぐ』の主題歌で、MVには映画のシーンが多用され、初回限定盤の特典映像として映画と舞台のメイキングが収録されるなど、19枚目は映画の宣伝シングルと位置付けられている。

映画を広報する側としては、「主題歌シングルが大ヒット!」という文句を使いたい筈で、乃木坂史上初の前作&前々作割れは、いろんな意味で、かなりシビアな結果だと思います。

19枚目発売に際して、初動が前作を下回って構わないと、乃木坂運営が考えるわけはなく、何か予期せぬ事態が発生して、意図せず数字が伸び悩んだと見るのが妥当です。

では、どこが事前のシナリオと違ったのか、現在出ているデータを眺めながら、推察していきます。


19枚目CDセールスに対する見方を大きく左右するのは、個別握手会の3期レーンにおいて、CD1枚あたりの平均割り当て握手時間が、18枚目「逃げ水」から変わったかどうかです。

3期の担当部数は、前作227部から今作311部と84部も増やされ、グループ全体に占める部数の割合は前作24.4%から今作33.8%に上昇し、2期28.0%を越え、1期38.2%に次ぐ勢力になっている。

従って、3期の売り上げをどう見積もるかによって、個別握手会セールスと店頭セールスの数字が大きく変わり、初動前作割れの「意味」が異なってきます。


そして、3期の個別握手会セールスを推測する際、もっとも重要なのが、CD1枚あたりの握手時間、つまり完売1部あたりの売り上げ枚数です。

forTUNE music の公式サイトによると、今回の19枚目個別握手会応募は、第4次受付分が発売日までに発送、第5次分は発売日以降とのこと。

すると、オリコンデイリーが発売前日の火曜に発表する初日売り上げ、通称「フラゲ」分には、第4次応募分までが入り、発売日水曜以降に第5次分が計上される可能性が高い。


3期の握手時間を探るとき、これは結構、ありがたい情報かもしれない(笑)。

(表2) 乃木坂18、19枚目のオリコンデイリー初日火曜の売り上げ分析

凡例
個別 推定売り上げ枚数 [前作からの増減] 算入上限の応募分 : 3期セールス分計算用のCD1枚あたり平均割り当て時間_完売1部あたり売り上げ枚数
店頭 推定売り上げ枚数 [前作からの増減]
===========
初日 オリコンデイリー初日火曜の売り上げ枚数 [前作からの増減]

#「個別」は、個別握手会による売り上げ枚数
#「店頭」は、初回限定盤と特典なし通常盤の売り上げ枚数
# 1期2期セールス分は、CD1枚あたりの平均割り当て時間7.2秒、完売1部あたり750枚で求めている
#「前作からの増減」は、19枚目のみ記載

18枚目
個別 62.2万枚 05次 : 3期(10.8秒_500枚)
店頭 09.5万枚
===========
初日 71.6万枚

19枚目
(A)
個別 51.0万枚 [11.2万枚減] 04次 : 3期(10.8秒_500枚)
店頭 17.3万枚 [7.8万枚増]
===========
初日 68.3万枚 [3.4万枚減]

(B)
個別 53.8万枚 [8.4万枚減] 04次 : 3期(9.0秒_600枚)
店頭 14.5万枚 [5.0万枚増]
===========
初日 68.3万枚 [3.4万枚減]

(C)
個別 58.0万枚 [4.1万枚減] 04次 : 3期(7.2秒_675枚)
店頭 10.2万枚 [0.8万枚増]
===========
初日 68.3万枚 [3.4万枚減]


前作18枚目個別握手会の初日算入は、1次多い、第5次応募分と思われ、完売状況から62.2万枚が流れ込んだと計算されます。

初日売り上げは71.6万枚なので、フラゲにおける店頭セールスは推定9.5万枚。

一方、19枚目個別握手会の初日算入分は、3期握手時間が18枚目と同じ10.8秒であれば、上表A案のように、51.0万枚と計算され、店頭フラゲは17.3万枚と、前作より7.8万枚も多い勘定になる。


何か余程大きな仕掛けでもしない限り、発売前の店頭セールスが、8万近くも一気に上昇するとは考えにくい。

B案のように、3期握手時間を9.0秒に縮めても、店頭フラゲは14.5万枚の前作5.0万枚増と、大きなアップになってしまう。

結局、3期が1期2期と同じ7.2秒で握手するC案において、19枚目の店頭フラゲは前作並みの10.2万枚に落ち着く。

つまり、今回の3期は、握手時間を1期2期レベルに短縮され、完売1部あたりのCD枚数を増やされたと考えると、店頭フラゲ分の前作からの推移が無理なく説明できるわけです。


