魂を込めて

愛媛FCの良い所も悪い所も全てを受け止めて、その勝利の喜びや敗戦の悔しさを共に分かち合う愛媛FC応援ブログです。

愛媛FC『兆し』

2020-11-07 23:52:16 | Weblog
2020年10月25日J2リーグ第29節対栃木戦がhome愛媛で開催された。愛媛0vs1栃木で敗戦する。

愛媛4-1-4-1システム
栃木4-4-2システム

【フォーメーション】
GK岡本
右SB茂木
右CB山崎
左CB池田
左SB三原

アンカー森谷
右インサイドMF田中
左インサイドMF川村
右サイドMF丹羽
左サイドMF長沼

CF藤本

【展望】
試合開始前に個人的には、システムが3-4-3システムなのか4-3-3システムなのか気になっていた。開始後にシステムを確認してみると何と4-1-4-1システムであった。

このシステムは、中盤に人数を掛けて攻守に厚みを持たせるシステムである。通常は、アンカーにボール奪取力の高い選手を配置し守備を安定させるのが定石である。
ここで面白いのが、守備力の高い田中では無く展開力の高いパサータイプの森谷が起用されていた事である。

【総括】
試合の序盤は、良い入り方をみせたかと思えた愛媛であったが、開始8分には栃木のCKの流れから猛攻を受け、フリーでシュートを打たれるもゴールカバーに入っていたCB池田のブロックで辛くも逃れる。しかし、その直後に左SB三原が突破され、GK岡本がスーパーセーブをみせて死守する。
割愛するが、1試合を通して振り返るとこの序盤の決定的機会を凌ぎ何とか守備を粘り強く守りきれるのかと思われたが、後半に栃木のFKからGKが高精度のロングフィードを送り、一発でラインの裏を取られ失点してしまった。

栃木の2トップを起点としたフォアチェックやチーム全員のプレス、最終ディフェンスライン、CBの強さに終始圧倒された試合であった。

【兆し】
ただ、その敗戦の中でも従来には観られなかった、相手ディフェンスラインの裏を狙ったロングボールやマーカーがついていてもコースが相手いたら愛媛CF藤本に楔のパス、縦パスを入れる等、縦に早くビルドアップする姿勢、早く攻める意識が感じられた。又、本来はCFの丹羽が今季はフィジカルコンディションが向上しポストプレーも巧みにこなせるようになってきている事が感じられ、あまり務めた事が無いこの日のサイドMFも運動量とスピードでチームに貢献していた。彼の裏を狙う姿勢は貴重と言える。
藤本については、栃木の両CBにかなりのハードマークを受けていたが、彼のポテンシャルは高いので、チームで活かせるようになって欲しいと痛感した。
結果的には、敗戦したが好転の兆しが感じられた試合であった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛媛FC『兆し』

2020-11-07 23:49:54 | Weblog

2020年10月25日J2リーグ第29節対栃木戦がhome愛媛で開催された。愛媛0vs1栃木で敗戦する。

愛媛4-1-4-1システム
栃木4-4-2システム

【フォーメーション】
GK岡本
右SB茂木
右CB山崎
左CB池田
左SB三原

アンカー森谷
右インサイドMF田中
左インサイドMF川村
右サイドMF丹羽
左サイドMF長沼

CF藤本

【展望】
試合開始前に個人的には、システムが3-4-3システムなのか4-3-3システムなのか気になっていた。開始後にシステムを確認してみると何と4-1-4-1システムであった。

このシステムは、中盤に人数を掛けて攻守に厚みを持たせるシステムである。通常は、アンカーにボール奪取力の高い選手を配置し守備を安定させるのが定石である。
ここで面白いのが、守備力の高い田中では無く展開力の高いパサータイプの森谷が起用されていた事である。

【総括】
試合の序盤は、良い入り方をみせたかと思えた愛媛であったが、開始8分には栃木のCKの流れから猛攻を受け、フリーでシュートを打たれるもゴールカバーに入っていたCB池田のブロックで辛くも逃れる。しかし、その直後に左SB三原が突破され、GK岡本がスーパーセーブをみせて死守する。
割愛するが、1試合を通して振り返るとこの序盤の決定的機会を凌ぎ何とか守備を粘り強く守りきれるのかと思われたが、後半に栃木のFKからGKが高精度のロングフィードを送り、一発でラインの裏を取られ失点してしまった。

栃木の2トップを起点としたフォアチェックやチーム全員のプレス、最終ディフェンスライン、CBの強さに終始圧倒された試合であった。

【兆し】
ただ、その敗戦の中でも従来には観られなかった、相手ディフェンスラインの裏を狙ったロングボールやマーカーがついていてもコースが相手いたら愛媛CF藤本に楔のパス、縦パスを入れる等、縦に早くビルドアップする姿勢、早く攻める意識が感じられた。又、本来はCFの丹羽が今季はフィジカルコンディションが向上しポストプレーも巧みにこなせるようになってきている事が感じられ、あまり務めた事が無いこの日のサイドMFも運動量とスピードでチームに貢献していた。彼の裏を狙う姿勢は貴重と言える。
藤本については、栃木の両CBにかなりのハードマークを受けていたが、彼のポテンシャルは高いので、チームで活かせるようになって欲しいと痛感した。
結果的には、敗戦したが好転の兆しが感じられた試合であった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする