Enjoy KABUKI !!

気ままに歌舞伎を楽しんでいます♪

新歌舞伎座 新開場一周年記念 九月松竹大歌舞伎 昼の部

2011-09-05 | 観る・歌舞伎
台風一過なんてぜんぜん言えない、しょぼしょぼと雨の降る中、新歌舞伎座 新開場一周年記念 九月松竹大歌舞伎 昼の部 に行ってきました。
勘三郎さんの本格復帰公演です♪

新歌舞伎座は以前難波にあったのですが、上本町に1年前に引っ越してきて、杮落しは澤瀉屋でしたし、1周年記念の今月は中村座になっています。
今月松竹座では成田屋(+澤瀉屋)なので、同じ月に大阪で二つの小屋で歌舞伎があるなんて…ずいぶん上方歌舞伎も賑わってきたものですねぇ。
ひところのことを思うと隔世の感あり。
(でも今月松竹座は行かないつもり。まだ海老蔵を許していない私)

で、新歌舞伎座。お初。
演目3つも初見ばかりという初物尽くし。(こういうのは寿命伸びないかなあ)

勧進帳はよく観ますけど、御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)は初めて。
歌舞伎らしい勧進帳で面白かったですよ〜。
芋洗いの弁慶って言われているのがよくわかりました。

男女道成寺も初めて。道成寺もいっぱいありますけれどねぇ。
勘太郎(もうすぐ勘九郎になりますね)くんと七之助くんが息のあった所でいいなぁ。
でも、所化でつなぐ部分が多い気がして、息つく間もなしに舞うって感じがなかったかな。
これも道成寺の中ではユーモラスなんですね。

人情噺文七元結はこれはもう中村座の息のあった所で、勘三郎さんの勢いのおもむくまま。
芝のぶさんでお久はもうきついかと思ったのですけれど、いやあ、健気にうまい。
歌女之丞さんも、初めて意識したんですけれど、うまいですね。
これ、落語でも聞いてみようかな。

勘三郎さんは、ほんとに本復おめでとうございます。
前回1ヶ月公演を演られたのが、奇しくも去年の大阪城公園の平成中村座だったのですね。
因縁を感じます。
ムリをなさらず…お願いします。

新歌舞伎座独自のお客様もいらっしゃるみたいで歌舞伎には不慣れなのか、中村座にしては客席のノリが悪く、それがちょっと残念だったかなぁ。
篠山紀信さんが来られていましたよ。


新歌舞伎座 新開場一周年記念 九月松竹大歌舞伎 昼の部
 ≪演目・配役・みどころ≫
一、御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)加賀国安宅の関の場

           武蔵坊弁慶  橋之助
           斎藤次祐家  亀 蔵
          九郎判官義経  松 也
           富樫左衛門  扇 雀
 兄の源頼朝と不和になった源義経は、武蔵坊弁慶を始めとする家臣たちと共に、強力や山伏に姿を変えて奥州に向かいます。しかし、安宅の関を守る富樫左衛門家直と斉藤次祐家は、一行の通行を許しません。そこで弁慶は一行が山伏である証拠として勧進帳を読み上げるなどするので通行が許されますが、弁慶のみ捕えられてしまいます。やがて頃合いを見て弁慶は縄を解くと、これまでの憂さを晴らすように大暴れしてみせるのでした。
 荒事ならではの豪壮な演技がその見どころで、のちに作られた歌舞伎十八番の『勧進帳』と異なり、古風で大らかな味わいがその魅力となっている作品です。



二、男女道成寺(めおとどうじょうじ)
    白拍子桜子実は狂言師左近  勘太郎
           白拍子花子  七之助
 桜が満開の道成寺に桜子、花子と名乗る白拍子がやって来て、舞を奉納するために舞い始めますが、烏帽子が落ちた拍子に桜子が狂言師左近であることが顕れてしまいます。仕方なく左近は狂言師の姿に身なりを改めると軽妙な踊りを踊り始め、花子は艶やかな踊りをみせていきます。
 歌舞伎舞踊の名作『京鹿子娘道成寺』を男女で踊り分けるのが眼目の華やかな舞踊の一幕です。


三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
           左官長兵衛  勘三郎
            手代文七  勘太郎
           鳶頭伊兵衛  亀 蔵
          長兵衛娘お久  芝のぶ
         角海老女房お駒  歌女之丞
          和泉屋清兵衛  橋之助
            女房お兼  扇 雀

 左官の長兵衛は、達者な腕の持ち主ながら博打にはまり、今日も負けて帰ってきます。すると女房のお兼は娘のお久が帰って来ないことを告げるので、長兵衛も慌ててその行方を探そうとします。そこへお久が吉原の角海老にいることを知らせに、角海老の使いがやって来ます。実はお久は両親の窮状を見かね、自ら進んで吉原へ身を売ろうとしたのでした。角海老の女将お駒は、お久の孝心を褒め、長兵衛に心を入れ替えるように言って、五十両の金を貸し与えます。しかし長兵衛は、お店の金を紛失した為に身投げをしようとした和泉屋の手代文七にこの金を譲ってしまいます。翌日、お久の身の代を巡って長兵衛とお兼が夫婦喧嘩をするところへ、和泉屋清兵衛が文七や鳶頭伊兵衛と共に現れて・・・
 三遊亭円朝の人情噺を劇化した涙あり笑いありの世話物の名作をお楽しみ下さい。



隣の近鉄百貨店上本町店で「中村屋が受け継ぐ歌舞伎の世界 明緒写真展」があったので拝見。
2010年4月に建替えのために閉場した第四期の歌舞伎座(東京)の最終公演の舞台裏や、「中村屋」の俳優を中心に撮りおろした約70点の写真作品が展示されていましたが……ま、無料ですからね、推して知るべし(・・;)
まあ、おついでがあれば覗いてみられてもいいかな、無料だし。21日までです。
連獅子 2010年4月


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吉例顔見世興行昼の部@京都南座

2010-12-14 | 観る・歌舞伎
忙中閑あり。あの(笑)吉例顔見世興行昼の部@京都南座に行ってきました。

第一 羽衣(はごろも)
              天女       孝太郎
              伯竜       愛之助
従兄弟の息のあった踊り。
愛之助さんの踊り、よくなりましたね。
今回の騒動で、知名度も上がり、自信もついたのかな。

第二 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
   寺子屋
             松王丸       吉右衛門
              千代       魁 春
              戸浪       芝 雀
          涎くり与太郎       種太郎
            園生の前       扇 雀
            春藤玄蕃       段四郎
            武部源蔵       梅 玉
寺入りなしで寺子屋を見るのは初めてで、ちょっと戸惑い。
吉右衛門さんの熱演にもかかわらず、今一つ乗れず…。


第三 阿国歌舞伎夢華(おくにかぶきゆめのはなやぎ)
           出雲の阿国       玉三郎
            女歌舞伎       笑 也
            女歌舞伎       笑三郎
            女歌舞伎       春 猿
            女歌舞伎       吉 弥
             男伊達       愛之助
             男伊達       翫 雀
           名古屋山三       仁左衛門
玉三郎さんを初めてきれいだと思いましたヾ(・・ )ォィォィ
久しぶりの澤瀉屋ご一門。春猿さん、いつもの華がないんですけど、お疲れ?
名古屋山三を代役の仁左衛門さん。孝玉でいいコンビであるはずなんですけど、これは見てくれの華で持つお役。海老蔵さんの方がよかったでしょうね。

   十三世片岡仁左衛門を偲んで
第四 伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)
   沼津
          呉服屋十兵衛       仁左衛門
           平作娘お米       秀太郎
            池添孫八       進之介
           荷持安兵衛       歌 昇
            雲助平作       我 當

松嶋屋の三兄弟で沼津を演られるのは初めてと聞いて、意外な感じを持つのは私だけではないはず。別々に演られているのを何度も観ているからなんでしょうね。流石の仕上がりです。
沼津は客席を歩かれる演目。ちゃんとそちら側の通路沿いの席を取りましたvv
歌昇さん、吉右衛門さんおひとりになられた播磨屋に移られて初、"播磨屋っ!"と声がかかっていたのはうれしかった。



世評の高い、夜の部の愛之助さんの「外郎売」も観たかったのですが、時間がなく…。
代役をバネにして大きくなれるのも愛之助さんの徳。
そこらへんを成田屋は(親子ともども)わかってるんでしょうかね。
舞台上での華において海老蔵さんに勝る人はいないのは事実。
ただ現代において、社会性のない破天荒な生き方は許されるものではないのも事実。
もう6月復帰がささやかれていますけど、(舞台上の)彼を観たいがために(人間として)甘やかすことは後々のためにならないって観客の方も自覚したほうがいいと思っています。

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じゃじゃ馬馴らし

2010-11-17 | その他・演劇等
蜷川幸雄がシェイクスピア作品、全37作を手掛ける「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の第23弾『じゃじゃ馬馴らし』の大阪公演@シアター・ドラマシティに行ってきました。
オーラスの千穐楽!

亀ちゃん(歌舞伎俳優の市川亀治郎さん)が“じゃじゃ馬娘”キャタリーナ役で主演を務めるとあっては見ておかないと…。
←どれが亀ちゃんでしょう?(笑)

なんでも蜷川さんが歌舞伎の演出をした「NINAGAWA十二夜」で腰元麻阿を演った亀治郎さんに「なんて才能ある役者なんだろう、シェークスピアの女形をやってもらったら、どんなに面白いか」とひらめいて「じゃじゃ馬馴らしをやろう、やろう」と口説いたんだそう。
亀ちゃんがキャタリーナを演じますけれど、他のすべての役も男性俳優が演じる「オールメール・シリーズ」第5弾としての上演です。