これは朗報でした(笑)。

初日売り上げが前作3.4万枚ダウンの68.3万枚と判明したときは、かなり厳しいという印象を持ったけど、個別握手会第5次応募分を温存しての68.3万枚は、むしろ十分に前作越えを狙える数字と言えます。

というのも、第5次応募は、まだまだ売り上げ枚数が伸びる時期で、4〜5万枚のプラスは見込める。

また、いざとなれば、金曜午後2時に終了する第6次分を急ピッチで発送して、さらに1〜2万枚くらいは初動に流し込める。


前作18枚目は、第6次が1.1万枚、第7次が0.3万枚で、フラゲ初日から初動への積み上げに利用できる個別握手会セールスは、せいぜい1.4万枚。

一方、19枚目は6〜7万枚のポテンシャルが期待でき、実際、以下のように6.6万枚の余裕があった。

(表3) 乃木坂18、19枚目シングル個別握手会セールスの初日、初動への算入可能枚数

凡例
シングル番号 オリコン初日売り上げ
初日への算入可能分
+発売日か翌日の算入可能分
+金曜以降の算入可能分
====================
初日から初動への積み上げに算入可能な分

18枚目 初日 71.6万枚
62.2万枚 (初日算入 : 5次応募分まで)
+1.1万枚 (発売日算入 : 6次分)
+0.3万枚 (金曜日以降 : 7次分)
====================
+1.4万枚 (初日初動差への算入可能分)

19枚目 初日 68.3万枚 [3.4万枚減]
58.0万枚 (初日算入 : 4次応募分まで)
+4.5万枚 (発売日算入 : 5次分)
+2.1万枚 (金曜日以降 : 6次分)
====================
+6.6万枚 (初日初動差への算入可能分)


初日は前作より3.4万枚低かったけど、発売週に算入可能な個別握手会セールスは、今作の方が5.2万枚上回ってるのだから、店頭セールスの動きが同じなら、初動は前作を越えてくる。

この時点で、楽観的な気分になって(笑)、以下のようなツイートを投稿しました。

forTUNE musicによると、乃木坂19thフラゲには個別4次応募分までしか入らないようで、初日68.3万枚は3期握手時間が1期2期並みに短いと仮定した方が説明し易い。その場合、店頭横ばいでも初動89万枚は見込めて、前作越えが期待可。水曜木曜の大援軍有無が重要な判断材料
7:09 - 2017年10月12日
(アレチボルト@sabakunonezumi)


水曜以降の売り上げに、個別握手会分を18枚目より5万枚ほど多く計上できるのであれば、初日初動差は、前作の16.4万枚から21万枚以上に跳ね上がる筈で、どこかで「大援軍」が出現することになる。

で、今か今かと、ドキドキしながら待っていたんですが(笑)、結局、水曜から日曜のデイリー累計は、前作0.4万枚増に留まり、期待していた個別5万の効果は表れなかった。

(表4) 乃木坂18、19枚目シングルの発売週オリコンデイリー推移

凡例
[シングル番号] 初日 (曜日)デイリー売り上げ {デイリー累計/初日初動差} 初動 (前作からの増減)

# すべて「万枚」単位で、小数点以下1桁目を四捨五入

[18] 初日71.6 (水)07.4 (木)3.6 (金)2.6 (土)1.6 (日)1.1 {+16.4/16.4} 初動88.0
[19] 初日68.3 (水)07.5 (木)3.9 (金)1.9 (土)2.1 (日)1.3 {+16.8/16.8} 初動85.1(↓2.9減)


合理的な説明は一つしか見当たりません。

19枚目の発売週店頭セールスが18枚目から大幅にダウンした、ということです。

(表5) 乃木坂18、19枚目シングルのオリコン初動分析

凡例
個別 推定売り上げ枚数 [前作からの増減] 初動算入の応募次数上限 (3期セールス分計算用のCD1枚あたり平均割り当て時間_完売1部あたり売り上げ枚数)
店頭 推定売り上げ枚数 [前作からの増減]
====================
初動 オリコン第1週の売り上げ枚数 [前作からの増減]

