Enjoy KABUKI !!

気ままに歌舞伎を楽しんでいます♪

シネマ歌舞伎「鷺娘」「日高川入相花王」

2006-06-26 | 観る・歌舞伎
シネマ歌舞伎「鷺娘」「日高川入相花王」を観てきました。

玉三郎さんの「鷺娘(さぎむすめ)」といえば美の極致と言われるんですよねぇ。
どうも私ははまれない。
シネマだからということもなさそうなんですけど、きれいともすばらしいとも感動した(笑)とも思わないなぁ。
どうも感性が合わないみたいです。

このシネマ歌舞伎、どうせシネマなんだからもっとカメラ位置を自由にすればいいのに、中途半端ですよね。
やたら正面からのアップばかり見せられても飽きてくる。
舞台の大きさがあった上での動きやバランスというものもあるはずで、それが見えてこない。
役者の気が直接伝わってこない上にこれではね、ますます・・・

同時上映の「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」はけっこう人形振りが面白かった。

MOVIX京都 で7月7日まで

シネマ歌舞伎のサイト 予告編付き


【鷺娘】
   鷺の精……坂東玉三郎
1978年に初めて「鷺娘」を演じた玉三郎は、1984年、世界的アーティストが顔を揃えたメトロポリタン・オペラハウスのガラコンサートで上演して大喝采を浴びました。その後もロンドン、ベルリン、ウイーンなど、芸術の都で次々と成功させ、いずれも高い評価を受けました。こうして国内外で上演を重ねる毎に、その圧倒的な美しさと完成度を高め、「鷺娘」は玉三郎の代表作の一つとなりました。 しんしんと雪が降る水辺の岸に、柳の木が一本立っています。その柳の傍らに、蛇の目傘をさした娘が佇んでいます。白無垢、綿帽子姿のその娘は、実は白鷺の精でした―今回は、2005年5月歌舞伎座の舞台をデジタル上映致します。

【日高川入相花王】
   清姫……坂東玉三郎
   人形遣い……尾上菊之助
   船頭……坂東薪車
人形浄瑠璃を歌舞伎舞踊化した「道成寺物」の作品で、人形振りでみせる趣向となっています。恋する安珍を追って日高川の渡し場にたどり着く清姫ですが、船頭は川を渡してくれません。安珍への嫉妬と恨みの激情を燃やす清姫はついに―。人形遣いを尾上菊之助が、船頭を坂東薪車が勤めます。 2005年10月、歌舞伎座にて収録。


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七月大歌舞伎・大阪松竹座

2006-06-09 | その他・歌舞伎
7月の松竹座「中村鴈治郎改め坂田藤十郎襲名披露七月大歌舞伎」のチケット申し込みがいよいよ明日からです(松竹友の会会員は今日から)
ほんとに関西では歌舞伎公演が少ないので「待ってましたっ!」

今回の公演ではもちろん藤十郎さんの団七九郎兵衛(初役)も白拍子花子も楽しみなんですけど、仁左衛門さんの大蔵卿と菊五郎さんの宗五郎が観たくて、「夜は行かない」なんて誓いをあっさり破って、昼も夜もチケット申し込んでしまいました。
翫雀 さんと壱太郎くんの連獅子も楽しみですね。

皆様もぜひ~~!!



そういえば澤瀉屋さん、去年は5月に演ってらしたのに、今年は??
コメント (11)
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週刊人間国宝 創刊3号

2006-06-08 | 読む・歌舞伎
週刊○○の類は数あれど
週刊人間国宝 創刊3号が歌舞伎①だったので買ってみました。
六代目中村歌右衛門さん、七代目尾上梅幸さん、四代目中村雀右衛門さん、七代目中村芝翫さんで、女形特集です。
渡辺保さんによると歌右衛門さんが牡丹、梅幸さんが梅、雀右衛門さんが薔薇、芝翫さんが百合だそうです。
総カラーページで、それぞれの当り役のお写真も豊富、解説もそうそうたる面々でなかなかお買い得(笑)なのではないでしょうか。

歌舞伎は⑦まであるそうですけど、買い忘れずにいられるかなぁ。



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弁慶のカーテンコール

2006-06-07 | 読む・歌舞伎
弁慶のカーテンコール

光文社

このアイテムの詳細を見る


『歌舞伎の名門高麗屋に生まれながら、歌舞伎はもとより、シェイクスピア劇、ミュージカル、翻訳劇、現代劇、テレビドラマと、幅広いジャンルで活躍し続ける役者松本幸四郎。彼にとって「演じる」とは、どういうことなのか?彼の考える歌舞伎とは、そして家族への思いは…。役者人生の現代を語るエッセイ集。自筆の絵や書も初収録。』

半分は10年前のエッセイ「ギャルソンになった王様」、残りの半分はその後あちこちに書かれた文章をまとめたもの。
ところどころに入っているさらさらっと描いたという風情のスケッチがすてき!

歌舞伎役者で
MUSICAL STARでドラマにも出ていて。
こんな人、他にいます? ------三谷幸喜
帯のこの文言に凝縮されている。

ドラマ『王様のレストラン』見たかったなぁ
『アマデウス』絶対見よう!
コメント (4)
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