≪ストーリー≫
修学のためパドヴァにやってきたルーセンショー(山本裕典くん)は、資産家のバプティスタが妹娘の求婚者たちに「姉の嫁ぎ先が決まるまで誰も妹と結婚をさせない」と宣言しているところへ出くわす。従順で美しい妹ビアンカ(月川悠貴くん)に対し、姉のキャタリーナ(市川亀治郎さん)は鼻っ柱が強く、街でも有名な‘じゃじゃ馬’。男などまるで眼中にない姉娘の結婚が条件となり苦りきる求婚者たちをよそに、ルーセンショーは召使のトラーニオを身代わりにし、自分は偽名を語ってビアンカの家庭教師になりすます。彼もまた、ビアンカに一目惚れしてしまったのだ。
求婚者のひとりであるホーテンショーの元へ、ヴェローナからペトルーチオ(筧利夫さん)という紳士が訪ねてくる。彼もまた結婚相手を探していた。相手は金さえあれば誰でもよいペトルーチオは強引にキャタリーナとの結婚話を進める。破天荒なペトルーチオの振舞いに辟易するキャタリーナ。それをよそに結婚話を進めるバプティスタだが…。
果たして、ルーセンショーはビアンカと結婚出来るのか?
そして、ペトルーチオはキャタリーナを従順な妻に変える ― じゃじゃ馬馴らしは成功するのか?
それぞれの結末は如何に…?


「NINAGAWA十二夜」で麻阿をロンドン仕様ではちゃめちゃに演った亀ちゃんがこちらもはちゃめちゃにキャタリーナを演ってます。
歌舞伎を茶化したようなセリフまわしや演技もそこここに見受けられ、蜷川さんも遊んでいるなぁって感じ。
まあ、これは喜劇ですからいいかしらね。

しかし、このストーリー、フェミニズムの観点からは大いに問題があります。
キャタリーナが従順な妻になりきり発言をするシーンなど、女性の多い客席は(白々しさに)シーン(笑)
こんな空虚な長セリフをしゃべりきる亀ちゃんはえらい(爆)
まあ、シェークスピアの時代だからと無理やり納得させるしかないんですけど…。

筧さんは長いセリフとコミカルな動きで元気いっぱい。(この長いセリフの応酬はシェークスピア由縁?)
月川くんはきれい〜!! 宝塚の男役のイメージ。
山本くんも軽快にこなしてました。

シアター・ドラマ・シティ、初めて行ったんですけど、小さい劇場で、その客席までを使った演出も面白く、楽しい観劇でした。
アンコールでは蜷川さんもご登場。
亀ちゃんの存在感は素晴らしかった!!


彩の国シェイクスピア・シリーズは、埼玉県さいたま市にある彩の国さいたま芸術劇場で、シェイクスピア全37作を上演する企画。 演出家の蜷川幸雄を芸術監督に迎え、1998年よりスタートしたんだそう。

彩の国シェイクスピア・シリーズ 公式ブログ





外で宮本亜門さんをお見かけしました。
この舞台を見に来られたわけではなかったみたい。
近々何かなさるのかしらね。



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十一月大歌舞伎 大阪平成中村座 『法界坊』

2010-11-05 | 観る・歌舞伎
 隅切り銀杏のやぐらは中村座

先月に引き続き、大坂城西の丸庭園の大阪平成中村座の舞台を…。

憎めない悪党でありながら残忍さを併せ持つ乞食坊主・法界坊が繰り広げる騒動と愛憎と執念を描いた『法界坊』。
鯉魚(りぎょ)の一軸をめぐって二転三転していく物語と大切所作事の「双面」までを存分に楽しみました。
法界坊、NYで英語で行われた公演は記憶に新しいところです(いえ、NYで観たわけじゃなくてTVで)

串田和美 演出・美術
隅田川続俤 法界坊(ほうかいぼう)
           聖天町法界坊  中村 勘三郎
           道具屋甚三郎  中村 橋之助
    永楽屋手代要助実は吉田松若  中村 勘太郎
          花園息女野分姫  中村 七之助
    仲居おかん実は七郎女房早枝  中村 歌女之丞
           山崎屋勘十郎  笹野 高 史
             番頭正八  片岡 亀 蔵
          永楽屋権左衛門  坂東 彌十郎
           永楽屋娘お組  中村 扇 雀

改めてこれは歌舞伎のパロディだという印象を強く…。
勘三郎さんはじめおじさまたちがはちゃめちゃに演っているところを、勘太郎さんや七之助さんがぐっとこらえて真面目に演られているところが実に健気。
まあ、楽しかったからいいんですけど、本物(笑)の法界坊も観てみたいなと思う…(笑)

勘三郎さんはじめお歴々が紋つき姿でのしあるいて、「なんのCMだ?え?マクカフェ?なんで歌舞伎役者が?」思ったのは私だけじゃないと思いますけど、マクドナルドがこの平成中村座のスポンサーになっているんですね。
クーポン2枚いただきました。