#「個別」は、個別握手会による売り上げ枚数
#「店頭」は、初回限定盤と特典なし通常盤の売り上げ枚数
# 1期2期セールス分は、CD1枚あたりの平均割り当て時間7.2秒、すなわち完売1部あたり750枚で求めている
#「前作からの増減」は、19枚目のみ記載

18枚目
個別 63.6万枚 07次 : 3期(10.8秒_500枚)
店頭 24.4万枚
===========
初動 88.0万枚

19枚目
個別 64.7万枚 [1.1万枚増] 06次 : 3期(7.2秒_750枚)
店頭 20.4万枚 [4.0万枚減]
===========
初動 85.1万枚 [2.9万枚減]


上表の計算では、18、19枚目ともに、発売週に受け付けられる個別握手会応募分も、初動に入ったとみなしています。

18枚目のように、それが7次応募であれば、0.3万枚くらいで、かりに初動に入ったとしても、さほどの影響はなく、初動算入は6次までと区切って良かった。

しかし、19枚目の6次応募は2.1万枚と、かなりの分量あり、しかも前作割れが危惧される厳しい展開だったので、流し込まれた可能性が高く、今回は、特別に発売週応募分を算入しています。


発売第1週における店頭セールスが、前作から4.0万枚も下がったというのは強烈な話ですが、色んなデータを上手く説明できる推察だと思います。

まず、それと符合するかのように、iTunes Store トップソングにおいて、「いつかできるから今日できる」は、過去のランクイン日数記録を、次々と塗り替えています。

(表6) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂46シングル収録曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内にランクインした日数 / 配信日数_50位以内日数; 確認できた最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 配信開始から2017/10/18(水)までのデータを示している

14-11-01-01-00 / 00-00-00 [000] (027日/027_F27; 3位) いつかできるから今日できる
08-02-06-05-02 / 24-28-03 [000] (078日/078_F23; 4位) 逃げ水
09-07-14-13-10 / 49-56-33 [027] (191日/218_F53; 4位) インフルエンサー
07-09-14-18-22 / 53-39-10 [179] (172日/351_F70; 3位) サヨナラの意味
05-09-05-04-03 / 13-18-21 [378] (078日/456_F26; 8位) 裸足でSummer
02-03-04-06-04 / 12-11-09 [524] (051日/575_F19; 5位) ハルジオンが咲く頃


TOP10が14日、TOP20の25日は、従来のランクイン日数を大幅に更新する最長記録です。

MVと映画の公開に合わせ、表題曲のみを、従来より2週間早く配信したことが、プラスの効果をもたらした面はあるものの、ここまで大きくランクイン日数が伸びると、何か強力な追い風を考えたくなる。

今まで初回限定盤を買い、収録楽曲をPCに取り込んで聴いていたファンで、19枚目は配信を利用した人が少なからずいたのかもしれません。


18枚目「逃げ水」のオリコン累計にも、店頭セールス伸び悩みの疑いがある。

(表7) 乃木坂17、18枚目シングルのオリコン累計分析

凡例
個別 推定売り上げ枚数 [前作からの増減] 累計算入の応募次数上限 完売部数/総部数 (3期セールス分計算用のCD1枚あたり平均割り当て時間_完売1部あたり売り上げ枚数)
店頭 推定売り上げ枚数 [前作からの増減]
====================
累計 10/23付オリコン週間ランキング時点における累計売り上げ枚数 [前作からの増減]

#「個別」は、個別握手会による売り上げ枚数
#「店頭」は、初回限定盤と特典なし通常盤の売り上げ枚数
# 1期2期セールス分は、CD1枚あたりの平均割り当て時間7.2秒、すなわち完売1部あたり750枚で求めている
#「前作からの増減」は、18枚目のみ記載

17枚目累計「インフルエンサー」
個別 61.1万枚 14次 800/880部 : 3期(10.8秒_500枚)
店頭 41.5万枚
==========
累計 102.6万枚

18枚目累計「逃げ水」
個別 63.9万枚 [2.8万枚増] 15次 889/930部 : 3期(10.8秒_500枚)
店頭 38.7万枚 [2.8万枚減]
==========
累計 102.6万枚 [0.0万枚増]


