NHKの会長人事がちょっとごたごたしているようだ。
朝日と毎日によれば、候補者が確認しようとした処遇に関して、一部の経営委員が難色を
示したのだという。
ちなみに条件と言うのは交際費や住居に関してで、別に聞いたっておかしな話ではない。
(本人いわく聞いてないそうだが)
こういう些細な点にアレルギー反応してしまう体質が、いかにもな日本型組織だなという
印象を持ってしまった。
新卒採用が典型だが、日本型雇用というのは一種の身分制度であり、
「終身雇用と言う保護を与えるかわりに会社に下駄を預けてね」
という暗黙のバーター契約が存在する。
会社の都合通りの場所で空きの出た担当業務に就いてもらわないと、終身雇用なんて
保証できないからだ。
転勤辞令出すたびに拒否られたり、「労働者の権利ですから」といって有休全消化や残業拒否
されると、日本型雇用は維持できない。
だから、有休取得状況や残業時間、勤務地などに関する質問は嫌がられるし、配属先についても
あまりしつこく尋ねすぎると敬遠される可能性がある。
そういったものはすべて組織から与えられるものだというのが、日本型組織の価値観だ。
ただし、こういった変なカルチャーがあるのは日本だけなので、外資OBや外国人ホワイトカラー
を採用しようとする際にいろいろなギャップが表面化してしまう。
昨年あたりから、外国人の採用を本格化させる企業が増えたが、正直いってまだまだ乗り越えるべき
ハードルは高いと思っている。
本当に外国人を戦力として受け入れるのであれば、日本型雇用を抜本的に改める必要があるからだ。
本当に会長候補に対して「下駄を預ける覚悟が足りない」と言う点を気にしたとすれば、
少なくともNHKは21世紀もコテコテの日本型組織であり続けることだろう。
朝日と毎日によれば、候補者が確認しようとした処遇に関して、一部の経営委員が難色を
示したのだという。
ちなみに条件と言うのは交際費や住居に関してで、別に聞いたっておかしな話ではない。
(本人いわく聞いてないそうだが)
こういう些細な点にアレルギー反応してしまう体質が、いかにもな日本型組織だなという
印象を持ってしまった。
新卒採用が典型だが、日本型雇用というのは一種の身分制度であり、
「終身雇用と言う保護を与えるかわりに会社に下駄を預けてね」
という暗黙のバーター契約が存在する。
会社の都合通りの場所で空きの出た担当業務に就いてもらわないと、終身雇用なんて
保証できないからだ。
転勤辞令出すたびに拒否られたり、「労働者の権利ですから」といって有休全消化や残業拒否
されると、日本型雇用は維持できない。
だから、有休取得状況や残業時間、勤務地などに関する質問は嫌がられるし、配属先についても
あまりしつこく尋ねすぎると敬遠される可能性がある。
そういったものはすべて組織から与えられるものだというのが、日本型組織の価値観だ。
ただし、こういった変なカルチャーがあるのは日本だけなので、外資OBや外国人ホワイトカラー
を採用しようとする際にいろいろなギャップが表面化してしまう。
昨年あたりから、外国人の採用を本格化させる企業が増えたが、正直いってまだまだ乗り越えるべき
ハードルは高いと思っている。
本当に外国人を戦力として受け入れるのであれば、日本型雇用を抜本的に改める必要があるからだ。
本当に会長候補に対して「下駄を預ける覚悟が足りない」と言う点を気にしたとすれば、
少なくともNHKは21世紀もコテコテの日本型組織であり続けることだろう。
安定してるかもしれんけどすごく息苦しそう。
使えなくなってもクビにできず窓際にいるソリティア社員も多そうだし。
もう会社っていうより「藩」だよね。
厳格なピラミッド型の身分制や脱藩(他社への転職)がご法度なところとか、そっくりじゃん。
日本人は天下泰平(高度成長)の時代が長いと江戸時代に先祖帰りする民族なのかな。
関係者の名誉職だからと待遇や組織にいちいち注文つけんなよ、今の会長はそんなこと要求してないって関係者のコメントを読むに付け開いた口がふさがりません。待遇は注文すんな、命をかけて仕事をしろって、不祥事には責任を取れって、現役バリバリの人に出家しろって言ってるみたなもんですね。
この変なロジックを見るに付け、ぁぁこりゃ日本は停滞もするよなって思ってしまいます。
絶望的な表情をしています。
http://acidcow.com/pics/15478-tokyo-compression-10-pics.html
脱藩すると自分だけでなく、その家族も罪となる。
集団の責任になるから、必要以上に周りを気にする。
「村八分」「和」という言葉が思い浮かぶ。
さらに幕藩体制を如実に表しているのは医療職ではなかろうか。
(医療の世界と一般企業では違いがあるので一概には言えないと思うが…)
なんでも規制緩和することには反対するが、
透明性の確保は必要であろう。
そのためには、今ある知恵を絞った経営努力が必要で、それを怠るのであれば身売りすればよい。
しかし、身売りすれば、結果的に日本社会が混乱する。だから経営陣がもっと日本の民たちを考えた経済戦略が必要ではなかろうか。
「脱藩浪士」達の方が今は元気なのではなかろうか。
頂上からは降りるしかないように。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920021&sid=ap6lAYFP9b50
外国だからどうとかでもなく、言葉の壁のない優秀な人しか生き残っていけないような気がします。
頑張って仕事しよ!
家とか交際費とかがたがた言ってんなよ
このお飾り野郎
という気持ちなんでしょうね。例の委員会は
真ん中当たりに
さ、貞子・・・
フレックスや勤務時間を1時間ずらすだけで、
こんなラッシュにはならないんですが・・
一般的な企業の商品やサービスの場合、会社の経営方針や金の使い方が気に入らなければ、消費者は別の選択肢に移るだけですが、
NHKの場合においては、法律上、テレビを設置した時点で受信料の支払いの義務が発生するので、
視聴者に選択の自由はほぼありません(実際には支払いを拒み続けている人もいますが)。
また、NHKの視聴をやめて、他の国営放送に乗り換えるということも出来ません。
選択肢が限定される上、上記のような,
税金に近い受信料の強制負担によって運営されているNHKが視聴者の目を気にするのは仕方が無いことではないでしょうか
視聴者の立場からしても、受信料が番組作りではなく会長の交際費に使われますと言われて、いい気分のする人はあまり多くはないでしょう。
今回の件は、公務員の交際費の使用の発覚によって叩かれるのを恐れる官公庁という構図に似ているような気がします。