(笹野さん、亀蔵さん、勘太郎さん、橋之助さん、勘三郎さん、扇雀さん、七之助さん、彌十郎さん)






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十月大歌舞伎 大阪平成中村座 昼の部

2010-10-25 | 観る・歌舞伎
今月と来月、大坂城西の丸庭園に大阪平成中村座の小屋が建っています。
平成中村座は、江戸時代のような芝居空間を現代に甦らせたいという勘三郎さんの熱意で、国内のみならずニューヨークやベルリンなどでも開かれているのはご存じの方も多いと思います。
大阪では8年ぶり。
前回のときは私にとってBefore Kabukiだったので全く知らず…
その後、他地域の話を指をくわえてみていたのですが、やっと念願かなって…

演目は
一、一谷嫩軍記
  熊谷陣屋(くまがいじんや)
            熊谷直実  中村 橋之助
             源義経  中村 獅 童
             藤の方  坂東 新 悟
             堤軍次  中村 萬太郎
             弥陀六  坂東 彌十郎
              相模  中村 扇 雀
橋之助さんが熊谷直実なんて重い役、それも芝翫型でできるようになっていたのにはちょっとびっくり。
獅童さんがきれいでした。毛嫌いしていたんですけど、うまくなったかも。


二、新歌舞伎十八番の内
  紅葉狩(もみじがり)
     更科姫実は戸隠山の鬼女  中村 勘太郎
              山神  中村 鶴 松
             平維茂  中村 獅 童
勘太郎さんの踊りは元々好きなんですけど、これもよかった。
鶴松君、大きく、うまくなっているのにびっくり! 御曹司に負けるな!
ラストシーン、舞台奥の壁を抜いたらそこには大坂城!

三、恋飛脚大和往来
  封印切(ふういんきり)
           亀屋忠兵衛  中村 勘三郎
         丹波屋八右衛門  坂東 彌十郎
            傾城梅川  中村 七之助
          槌屋治右衛門  中村 橋之助
          井筒屋おえん  中村 扇 雀
藤十郎さんで見慣れているので、勘三郎さんの忠兵衛はどうかなと思いましたけど、習ったんですね。随所に藤十郎さんが出てくる…。
梅川を七之助さん。親子のラブシーンは照れるなぁ。菊五郎さんと菊之助さんだとあまり感じないんですけど(笑)
新口村も見たかったなぁ。


来月も行きます。


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歌舞伎百年百話

2010-09-06 | 読む・歌舞伎
歌舞伎百年百話
上村 以和於
河出書房新社

このアイテムの詳細を見る
『近代歌舞伎の立役者、「團菊」死して百余年。その間の歌舞伎をめぐる出来事を、1年ごと、見開き2頁にまとめる。「「菊吉」の市村座時代到来」「歌右衛門時代の幕開け」等。』


見開き2ページに1年分の情報をということで、1903年「團菊」の死からの歌舞伎の歴史を端的に振り返っている。
情報豊富で実に面白い。
特に著者の上村さんは上方歌舞伎について理解の深い方であるため、ともすれば東京一辺倒になる類書の中で、きちんと上方についても書かれていることが好ましい。

座右の書になりそう。


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坂東玉三郎―歌舞伎座立女形(たておやま)への道

2010-07-06 | 読む・歌舞伎
坂東玉三郎―歌舞伎座立女形(たておやま)への道 (幻冬舎新書)
中川 右介
幻冬舎

このアイテムの詳細を見る
『不世出の女形、六代目歌右衛門が劇界に君臨する一九七〇年代、類稀な美を煌めかせ、五代目玉三郎は現れた。三島由紀夫らに見出された彼は、目映い美貌とその才能で、大衆から熱狂的な支持を得る。一方。女帝・歌右衛門をなお「至高」と讃える劇評家たちは、玉三郎を酷評し、女帝も彼を拒絶し続けた。かつて伝統と秩序の中で疎んじられた玉三郎は、いま立女形として劇界の頂点にいる。これは未曾有の奇跡なのだ。彼はいかにして歌舞伎座のトップに上りつめたか―。葛藤と相克の四十年。 』


私は歌右衛門さんに間に合わなかったのだけれど、玉三郎さんにも間に合わなかったのだと思っている。
本書で描かれるところの時分の花だったころの玉三郎さんを見ることはもうできない。

しかし、ただ単に資料を集めて恣意的につなぎ合わせるだけで1冊の本になるとはね。

今、時分の花の女形って誰なんでしょうね。
ちょっと前は菊之助だったけれど。
真女形は絶滅危惧種を通り越してしまったのかもしれない。





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このごろ 思うこと

2010-06-30 | その他・歌舞伎
このところ歌舞伎にはとんとご無沙汰である。

最近の記事が↓1月6日。
その後チケットは買っていても、観劇には行っていないし
本も買ってはいても、読んでいない。

とうとう七月の松竹座はチケットも買わなかった。
(まだ買えるわけだし、見にも行けるが)

自分なりになぜかなと考えてみるのだけれど

どうも魅力ある演目に出合わない。

演目はよくても、好きな役者さんではなかったり
歌舞伎座が閉まって関西では拝見することの少ない役者さんを見ることができるかもという期待が裏切られたり

多少体調が悪いこともあるのだけれど、わざわざ気合いを入れて見に行きたいというモチベーションにならないのだなぁ。

見に行けばそれなりに楽しめるのだけれどね。

選り好みをするようになったというのは多少の成長なのかしらね。


とりあえずの生存報告でした。

見に来てくださっているみなさま、ありがとう!