18枚目「逃げ水」は発売10週目、17枚目「インフルエンサー」は30週目ですが、両者のオリコン累計は102.6万枚で、ほぼ並んでいます。

個別握手会は、今週の木曜金曜に18枚目16次応募があり、17枚目は15次を最後に、もちろん終了しています。

そして、17枚目14次後は880部中800部完売の61.1万枚、18枚目15次後は930部中889部完売の63.9万枚で、個別握手会セールスは「逃げ水」が「インフルエンサー」を間違いなく上回っている筈で、その差は2.8万枚と推定される。


初動における差も2.8万枚だったので、個別握手会分は発売第1週から、18枚目が17枚目をリードしているんですが、ここにきても累計で振り切ることが出来ていない。

つまり、店頭セールスが2.8万枚少ないわけで、19枚目「いつかできるから今日できる」の発売1週目と同じことが起こっている。

全国握手会は、ミニライブがあるだけでなく、個別握手会に不参加だったり、券の取れなかった人気メンバーに会えるチャンスで、両者は補完関係にあるとも言えます。

従って、個別握手会セールスが数字を出しているのに、初回限定盤が主軸の店頭セールスが甚だしく不調というのは、ちょっと考えにくいパターンです。


ところが、18枚目「逃げ水」と19枚目「いつかできるから今日できる」は、個別握手会セールスが前作越えしている一方で、店頭セールスが大幅低下している可能性がある。

CDを買うことに対して、何か強力な逆風が吹き始めているかのようです。

思うに、CDの時代が終わりつつあるんじゃないでしょうか。


話がデッカくなっちゃいますが(笑)、最近は、PCを買い換えると、DVDやBlu-rayを再生する装置が付いていないことが多い。

テレビ用のプレイヤーを持っている人は少なくないと思いますが、音楽CDは、やはりパソコンに取り込んで、iPodなどの小型端末に入れたいところです。

しかし、乃木坂のCDを聴くために、わざわざプレイヤーを買うとなると、私のようなファンでも、二の足を踏む。


何と言っても、音楽を聴くだけなら、iTunes Store などのダウンロードサイトがあり、さらに、定額聴き放題サービスも複数ある。

にも関わらず、薄いCDの板を、細いスリットに挿入し、キコキコとモーター音を鳴らせて、iTunesに音楽を取り込ませる作業を、TypeA、B、C、D、通常盤と無心に繰り返す。

そして、ふと我に返って、もっと便利な方法が幾らでもあるのに「オレは何をやっているんだろう?」と、遠くを見つめてしまう。


乃木坂の店頭CDセールスが、18枚目「逃げ水」、19枚目「いつかできるから今日できる」と2作続けて、強い逆風を受けているのは、ふと我に返って、遠くを見つめる人が、急激に増えたからじゃないでしょうか(笑)。

不思議なことに、今の日本では、音楽CDは簡単に手に入るけど、それを再生するプレイヤーが、手に入らなくなりつつある。

ハードの面では、CDで音楽を配布する時代が終わり、ネット配信が主流になりつつあるのに、ソフトの面では、CDが市場に溢れ返り、AKB48や乃木坂は、その枚数が100万を越えていることを、トップアイドルの証にしている。


しかし、CDプレイヤーの消失が加速する中、CDではなく、ネットから音楽を取り込むファンが増え、乃木坂の19枚目にも、その流れが押し寄せ、好調なダウンロード配信と奮わない店頭CDセールスという状況が発生している。

日本の音楽業界が抱える、ハード面とソフト面の矛盾が、いよいよ解消され始めていて、本格的にCDからネットの時代へ移りつつある。

この推測が正しければ、乃木坂のCDセールスは、20枚目以降、さらに縮小していく可能性があり、それを防ぐため、握手会を増やすなどの策を取るのは、時代錯誤のお手本になってしまう。


もともと、収録されている音楽に人気があるから、CDが100万枚も売れ、それゆえ「ミリオン」が価値を持っていたのに、いつの間にか、とにかくCDを100万枚売れば、音楽とグループに人気があるという本末転倒の理屈がまかり通るようになってしまった。

ほとんど誰も知らない音楽を収めたCDがミリオンどころか、ダブルミリオンに近い売り上げを記録する異常事態が発生しているのに、それが音楽業界の「活況」であり、企業努力の「成果」であるという意見が平然と語られている。

