さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

阿讃トレッキングで見た植物(7) サワグルミ

2014年03月28日 | 自然探訪
 昨日、大相山へ谷を沿いに上がった時に見た背の高い樹、調べてみるとサワグルミのようだ。



樹高は20mを裕に超え、すらっと上に伸びている

 近づくと・・・



幹の表皮は縦に割れ、はがれかけている


下のほうで細く伸びた枝に冬芽が付いている

 この冬芽を見た時にクルミ類ではと考えていたが、香川で希少種のサワグルミとは考え付かなかった。



幹のすぐ横で上を見上げて撮る(本当にかなり上まで伸びて、枝を広げている)


葉を広げた夏の姿はどんなものだろう・・・夏に来なければ 


サワグルミが生育する谷の遠景 数十本あるだろうか

 サワグルミ 山渓「日本の樹木」によると、「山地の谷筋などによく生える。幹は直立して、高さ30㍍ぐらいになり、樹冠は卵状球形。樹皮は暗灰色でやや深く裂け、古くなるとはがれる。葉は大形の奇数羽状複葉で、互生する。」とある。

 昨日のブログ記事には、落ち葉は見られなかったと書いたが、実はケヤキのような葉がたくさん落ちていた。この葉が、サワグルミの小葉だったようだ。もっとよく観察しないと・・・

 3月上旬に、東浅木原で(ケ)ケンポナシに初めて出会ったが、今回はサワグルミに初めて出会う。阿讃の山々をもっと歩き、まだ出会ったことのない植物を見たいなあ。






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