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通し狂言 仮名手本忠臣蔵  昼の部 @大阪松竹座

2010-01-06 | 観る・歌舞伎
2010年の幕開けは「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」です。
初見。関西では前回は1999年だったそうです。
昼の部は六段目まで(関西は展開が早い)
関西所縁の役者さんばかりで、上方の型で演じられます。

藤十郎さんが相変わらずお元気で、全段に重要なお役で出ていらして、昼の部では高師直→由良之助→勘平とどんどん若くなって、うっかりすると別人みたい。
おかる勘平が秀太郎さんと藤十郎さん! それがぜんぜん違和感がないというのは…すごいとしか言いようがありませんねぇ。


幕開け、定式幕ではなく、↓のような幕で、人形の口上が終わった後、真ん中から左右に引かれます。

左が笹瀬連、右が大手連の紋で、江戸時代の大坂の代表的なひいき連の紋だそうです。

あと、どこがどう違っていると言えるといいんですけれど、江戸のもTVで見ただけなので残念ながら実感としてはよくわかりません。(番付には書いてありますが)

後半は来週観に行きます。


≪演目・配役・見どころ≫〜歌舞伎美人より〜

昼の部

【大序・三段目】
             高師直  藤十郎
            塩冶判官  扇 雀
            顔世御前  孝太郎
            足利直義  進之介
          桃井若狭之助  翫 雀

【四段目】
          大星由良之助  藤十郎
            塩冶判官  扇 雀
            大星力弥  壱太郎
        薬師寺次郎左衛門  薪 車
            顔世御前  孝太郎
          石堂右馬之丞  我 當

【五段目・六段目】
            早野勘平  藤十郎
            斧定九郎  翫 雀
          一文字屋お才  孝太郎
           千崎弥五郎  薪 車
            母おかや  竹三郎
           女房おかる  秀太郎

【大序】鎌倉鶴ヶ岡兜改めの場(かまくらつるがおかかぶとあらためのば)

 鶴ヶ岡八幡宮に参詣する足利直義(進之介)を桃井若狭之助(翫雀)と塩冶判官(えんやはんがん)(扇雀)ら御馳走役が迎えます。
 それを補佐する高師直(こうのもろのう)(藤十郎)は、判官の妻で美貌の顔世御前(孝太郎)に恋文を渡して言い寄るところを若狭之助に遮られ、その腹いせに若狭之助を散々に侮辱。思わず刀を手にした若狭之助でしたが思い留まります。
 「口上人形」に始まる儀式的演出と、上方独特の「大手・笹瀬」の引割幕などにより、『忠臣蔵』の世界へ誘う荘厳な一幕です。

【三段目】足利館門前進物の場(あしかがやかたもんぜんしんもつのば)
    同 殿中松の間刃傷の場(でんちゅうまつのまにんじょうのば)

 恥辱を晴らすため師直を斬る覚悟の若狭之助ですが、それを知った桃井家の家老加古川本蔵は、師直に賄賂を渡します。そのため師直の態度は一変、代わって怒りの矛先は塩冶判官に向かいます。あまりの屈辱に耐え兼ねた判官は、ついに師直を斬りつけますが、本蔵に抱き留められ浅傷を負わせるに止まります。
 刃傷に至るまでの高師直と塩冶判官のやりとりが見どころです。

【四段目】扇ヶ谷判官切腹の場(おうぎがやつはんがんせっぷくのば)
    同 城明渡しの場(しろあけわたしのば)

 殿中での刃傷という大罪により蟄居を命じられた塩冶判官の元に、上使の石堂右馬之丞(我當)と薬師寺次郎左衛門(薪車)が訪れ、判官の切腹とお家断絶、所領没収という上意を伝えます。
 覚悟していた判官は切腹の座に着き、家老の大星由良之助(藤十郎)の到着を今か今かと待ち望みつつ、刀を腹に突き立てます。まさにその時由良之助が到着、最期の対面を果たした主従は目と目で心の内を確認し合います。血気に逸り幕府の討手と戦おうとする嫡男力弥(壱太郎)ら諸士達を鎮めた由良之助は、主君の仇討ちを決意し、原郷右衛門らと共に館を後にするのでした。
 厳粛な雰囲気に満ちた塩冶判官切腹の場、万感の思いで遠ざかる城門を見つめる由良之助の引っ込みなど、屈指の名場面が続きます。