しかし、世界的に見ても、光ケーブルの普及率が極めて高いと言われる日本で、何のために、そこまでCDにこだわっているのか、多くの人が疑問を持つのは当然のことで、2017年後半、CD離れのスピードが、ワンランク上がったとしても、全然不思議ではないでしょう。


AKB48「総選挙」の投票券欲しさに大量のCDを集め、山中に不法投棄して逮捕されたというニュースを聞くと、ますます、CDにこだわることの時代遅れを感じます。

CDは音楽を配布する単なるツールであって、より便利なツールがあり、世界が断固としてそちらに動いているのだから、乃木坂は、新しい時代に対応できる発信方法を率先して開拓するべきで、そうしないと時代に乗り遅れた古いアイドルになってしまう。

19枚目「いつかできるから今日できる」における、店頭CDセールスの減少は、音楽を取り巻く環境が激変していることの反映で、むしろ歓迎すべきことなのだと思います。


ここまでは、店頭セールスを見てきましたが、次は、個別握手会セールスをより詳しく調べていきます。

18枚目「逃げ水」と19枚目「いつかできるから今日できる」の初動算入を、それぞれ7次と6次応募分までとして、以下に期別のセールス比較を載せています。

(表8) 乃木坂18、19枚目シングルの個別握手会第7、8次応募終了時点における1期2期3期のグループ別完売状況

凡例
グループの完売部数/担当部数 (完売率) 推定売り上げ枚数_寄与率 : グループ名 握手会参加人数 (計算に使ったCD1枚あたりの平均割り当て時間_完売1部あたりの売り上げ枚数)

#「推定売り上げ枚数」は、完売1部あたりのCD売り上げ枚数を、1期2期は750枚(= 7.2秒/枚)、3期を500枚(= 10.8秒/枚)としてシミュレーション
#「寄与率」は、全体売り上げ枚数に対する、グループ売り上げ枚数の比を、百分率で示したもの

18枚目個別握手会第7次応募終了時点
388/445部 (0.872) 33.0万枚_51.9% : 1期19人(7.2秒_750枚)
226/258部 (0.876) 19.2万枚_30.2% : 2期11人(7.2秒_750枚)
224/227部 (0.987) 11.3万枚_17.8% : 3期12人(10.8秒_500枚)
==============================
838/930部 (0.901) 63.6万枚_100.0% : 全体42人

19枚目個別握手会第6次応募終了時点
255/351部 (0.726) 24.2万枚_37.5% : 1期16人(7.2秒_750枚)
159/258部 (0.616) 17.6万枚_27.3% : 2期11人(7.2秒_750枚)
252/311部 (0.810) 22.8万枚_35.3% : 3期12人(7.2秒_750枚)
==============================
666/920部 (0.724) 64.7万枚_100.0% : 全体39人

18枚目から19枚目へのグループ別変動
133部減/94部減 08.8万枚減 : 1期3人減
067部減/00部同 01.6万枚減 : 2期0人同
028部増/84部増 11.5万枚増 : 3期0人同
==============================
172部減/10部減 01.1万枚増 : 全体3人減


18枚目から19枚目の初動では、算入された個別握手会セールスが、1期8.8万枚減、2期1.6万枚減と、いずれも売り上げを落としています。

逆に、3期は11.5万枚増で、1期2期の減少分を補い、さらに1.1万枚のお釣りを出す、凄まじい人気を見せている。


次の表は、6次応募終了時点における1期各メンバーのセールス比較です。

(表9) 1期メンバーに関する、個別握手会第6次応募終了時点推定売り上げ枚数の18枚目から19枚目への変動

凡例
19th6次終了時点の完売状況 ← 18th6次終了時点の完売状況 [18thから19thへの変動分] メンバー名

#「完売状況」の各項目は、
完売部数/担当部数(すでに全完売であれば達成次数、そうでなければ完売率) 推定売り上げ枚数
#「変動」の各項目は、
完売部数差(19th-18th)/担当部数差(19th-18th) 推定売り上げ枚数差(19th-18th)
#「推定売り上げ枚数差」は「万枚」単位
# 19枚目「推定売り上げ枚数」が大きいメンバーを上から順に並べている
# 18,、19枚目両方を全日程不参加の白石麻衣、中元日芽香、西野七瀬、松村沙友理は入っていない

