日本会議熊本ブログ

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ゆとり教育

2010-08-26 10:56:24 | その他
産経新聞(H22.8.11)に、なるほどと思える記事が載っていたので、ご了解を得て、引用しました。

      Signal  ゆとり教育は初等教育の破壊     

                       高原朗子 熊本大学准教授

 教育の目的は大別すれば知能の啓発と人格形成に尽きる。前者は後者の土台。後者は前者の牽引車であって、両者は不可分の関係にある。

 教育は心理学の側面から①取り入れ学習を行う②思考力を育てる③目的意識を持ち自己啓発的知的作業を行うーという三段階に分けられ、それぞれ初等教育前半、初等教育後半以降、高等教育に相当する。この段階は、さまざまな芸事での、まずは師の教えを忠実に守り、型を習得して、徐々に工夫して自分らしい技を打ち立てるという流れと似ている。

 第一段階は従順に素直に学習することが最大の効果を生む。「言葉」「知識」「理数」(九九など)を憶え頭に入れるなど基礎、基本をたたき込む時期である。これは単に憶えるということのみで終わるものではない。このことは同時に一定の場所、時間で、精神活動を続けるということを強いられることである。

 これにより注意を集中し、耐え、続けなければならないという意思と自己統制などの諸精神力が必然的に涵養される。これらがそろっていないと次の段階の「抽象」「綜合」「判断」「理解」などの思考能力を培うことはできない。なによりもこれらの精神活動のドリルを繰り返す(精神的演練・鍛錬を重ねる)ことは、人格発達のための酸素、栄養分とでもいうべきものを注入、補給していくことになる。

 第一段階は知的能力醸成のためのにならず全人格形成の土台の時期である。この土台はしっかりした枠組みで形成されなければならず、この枠組みが硬ければ土台は崩れない。

 第一段階で身につく忍耐、自己統制、注意の集中・維持などは「管理」によって養成できる。

 「管理」という言葉が嫌いな人には「訓練・演練」、あるいは「教え込み・反復学習」と言い換えても、人格形成の色彩の強い言い方では「躾」とか「訓育」とか言ってもよい。

 「ならぬことはならぬ」と教え込むことが肝要である。これらは「子供の自発性が第一」、「子供と教師は対等」だからあまり教えないといった、一見人間的なようで実は無責任な教育者の関わりとは対極にある。すなわち人間教育の初期の段階では厳しく管理して鍛錬し、異を唱えさせず、従順に取り入れ学習させることこそが、その後の人間的発達を保障する最良の方法である。

 ゆとり教育は、学びの第一段階を軽視し、最終段階で」の効果のみを無意識のうちに強調したがゆえに目的通りの成果を生まなかったと思われる。みしろ、教育の質の低下を構造的に生み出し、教師にゆとりの時間を与えただけの話である。教師は教え子が学校ではなく学習塾に通って熱心に勉強することをわが恥と思わねばならない。自分の病院の入院患者が夜は他の診療所で治療を受けるのを恥と思わない医者はいないだろう。

ゆとり教育は、管理すべき手を抜いて子供には自由な時間を与えただけの話である。

 「詰め込み教育」と「ゆとりがない」ということを大人たちの感覚で子供も同じだと思ったことから過誤が生じた。しかし、それは違う。子供にとって精神を集中すれば詰め込みは詰め込みではなくなる。時間的余裕の無さはプライベートな時間をテレビなどに費やしているからである。詰め込みだからといって学校の授業時間を減らすというのは本末転倒であり、教職員(公務員)福祉といわれても仕方あるまい。

沖縄の海兵隊

2010-08-17 15:38:58 | その他
「日本の息吹き」9月号 豆知識
日本会議熊本 副会長 花吉 洋一 より

          沖縄の海兵隊

 鳩山前々首相は、普天間問題で、つまづき「聞けば聞くほど、学べば学ぶほど、海兵隊の抑止力の重要性がわかった。」と迷言をはいて政権を放り出した。

 岡田外相が、初めて李明博韓国大統領と会談し「鳩山首相が、訪問したい」と言った。大統領は「鳩山首相は、わが国の国防体制の柱の一つを放り出そうとしている。お会いできない」と答えた。

 岡田外相は、防衛賞からのレクチャーで、海兵隊が、東アジアの抑止力になっている事を聞き、愕然となった。鳩山首相もこれを聞き、びっくりして県外移設を断念した。

 米国の軍隊は、海軍、陸軍、空軍、海兵隊だが、戦闘行動に移るには、米国議会の上下両院で議決しなければならない。

 海兵隊は、大統領』命令一つで、戦闘行動に移ることができる。
 韓国には、米国歩兵第二師団がいるが、北鮮が、侵略してきても米軍に被害がない限り行動できない。

 沖縄の海兵隊は、大統領命令があれば、即座に対応して、韓国まで三時間で到着する。

 韓国大統領が「わが国の国防体制の大きな一つ」と言ったのは、海兵隊の事である。

 東アジアには、中国、北鮮、ベトナムの共産主義独裁国家存在し、冷戦が存在する。

 韓国・日本の米軍と、米国の台湾法で中国軍との武力の均衡が保たれている。
そのカナメは沖縄の米軍であり、その中核は空軍と海兵隊である。

民主党の首相も外相も、あまりにも平和ボケがひどすぎる。

子供は神様です

2010-08-04 11:51:32 | その他
今や、親の子供虐待事件が、毎日のように報道されている。 
    
 先日、宗像の母 と呼ばれている賀久はつ先生の講話を聴いた。
この講演は、熊本県や市の後援を受けていた。
 

先生の話をご紹介しましょう。

趣旨は、「子供は神様です。子は、作るのではなく、授かるのです。
作るという意識が、野菜のように、切り刻んだり、子供への虐待や子殺しに繋がっている。宿った命は、家族全体で心から歓迎しましょう。」ということでした。


 先生の話の中で、望まない子供の出産の例として、私が一番ショックを受けた話をご紹介しましょう。

「米国の医学会で報告された事実ですが・・・

 社長と不倫の仲になった若い女子社員がいた。

 妊娠した。

 アメリカは容易には堕胎出来ない国。

 お腹は次第に大きくなり、胎児を疎ましく思うようになった。

 やがて、出産が近づいてきた。

 ところが、胎児の心音が、突然止まった。

 急いで、切開して胎児を取り出してみて・・・スタッフは、息を呑んだ。

 ・・・その胎児は、へその緒を何重にも首に巻き、へその緒を手でしっかりつかんで、
死んでいた。

 へその緒の血流がとだえていたのである。」

 今では胎教の大切さが、科学的にも証明されている時代。

この事実を どのように解釈するか。
皆さん、どう、思われますか?


先生は、仰いました。
「赤ちゃんは、胎児の時から、親の言葉(意)をちゃんと聞いています。
その児は、『生まれては、いけないんだ』と思ったのでしょう。」
 
「産む権利、SEXの権利というように、なにやら分らない権利を主張する人たちがいますが、これは対立の観念で、和=融合はうまれない。思い遣りや労りや愛しみの世界には権利や義務の主張はない。」

「子供は、宜しくお願いします。と、出てきます。

 母親も、宜しくお願いします、と迎えましょう。」