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天皇皇后両陛下御来熊、御奉迎活動報告~事務局長:片岡正憲

2013-12-10 14:14:36 | その他

 去る、10月26日から28日まで、天皇皇后両陛下ご臨席の下、第33回全国豊かな海づくり大会が熊本県で開催されました。

 今回は以前までの奉迎と違い行在所の変更から、提灯奉迎を行う場所がなく、提灯奉迎を本当に開催できるのかどうかも心配されるような状況からのスタートでした。

 その様な中で大きな力となったのは、ご即位十年、二十年という運動の積み重ねでした。まず県庁・県警との三者会議で、初めに熊本城が使用できる事となり、その後の熊本城との交渉の中で、熊本市が提灯奉迎に共催することが決まりました。

 文化財が多く点在する熊本城は管理が厳しく、火気の厳禁を初め様々な制約があり、ご即位十年の際も大変な交渉が続いたと聞いております。しかし、今回は市が共催に入ることで火気の使用や備品の貸し出しなどを行ってくれ、ご即位十年の時に苦労した内容は全て熊本城管理事務所が行ってくれました。

更には以前の奉迎の際には、城内にある神社が、奉迎者が見える様にする為、木の枝を切ったところ、厳重注意の上、始末書を書かされたそうですが、今回の奉迎では、熊本城管理事務所が枝を切ってくれ、奉迎場所の葉っぱも落としてくれ、前回と比べて大きく状況が前進しました。

 またご答礼予定のお部屋からの下見も行い、それ以外の奉迎場所として民間の私有地であるNPCパーキング、郵政局駐車場を見つけ交渉した所、快く場をお貸し頂き、こちらが描いた希望がほぼ全て適いました。

 また、沿道奉迎も、ご訪問・ご通過予定の自治体の担当者、議会議長、県庁、県議会議員、奉迎委員会事務局で関係自治体実務者会議を開催。全ての自治体が自治会などを通じ、回覧板等でご通過予定やご訪問予定を県民に流してくれ、日の丸の小旗の配布にも、役場の職員に出て頂き、全面的にご協力頂きました。

 震災のご慰問などを通じた陛下のご努力が多くの心を動かした影響で、マスコミの事前取材も多く、熊本日日新聞が、行幸啓の詳細を知りたい方は奉迎委員会へと新聞・HPに掲載し、役場に問い合わせがあった場合も全て奉迎委員会に回すようになっていたため、最後の一週間は受話器を置いた瞬間に着信があるという状況が延々と続き、その状態は陛下が御立ちになる直前まで続きました。

 ご来熊当日は奉迎委員会や自治体の広報の効果か、物凄い人が連日各地に詰めかけ、最初のご訪問地で事務局が用意していた予備の小旗がほぼなくなり、急遽送っていただいたり、カラーコピーやプリンターで印字したりして追加しましたが、総勢四万七千本用意した日の丸の小旗は全く足りず、報道によると約十八万人の人々が奉迎に詰め掛けたとのことでした。沿道には奉迎委員の私学協会から約千三百人の高校生たちや、同じく委員の保育協議会の園児さん、付属小学校の約六百人の生徒たちも参加し、老若男女問わず、正に県民上げての奉迎を行うことが出来ました。

 提灯奉迎では熊本城に開始四時間前から列ができ、あまりにも列が続きすぎたため、入場時間を四十分繰り上げましたが、あまりの人に城内に入りきれず千人以上の方々にお帰り頂くという状況となりました。あまりの人に五千六百個用意していた提灯では足りず、多くの方々が、何も持たないでも、提灯奉迎に参加したいとその場に残られ、総勢約八千人で提灯奉迎を行いました。帰られた方も含めると約一万人近くが集まった提灯奉迎となりました。

 最後に、今回の奉迎は私達日本会議熊本が、行政やマスコミの調整役となり、多くの県民に情報をお伝えすることが出来ました。県庁・熊本市ともに、予想をはるかに上回る人々が参加されたことに驚き、熊本の皇室尊崇の念を実感したと言っておりました。








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1 コメント

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お疲れ様でした (のぞみ)
2013-12-31 10:45:48
普段はあまりマスコミに取り上げられない日本国民の皇室への親しみや尊敬が広く取り上げられ、大変意義ある活動になりました。
企画された方々及び参加皆様、お疲れ様でした。
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