30/30部(2次) 2.25万枚 ← 20/20部(4次) 1.50万枚 [10増/10増 0.75増] 生田絵梨花
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 衛藤美彩
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 齋藤飛鳥
30/30部(3次) 2.25万枚 ← 30/30部(5次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 高山一実
30/30部(3次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 井上小百合
30/30部(4次) 2.25万枚 ← 30/30部(6次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 星野みなみ
30/30部(6次) 2.25万枚 ← 27/30部(0.90) 2.25万枚 [03増/00同 0.00増] 樋口日奈
29/30部(0.97) 2.25万枚 ← 28/30部(0.93) 2.25万枚 [01増/00同 0.00増] 斉藤優里
05/30部(0.17) 1.75万枚 ← 16/30部(0.53) 2.17万枚 [11減/00同 0.42減] 中田花奈
06/15部(0.40) 1.00万枚 ← 20/30部(0.67) 2.21万枚 [14減/15減 1.21減] 生駒里奈
00/18部(0.00) 0.92万枚 ← 06/13部(0.46) 0.93万枚 [06減/05増 0.01減] 能條愛未
00/18部(0.00) 0.92万枚 ← 07/12部(0.58) 0.87万枚 [07減/06増 0.04増] 斎藤ちはる
00/12部(0.00) 0.61万枚 ← 01/12部(0.08) 0.78万枚 [01減/00同 0.16減] 川後陽菜
05/05部(3次) 0.38万枚 ← 20/20部(2次) 1.50万枚 [15減/15減 1.13減] 若月佑美
00/07部(0.00) 0.36万枚 ← 00/12部(0.00) 0.75万枚 [00同/05減 0.39減] 川村真洋
00/06部(0.00) 0.31万枚 ← 00/06部(0.00) 0.38万枚 [00同/00同 0.07減] 和田まあや
00/00部(全日程不参加) 0.00万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [30減/30減 2.25減] 秋元真夏
00/00部(全日程不参加) 0.00万枚 ← 25/25部(5次) 1.88万枚 [25減/25減 1.88減] 桜井玲香
00/00部(全日程不参加) 0.00万枚 ← 25/25部(6次) 1.88万枚 [25減/25減 1.88減] 伊藤万理華


19枚目は最初の個別握手会が来年1月21日(日)の愛知「ポートメッセなごや」で、もうわけ分かんないくらい先の話ですが(笑)、それでも、生田絵梨花、衛藤美彩、齋藤飛鳥、高山一実、井上小百合、星野みなみ、樋口日奈、斉藤優里といったメンバーは、18枚目よりも速いペースの売り上げを見せています。

しかし、それ以外のメンバーに目を向けると、伸び悩んでいる人が少なからずいて、厳しいセールスになっている。

個別握手会の開催が来年からという悪条件を、ものともしない人気メンバーと、影響をもろに受けてしまうメンバーに二極分化している感があって、これまで以上に「格差」が広がっている印象を受けます。


2期のセールスも、かなりシビアです。

(表10) 2期メンバーに関する、個別握手会第6次応募終了時点推定売り上げ枚数の18枚目から19枚目への変動

# 表記法は(表9)と同じ
# 19枚目「推定売り上げ枚数」が大きいメンバーを上から順に並べている

30/30部(3次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 堀未央奈
30/30部(4次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 新内眞衣
30/30部(5次) 2.25万枚 ← 30/30部(5次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 寺田蘭世
28/30部(0.93) 2.25万枚 ← 28/30部(0.93) 2.25万枚 [00同/00同 0.00減] 渡辺みり愛
16/30部(0.53) 2.09万枚 ← 25/30部(0.83) 2.24万枚 [09減/00同 0.15減] 山崎怜奈
11/30部(0.37) 1.96万枚 ← 29/30部(0.97) 2.25万枚 [18減/00同 0.29減] 北野日奈子
08/30部(0.27) 1.86万枚 ← 17/30部(0.57) 2.18万枚 [09減/00同 0.32減] 鈴木絢音
03/12部(0.25) 0.74万枚 ← 06/13部(0.46) 0.93万枚 [03減/01減 0.19減] 伊藤純奈
02/12部(0.17) 0.70万枚 ← 05/16部(0.31) 1.11万枚 [03減/04減 0.41減] 伊藤かりん
01/12部(0.08) 0.66万枚 ← 06/13部(0.46) 0.93万枚 [05減/01減 0.27減] 相楽伊織
00/12部(0.00) 0.61万枚 ← 06/06部(6次) 0.45万枚 [06減/06増 0.16増] 佐々木琴子


