軽井沢ル・ボン・ヴィボン

日本ワインで考える事。

前々回の更新でチラッと書きましたが
ワインリストに日本ワインを少しずつ増やしていきたいと思います。

色々説明するのは野暮なので省略しておきますが
ここでは「国産ワイン」ではなく「日本ワイン」という事で。

元々は取り扱っていたのですが
ここ数年はフランス料理店として、フランスワインの充実を急務としていた事もあり
私どものワインリストに、日本ワインは数種類オンリストされているだけでした。

再び日本ワインに目を向けるきっかけとしては、こちらの
信州・東御市のAperture Farmさんのメルローの存在がありました。

 
作り手の心がギュッと詰まったワインを手にして、スイッチが切り替わりました。

私のこれまでの日本ワインに対する印象と言えば、やや偏見交じり。
評価が高まっている部分は認めつつも、
あまりの生産量の少なさと、値段の高さに一歩後ずさり。
手に入りにくい事も手伝って、相当敷居の高い存在でした。

これだったらブルゴーニュを買うよ、と。

しかしながら
このところ、ご近所の「シェ・草間」の草間シェフが中心となって、
信州ワインやチーズなどの勉強会が度々催され、
私どもも会に参加させていただいているうちに、
生産者様に直接お目にかかる機会にも恵まれ
少しずつ知識を得て、とても身近に感じられるようになってきました。

今のところ手に入る量は少ないですが、
仕入れた一本一本を大切に売る姿勢で臨んでいきたいと思います。



まずはお膝元の長野ワインを中心にスタートして、
いずれは少し広い目線で地域を捉え、近県の物も揃えていきたいと考えています。

軽井沢は日本を代表する観光地の一つですから
日本中、世界中からお越しになるお客様に対して
地域圏を代表するような立ち位置が相応しいのではと。

ま、ちょっと大袈裟な話になりましたが(笑)

これからも時間をかけて、少しずつでも日本ワインを充実させていきたいと思います。
 

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