![]() | 世代間格差ってなんだ (PHP新書 678)高橋 亮平,小黒 一正,城 繁幸PHP研究所このアイテムの詳細を見る |
今週末発売予定の新刊についてお知らせ。
昨年作成した「若者マニフェスト」をバージョンアップし、雇用、財政、社会保障、
政治参画の各分野について3名の著者が解説したものだ。各政党の前回マニフェスト及び
その後の政策スタンスについての採点も収録してある。
雇用については「7割は~」を読んだ人には重複するかもしれないが、他の分野は世代間格差
を考える上で格好の入門書になっているのでおススメしたい。
特に財政・社会保障は専門家の手による解説なので、これを理解しておけば一通りの議論は
こなせるだろう。
合わせて、6月26日に以下の政策シンポジウムにも出席するのでご報告。
もちろん、我々のマニフェストについても触れる予定だ。
政策ダイアローグ(後援 城西国際大学)
6月26日(土) 14:30~17:30 城西国際大学 東京紀尾井町キャンパス
政治不信と若者たち / 政治をいかに経営するか / 政治をどう変えるか
先日、書店でタイトルに挙げた本を立ち読みしたんですが、門倉貴史(ワーキングプア)、玄田有史(仕事の中の曖昧な不安)、の二人と一緒に、城さんが斬られておりました。5割は課長になれるって。
けれど、前ほどの批判調ではなく、なんか、
「城さんと自分(海老原)は似たタイプの人間だ」
みたいなことが書いてありました。
しかも、
「自分はキャリアの複線化には賛成だが、職務主義には賛成できない。だがこれは専門的な議論になってしまうので、ここでは詳述しない。ただ、城さんとは、一杯やりながら、専門的な議論をしたいと思っている。城さんどうですか」
みたいなことが書いてありました。
飲むんですか?
会ったこと無いから知らんよ。まあそこまで挑発されたら読んでみるけども。
>彼の意見も悪くはないと思いますよ
今月号の文藝春秋を読む限り、藤原正彦は完全にいっちゃってるよ。陰謀論から始まって構造改革反対、最後は「国際化は愛国心で乗り切れ」だもの。ボケたんじゃないかな。これを堂々と乗せる方も凄いが。
3木喬・モリタク・カツマの商売は容易に反証可能だけれども、藤原・中谷路線の商売は反証しようにもいくらでも言い逃れできる(武士道が足りなかった・愛国心が欠けていたetc.)ようにやってる分10倍悪質だと思いますよ。
しかし大前研一流の論理思考で考えれば、就職氷河期や少子化などの諸問題は現象にしか過ぎず、様々な問題の根本的な原因は団塊世代と呼ばれる年齢層の、傲慢さやしたたかさや無責任さにあるという結論に達するのです。彼らは学生時代に安保闘争という祭りに明け暮れてろくに勉強せず、反社会的な運動に身を投じていたわりには就職活動だけはスーツを着てシッカリとこなし、面接では従順さをアピールしてちゃんと就職したのです。そして80年代には不動産バブルに浮かれて乱痴気騒ぎに明け暮れて、バブルが弾けた後は少しは大人しくなったが、今度は暇つぶしに「最近の若者はダメだ。」といって若者叩きを始めたのです。その上で若者たちから搾り取った旨みを吸い続けて逃げ切ろうとしているのです。彼らがこの国をだめにしたのです。彼らは先進国中で最悪の借金をこしらえてそれを丸ごと貧しい若者に押し付けるように、意識的又は無意識的に政治を操ってきたのです。しかも彼らは「日本に生まれて幸せだと思え。」などと言う。我々が幸せかどうかを決めるのは我々自身であり、他人に命令されることではないのです。そして彼らは最もそれを言ってはいけない人たちなのです。
団塊世代の人間たちは政治やグローバル経済を冷静に分析しようとせずに、政治家を戦国武将に例えたり、政治ドラマやスキャンダルに夢中になり、妄想に浸って気持ちよくなるのです。そして反対意見に対しては犬のように吠えまくるのです。彼らは若者の公共マナーに文句を言いながら、電車内で学生さんが居るときにスポーツ新聞の風俗情報やヌード写真を見たり、酒を呑んで駅の階段で吐いたり、路上で放尿したりするのです。団塊世代は若者を批判しながら若者から富を奪い、今後もそれを続けて再起不能にしようとしているのです。そんな相手に「日本の将来の為に」とか「公平に扱ってください」などと言っても全く意味が無いのです。また「彼らもそれなりに大変だった。」とか「中にはいい人もいる。」などということはこの場合全く意味がありません。
私は今すごく怒っています。私は彼らを絶対に許さない。彼らと話し合いなどをしようとも思わないし、理解も求めない。日本の若者はもっと怒るべきです。彼らに理解など求めてはいけません。向こうから「これからは仲良くやっていこう。」とか「話し合おうじゃないか。」などと言ってきても、耳を貸してはいけないのです。あらゆる場面で団塊世代を徹底的に批判し、軽蔑し、叩き、こき下ろし、潰すのです。彼らが生きている間、足腰が立たなくなってもずっと指をさして批判し続け、地獄のような老後を送らせて近い将来には日本を没落させた存在として教科書に載せて子供たちに受け継いでいくのです。私は厳しい状況にある若者たちにエールを送ります。日本の若者や外国からやってきた人やどこから来た人だろうが男だろうが女だろうが、苦境から這い上がろうと努力している人は無差別に応援します。世代間闘争はお互いにとって不幸なことになるかもしれない。しかし悪いものを悪いと言うのは良いことなのではなく、必要なことなのです。これは必要なプロセスなのです。
>今月号の文藝春秋を読む限り、藤原正彦は完全にいっちゃってるよ。...最後は「国際化は愛国心で乗り切れ」だもの。
彼は、日本を本当には愛していませんよ。愛しているのは、自分と家族、自分の社会的地位、肩書き、利権などです。「国家の品格」はプロパガンダ。武士道精神や日本文化論を盾にして自分と同世代の人間の利権構造を守りたいのです。
彼の発言にも矛盾がありますね。「英語はいらない」と言いながらも「アメリカ留学を志す日本の若者が減少し、若者が内向きになっている」と書き、国家の品格で「官僚はエリートにあらず」と書いていながら今回の記事で「中学、高校、大学で優秀な成績を修めた官僚の国家運営の正当性」を訴えていたり。
今回の藤原の記事だけに限らず、旧世代の著名人らの意見って、
「和魂を持った一億人が、火の玉になって戦えば鬼畜英米にだって勝てる」
という大東亜戦争の頃の、ヒステリックな観念論によく似ているのではないでしょうか。話が現実的でなく、戦略性に欠け、こういう先の読めない時代に対応するための処方箋がわかっていない。
>皇帝ペンギンさん
藤原だけでなく、旧世代人らは、もう十分、好きなことをしゃべって、もの書いて、金儲けしただろう?息子・娘たちもみな社会人になっているはずだし。ローンもほぼ払い終わったはずだ。老後の医療費もあるはずだ。そろそろ思い切って完全引退、隠居して若者たちに社会の舵取りを任せたらどうか。
往生際が悪く、見苦しいだけだぞ。
[20代の就職難]はウソだった!【その1】
ttp://spa.fusosha.co.jp/feature/number00010870.php
あの二人の「プロレス」には興ざめです。
ところで、最近勝間氏が、TVの「経済芸人」枠を本気で取りに行っているような気がするのは私だけでしょうか。