堀未央奈、新内眞衣、寺田蘭世など、一部のメンバーは順調なセールスを見せていますが、18枚目で人気をアップさせ、次を期待された多くのメンバーが、完売部数を伸ばせず苦しんでいる。

「逃げ水」選抜で3期2人がWセンターに大抜擢される一方、2期は、北野日奈子と寺田蘭世がアンダーかつ新規ゼロで、4枠中2枠が削られたものの、個別握手会は好調を維持するメンバーが多かった。

しかし、19th選抜に新たに抜擢されたのが北野日奈子1人で、寺田蘭世の復活はなく、渡辺みり愛、山崎怜奈、鈴木絢音の初選抜もなかった。


2期の選抜入りが予想以上に少なかったため、乃木坂運営が、3期プロモーションに重点を置いている雰囲気が濃厚に漂い、その結果、17、18枚目で上昇気流に乗っていた感のある複数の有望株メンバーが、19枚目で握手会人気の伸び悩みに直面している。

7枚目「バレッタ」で堀未央奈がセンターに大抜擢された後、1期2期で握手会人気の「格差」が徐々に広がり、それでも8枚目「気づいたら片想い」は何とか持ち堪えたものの、9枚目「夏のFree&Easy」で全体セールスの低下として顕在化し、乃木坂初の前作割れを起こしたのと、よく似た構図です。

堀ちゃん以外のメンバーが、あれから人気を回復させるのに、随分と時間が掛かったけど、今回のダメージから立ち直るのに、何シングルくらい必要なのか、見当が付きません。

当時よりも知名度は高くなっているので、回復は早いと思いますが、今後も2期の選抜入りが先延ばしされると、厳しい展開になるかもしれない。


最後に3期です。

(表11) 3期メンバーに関する、個別握手会第6次応募終了時点推定売り上げ枚数の18枚目から19枚目への変動

# 表記法は(表9)と同じ
# 19枚目「推定売り上げ枚数」が大きいメンバーを上から順に並べている

30/30部(2次) 2.25万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 1.05増] 梅澤美波
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 1.05増] 久保史緒里
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 1.05増] 山下美月
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 1.05増] 与田祐希
30/30部(3次) 2.25万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 1.05増] 大園桃子
28/30部(0.93) 2.25万枚 ← 18/18部(6次) 0.90万枚 [10増/12増 1.35増] 岩本蓮加
28/28部(3次) 2.10万枚 ← 18/18部(4次) 0.90万枚 [10増/10増 1.20増] 伊藤理々杏
17/25部(0.68) 1.84万枚 ← 18/18部(6次) 0.90万枚 [01減/07増 0.94増] 阪口珠美
09/24部(0.38) 1.67万枚 ← 14/17部(0.82) 0.85万枚 [05減/07増 0.82増] 向井葉月
12/18部(0.67) 1.32万枚 ← 12/12部(6次) 0.60万枚 [00同/06増 0.72増] 佐藤楓
05/18部(0.28) 1.22万枚 ← 10/12部(0.83) 0.60万枚 [05減/06増 0.62増] 中村麗乃
03/18部(0.17) 1.17万枚 ← 08/12部(0.67) 0.60万枚 [05減/06増 0.57増] 吉田綾乃クリスティー


梅澤美波、久保史緒里、山下美月、与田祐希、大園桃子は、前作より担当部数が増えているのに、それをものともせず、より少ない次数で全完売を達成していて、強力な握手会人気を見せています。

ただ、担当部数の増加に苦もなく付いていくメンバーがいる一方、同次数における完売率を落としているメンバーもいて、3期にも「格差」の兆候が見えつつある。

20枚目、21枚目と進んで、3期の選抜常連メンバーが明らかになってくると、「格差」が一層広がる危険があります。


19枚目「いつかできるから今日できる」の個別握手会セールスは、1期2期の低落分を、握手時間を短縮された3期が補い、結局、初動算入分としては、前作を少し上回っていた可能性があります。

