さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

綾川町 笠形山 トレッキング

2010年12月03日 | トレッキング  さぬき里山
 昨夜の雨が上がり、風が強くなるものの晴れの天気予報。午前中に、先日登った綾川町前山の南方にある笠形山へ向かう。行く途中、上佐山、実相寺山、日妻山などがきれいに見えている。今日は、いい山歩きができそうな予感が・・・
 
 
 登山口はコテージ群と民家の間にある 
 綾川町側の登山口、タツタのもりキャンプ場奥にある登山口標識から登りはじめる(10:15)。里山の生活登山道がしばらく続くが、あまり手入れされておらず、しだ植物のウラジロが所々に茂っている。15分ぐらい登ると、軽トラが走れるぐらいの林道が現れ、少し行くと、車道に出る。  「笠形山 右」という標識があり、しばらく行くと、鉄塔下の登山口に着く。

 
 この登山口は林道塩江-琴南線のまんのう町に入るすぐ手前にある

 四国電力の送電鉄塔の下を通り、登山道に入る。落ち葉が降り積もっているが歩きやすい道だ。この辺りで雨がぽつぽつし始める。一時的な雨でしばらくの小雨でやむだろうと思うがなかなかやまない。雨具は持っていないが、ウインドブレーカーで何とかなると思いスピードを上げて登る。杉が植林されているところから、プラスチック製の階段が整備されている。

 
 右 笠形山へ30分」の標識  これは下山時に撮ったもの
 
 タツタのもり登山口から、54分で稜線に出る。稜線に出るとさすがに、風が吹きつけ、ガスと強風の中を進む。テープがあり、道は何とかわかるがとにかく風とガスがすごい。やや不安になりながら、また倒木をよけながら進み、雨島峠への分岐を見て安心する。緩やかな稜線上の登山道を進み、「右頂上へ」の標識から3分ぐらいで頂上に着いた(11:32)。ここで何とかカメラを取り出し、山頂の写真を撮る。



 山頂は、ガスで全く展望がきかないのと、雨に濡れて寒いのですぐに下山する。ものすごい風で、枯れた松が倒れたのか「バキバキ、ドサッ」という音が聞こえる。逃げるように歩き、
 雨島峠への分岐の辺りで少し明るくなり始める。

 風が吹きつける稜線上をどきどきしながら歩き、稜線分岐に着く(11:52)。771m地点手前の鉄塔を見に行くが、まだガスがかかり展望はきかない。ここからは、プラスチック製の階段が整備されたスギ林の中を一気に下りる。


 登山道には、上りの時とは比べものにならないぐらいスギの枯れ葉が降り積もっている。途中から、明るい光が見えはじめ、登山口の鉄塔に着いたとき(12:12)には、笠形山の頂上付近が見えるまでになった。
 
 右端のピークが笠形山頂上
 
 天気は回復したが、全身が濡れて気持ち悪いので下山を急ぎ、タツタのもりキャンプ場に戻った(12:41)。

 
 家に帰りアメダスなどを確認すると、11時前ごろから香川県全域で雨が降り、12時頃には高松で瞬間最大風速27mを記録したということだった。散々な目にあったが、時にはこんなトレッキングもある。


   


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