【五段目】山崎街道鉄砲渡しの場(やまざきかいどうてっぽうわたしのば)
    同 二つ玉の場(ふたつだまのば)

 恋人のおかるとの逢瀬を楽しんでいて、お家の一大事に駈け付けつけられず自責の念に苛まれる早野勘平(藤十郎)。今は猟師となっていますが、かつての同僚だった千崎弥五郎(薪車)と出会い、仇討資金の工面を約束します。一方おかるの父与市兵衛は、おかるを祇園に売ることでその資金を調達、前金五十両を懐に帰路に着きますが、山崎街道で斧定九郎(翫雀)に襲われて金と命を奪われます。
 その定九郎も、猪と間違えた勘平の鉄砲であえなく絶命。人を撃ったことに勘平は慌てますが、懐の五十両を着服して逃げ去ります。
 悪の魅力を見せる定九郎と、不運な誤解から罪を重ねる勘平。ほぼ無言のなか心象を表現する巧みな演出が見ものです。

【六段目】与市兵衛住家勘平腹切の場(よいちべえすみかかんぺいはらきりのば)

 翌朝、勘平の女房おかる(秀太郎)を連れに来た祇園の一文字屋お才(孝太郎)の話から、勘平は自分が舅の与市兵衛を殺したものと思い込みます。動揺しながらもおかるを見送った後、おかるの母おかや(竹三郎)や、来訪した同志の原と千崎に非道を責められた勘平は、山崎街道での出来事を吐露し、腹に刀を突き刺します。
 しかし、与市兵衛の疵からその疑いはすぐに晴れ、勘平が殺めたのは実は舅の仇であったことが判明します。仇討ちの連判状に名を連ねることを許された勘平は、安堵の中、息絶えるのでした。
 『忠臣蔵』の中でも東西の演出様式の違いが最も表れていると言われるのがこの場面です。「色にふけったばかりに」などの名台詞で描かれた勘平の悲哀を、写実を重んじる上方演出でご堪能頂きます。
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2010年 関西の歌舞伎公演予定

2009-12-22 | その他・歌舞伎
先日、9月に南座があるらしいと書いたんですけれど、5月に団菊祭が大阪であることもわかって、忘れないようにまとめて置くことにしました。


1月:大阪松竹座 仮名手本忠臣蔵通し

2月:京都南座  歌舞伎鑑賞教室

3月:京都南座  花形歌舞伎 ・亀ちゃんと獅童さん

5月:大阪松竹座 団菊祭大歌舞伎

7月:大阪松竹座 大歌舞伎

9月:京都南座  大歌舞伎

(9月:大阪松竹座 花の武将 前田慶次 ・愛之助さん)

12月:京都南座  顔見世


ちょっと前、関西では顔見世しかなかった時代があったそうなんですけれど、
私が知っているこの数年でもぐんぐん増えていますね。
ありがたいことです。

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吉例顔見世興行夜の部 @京都南座

2009-12-18 | 観る・歌舞伎
久しぶりの歌舞伎見物です。
6回目の顔見世。丸5年経ちました。
実は体調があまりよくなかったこともあり、観に行こうという意欲が無くなってしまって、チケットは買っていながらパスすること数回…(十二夜も竹三郎さんの喜寿記念も…)。
もう歌舞伎は卒業(中途退学??)しようかとも思ったのですけど、関西では上演の少ない助六…しかも孝玉の…やっぱり観とかなくちゃいけないかなぁと思い…やっと重い腰をあげ…。


全部の演目が初見。

● 時平の七笑
菅原伝授手習鑑の時平は妖怪みたいですけれど、こちらは腹黒い人間。
我當さんの当たり役だそうですが、仁左衛門さんがやられてもすごいかも。
子役たちが、かわいい上にうまい!

● 土蜘
松羽目物は眠くなるのをしっかりこらえて(苦笑) 土蜘=菊五郎さんが糸を投げるところは見逃さず。
菊之助さんの胡蝶、もうちょっと観たかったなぁ。

● 助六曲輪初花桜
三浦屋格子先の場だけで2時間近い…。
とにかく豪華絢爛!!
藤十郎さんに白酒売新兵衛をさせてしまうなんて…ごちそうとしかいいようがない(・・;)
愛之助さんの朝顔仙平はあんまりだ(笑)

● 石橋
15分ほどの短い演目ですけれど、歌舞伎らしい踊りで、翫雀さんも愛之助さんもすてき!
新味のある背景で面白かった!


久しぶりでしたが、しっかり楽しめました。

来月は松竹座の仮名手本忠臣蔵の通し…5年待ってやっとの演目なので、やっぱり観とかなくちゃいけないかなぁと思い…チケットゲット。
あと関西では、松竹座の7月は例年ありますが、南座の9月にも大歌舞伎公演があるようで、どんな出し物になるのか楽しみです。
南座の3月は獅童さんと亀ちゃんの花形歌舞伎です。

さて、歌舞伎鑑賞復活になりますか.....