そうなると、店頭セールスが伸びなくとも、横ばいであれば、前作割れは回避できる。

こういった状況から、運営は、秋元真夏の「全日程不参加」を決めたのかもしれない。


しかし、店頭セールスが横ばいどころか、大幅ダウンを喫してしまった。

もし、その危険を予測していたら、真夏さんだけでなく、まいやん、ななせまる、さゆりんを、限定的に個別握手会に投入した気がします。

映画『あさひなぐ』の主題歌で、紅白を睨んだ秋曲なので、どう考えても、初動の前作割れは、絶対に防ぎたい。

にも関わらず、前作どころか、前々作をも下回る数字が出てしまった。

乃木坂19枚目のCDセールス低下は、CD時代の終焉を告げる、歴史の分岐点なんでしょうか。


// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

10/10付オリコンデイリーが発表され、乃木坂46「いつかできるから今日できる」初日売上は68.3万枚。前作初動88.0万には水〜日で19.7万の積上が必要。これは過去最大16.4万を越え、相当厳しいスタート。過去5作からの初動予測は最大84.6万、最小81.8万、平均82.8万
19:23 - 2017年10月11日

乃木坂46「いつかできるから今日できる」オリコンデイリー2日目水曜は1位7.5万枚の累計75.8万。18th初動88.0万まであと12.2万で、前作越えには木曜〜日曜に1日平均3万以上の積上が必要。4〜5万見込める個別握手会5次応募分が大きく数字を押し上げると流れが変わる可能性も
20:01 - 2017年10月12日

乃木坂46の19枚目「いつかできるから今日できる」オリコンデイリー3日目木曜は1位3.9万枚。現累計は79.8万で、18枚目初動88.0万まであと8.3万。初日3.4万減の水曜木曜0.4万増で3.0万足りず、前作越えは依然厳しい。個別握手会6次応募分の算入が鍵になるかもしれない
19:42 - 2017年10月13日

MステSPの乃木坂46「いつかできるから今日できる」は、再度の生歌リレー。低音が厳しいも、音程は前回より意識が見えた。ただ、歌に勢いがなく表情が乏しい。堀ちゃんは、もっと力強くぶっこんで欲しい笑。スポ根映画の主題歌なので、攻めの気持ちは重要かと。ダンスはMフェアより揃っている印象
21:33 - 2017年10月13日

「バズリズム02」でセンターに入った伊藤万理華のダンスに泣けてきた。フリの一つ一つが意味を持ち始め、薙刀の躍動感がよく伝わる。その結果、他メンバーの踊りも生き生きと輝き、最高のステージだった。なぜもまりっかを前列起用しなかった?衛藤美彩の歌と合わせれば、大ヒットの可能性があった
2:07 - 2017年10月14日

乃木坂46「いつかできるから今日できる」オリコンデイリー4日目金曜は1位1.9万枚。現累計は81.6万で、前作初動88.0万まであと6.4万。水〜金の積上が前作から0.3万低く金曜累計は3.7万減。前作越えは、より厳しくなっていて、個別握手会6次応募分の土日算入が頼みの綱か
19:49 - 2017年10月14日

乃木坂46「いつかできるから今日できる」オリコンデイリー5日目は1位2.1万枚。土曜としては大きな積上で、個別握手会6次応募分が入った可能性も。ただ現累計83.7万で、前作初動88.0万に届くには、6日目日曜に4.3万以上必要。過去最高は12th8.0万、次いで16th3.1万
19:34 - 2017年10月15日

乃木坂19枚目CD初期セールス苦戦の背景に握手会の供給過多。人気メンバー複数欠席も、伸び盛り3期84部増の総部数10減で、前作越えは十分狙える設定。しかし、前作分未消化、外仕事増加で、開催日程の先送りが顕著。AKB48と同じ構図。メンバーの疲弊を見ても、年間特典量を減らすべき
21:51 - 2017年10月15日

乃木坂46の19枚目「いつかできるから今日できる」オリコン6日目日曜は1位1.3万枚。デイリー累計は85.0万で、18枚目初動88.0万より3.0万低く、17枚目初動87.5万にも2.4万足りない。ここから初動への積み上げは多くて数千枚なので、前作&前々作割れが濃厚な情勢
19:27 - 2017年10月16日

2014年『プリンシパルtrois』北野日奈子は17日間22公演全部に参加し、希望役選出は1回だけだった。それでも彼女は劇場に通い続け二幕挑戦を止めなかった。連日欠席告知のアンダーライブ、きいちゃんは当時と同じように戦っているのかもしれない。もう一度、あの素晴らしい笑顔が見たい
2:44 - 2017年10月18日


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