【演目・配役・見どころ】〜歌舞伎美人より〜

第一 天満宮菜種御供(てんまんぐうなたねのごくう)
   時平の七笑
            藤原時平  我 當
           判官代輝国  進之介
            頭の定岡  亀三郎
            藤原宿祢  亀 寿
            三好清貫  薪 車
            春藤玄蕃  亀 鶴
           左中弁希世  竹三郎
            菅原道真  彦三郎

 右大臣の菅原道真は、身に覚えのない謀反の疑いを受けていました。糾問の声の中、左大臣の藤原時平は道真を弁護します。しかし、あらぬ証拠が出され、庇う時平までもが問詰められる様子に、道真は覚悟を決め、時平に天皇の守護を頼むと、流罪の地太宰府へ向かうのでした。涙で見送る時平ですが、辺りに人がいなくなると一変、こらえきれずに笑い出します。この計略の首謀者は、天下を狙う時平だったのです。


第ニ 新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)

       僧智籌実は土蜘の精  菊五郎
             源頼光  時 蔵
            侍女胡蝶  菊之助
           渡辺源次綱  愛之助
            坂田公時  権十郎
            碓井貞光  男女蔵
            ト部季武  亀三郎
             巫子榊  梅 枝
            番卒次郎  團 蔵
            番卒藤内  松 緑
            番卒太郎  翫 雀
            平井保昌  梅 玉

 源頼光の病床に、智籌と名乗る僧がやってきます。出自と修行の様子を聞いた頼光が祈祷を頼むと、しだいに智籌の影は妖しい姿に変わります。僧とは偽りで、都を守護する頼光を討ち、日本を魔界に変ようと企む土蜘の精だったのです。


第三 助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)
   三浦屋格子先の場

           花川戸助六  仁左衛門
           三浦屋揚巻  玉三郎
        くわんぺら門兵衛  左團次
            通人里暁  翫 雀
          福山のかつぎ  松 緑
           三浦屋白玉  菊之助
            朝顔仙平  愛之助
        三浦屋傾城八重衣  吉 弥
            同 浮橋  宗之助
            同 愛染  亀 鶴
           遣手おたつ  竹三郎
           若衆艶之丞  團 蔵
             母満江  東 蔵
            髭の意休  我 當
          白酒売新兵衛  藤十郎

 桜が盛りの江戸吉原。三浦屋抱えの傾城揚巻が髭の意休に言い寄られ、間夫の助六と意休とでは比べ物にならないと一蹴するところ、男伊達の花川戸助六が現れ、意休を挑発した上、子分に喧嘩を売ります。その様子を見た兄の白酒売新兵衛が弟を諌めますが、この喧嘩っ早いのはお家の宝刀を探し出す手立てと打明けるのでした......。


第四 石橋(しゃっきょう)

            獅子の精  翫 雀
            獅子の精  愛之助

 この作品は、能の『石橋』を舞踊化した曲で、獅子物と呼ばれるジャンルの一つです。
 文殊菩薩が住む清涼山にかかる自然に出来た橋。人が渡れぬ様子のその橋に、文殊菩薩の使いである獅子が現れ、豪快な舞をみせます。
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芝居随想 作者部屋から

2009-09-07 | 読む・歌舞伎
芝居随想 作者部屋から (ウェッジ文庫)
食満 南北
ウェッジ

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『食満南北は、明治大正の上方歌舞伎の巨星・初代中村鴈治郎の身近に居た座付作者。本書は、著者の自叙伝であり、九代目団十郎、五代目菊五郎、初代左団次、十一代目仁左衛門ら、南北が親炙した歌舞伎役者たちの挙措を生きいきと描いた読み物で、折口信夫が「南北として、これ以上のものは、もう書けない」と、折り紙をつけた主著。闊達な語り口による劇界の内幕と多彩な逸話は芝居好きならずとも興趣が尽きない。 』

いやあ、面白い!

明治時代の役者さんについて昭和19年に出版された本、しかも食満南北(けまなんぼく)という寡聞にして存じ上げない著者・・・ずいぶん懐疑的に読み始めたのだけれど、この食満さん(本名)という方、いいところのボンボンの出だったようで、軽妙闊達で、実に楽しい文章を書かれる。
そしてこの方、東京でも上方でも座付作者をされていたので、東西両方の名優について、自分の目でみたとおりに比較し、評価できるのである。
九代目団十郎、五代目菊五郎、初代左団次、十一代目仁左衛門、初代中村鴈治郎・・・歴史上の人物が生き生きとよみがえってくる。

お芝居の作り方などもとても興味深い。

ぜひ!


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をちこち 第29号 特集 世界と出会う歌舞伎

2009-06-20 | 読む・歌舞伎
をちこち 第29号(2009年6月・2009年7月号)特集 世界と出会う歌舞伎

山川出版社

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『巻頭鼎談 海外公演のおかげで歌舞伎の本質が見えてきた 市川亀治郎×尾上菊之助×長谷部浩

グラビア シェイクスピアのコメディと歌舞伎が出会う――『NINAGAWA 十二夜』ロンドン公演より

『NINAGAWA 十二夜』は、怖れを知らぬ冒険か――歌舞伎化されたシェイクスピアを上演する  長谷部浩

アイデア、実行力、俳優としての力量。勘三郎は走り続ける  小玉祥子

「日本の梅蘭芳」玉三郎の昆劇が中国を魅了した  石山俊彦

インタビュー 金井勇一郎さんに聞く
舞台美術家として『NINAGAWA 十二夜』の舞台をつくるおもしろさ   聞き手・草加叔也

インタビュー 河竹登志夫さんに聞く
伝統の継承と外国との創造的な交流の両方が必要だ   聞き手・渡邊直樹

歌舞伎をより多面的に紹介する時代がやってきた――歌舞伎の海外公演の変遷 神山彰 歌舞伎はアメリカ人の心の中に深く入り込んだ   ピーター・グリリ

フランスの演劇人たちは歌舞伎に何を見出してきたか   パトリック・ドゥ・ヴォス 』


をちこちは国際交流基金の定期刊行物。→ LINK
をちこちは遠近の意味。なるほど〜。

で、本号は「世界と出会う歌舞伎」と題して、主に「NINAGAWA十二夜」ロンドン公演、あと勘三郎さんや玉三郎さんの活動を紹介する。

執筆陣のレベルも高く、読みごたえたっぷりでお買い得な一冊。

「海外公演のおかげで歌舞伎の本質が見えてきた」との言いやよし。

亀治郎さん、日本ではやりすぎと言われそうなロンドン公演での演出のまま、今月来月の凱旋公演で麻阿を演られるそうです。
来月松竹座で(やっと大阪で)拝見できる楽しみが増しました。


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市川海老蔵 特別舞踊公演 @大阪松竹座

2009-06-08 | 観る・歌舞伎
  

海老蔵さんの舞踏公演、行ってきました。
新型インフルエンザのおかげで、口上とにらみ付き!
ラッキー♪♪

いつも退屈な「保名」も海老蔵さんだと哀愁ただよって・・・。
「雷船頭」初めて見ましたけど、ユーモラスで楽しい。あのあと雷さまはどうなるんでしょう?帰れるのかなぁ。
「七つ面」は途絶えていた十八番を復活させたいということで、1月の新橋演舞場に続いての公演だそうですが、面の早変わりの繰り返しばかりで、もう少し舞台全体を使う舞踏が観たい、ひとつひとつの面の性格分け・踊り分けをきっちり観たいなぁと思うのですが・・・ま、素人の思うこと。

海老蔵さん、素だと私にはちっとも素敵に見えないのですけどヾ(・・ )ォィォィ
舞台の上だとほんとにほれぼれ・・・
にらみは1年間の無病息災(ん?風邪ひかないだったけな)の保障があるそうなので、ありがたく・・・。
また来年もよろしくお願いします!!

舞妓はん、芸妓はんやら、玄人筋のお姐はん方で華やいだ客席どしたえ。

御茶ノ水小川軒のレーズンウィッチが海老蔵さんのメッセージ入りで売っていましたけれど、海老蔵さんのお気に入りなんでしょうか?
美味しくいただきました。


【演目】
一、保名(やすな)
            安倍保名  市川海老蔵


二、雷船頭(かみなりせんどう)
              船頭  市川海老蔵


三、口上(こうじょう)
  市川海老蔵「にらみ」相勤め申し候


四、歌舞伎十八番の内 七つ面(ななつめん)
         元興寺赤右衛門  市川海老蔵
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Man of LA Mancha Vocal Score

2009-06-06 |   ラ・マンチャの男
Man of LA Mancha Vocal Score

Cherry Lane Music

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『Includes 21 songs: Abduction Aldonza La Mancha BarberÕs Song The Combat Dubbing Dulcinea Golden Helmet of Mambrino I Really Like Him I, Don Quixote IÕm Only Thinking of Him The Impossible Dream (The Quest) ItÕs All the Same Knight of Mirrors Knight of Woeful Count Little Bird Little Bird A Little Gossip Moorish Dance Overture To Each His Dulcinea WeÕre Only Thinking of Him What Does He Want of Me. 』

やっと届きました♪

もういいかげんCDを聴き倒して、頭の中では脈絡なくいろいろなメロディが流れている状態なんですけど、悲しいかな、英語の歌詞がほとんど聞き取れない......

本書、簡単なピアノ伴奏とヴォーカルの楽譜です。
これでまたCDを聴く楽しみが増えました♪

これに日本語の歌詞がついているのといいのだけれど、日本語の歌詞は公演のパンフレットに一部載っているだけで、どの音にどの語かということは、1回観ただけではわかりませんねぇ。
まあ、将来のお楽しみに取っておきませう。

あとは「ドン・キホーテ」を読むだけですが〜.................
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