今週号の週刊東洋経済が、まんま厚生労働省パンフか、某御用学者の本でも
丸写しにしたような内容である。
というか、はっきりいうと、よくこれ出せたなというような
間違い&誤解だらけだ。
友人曰く「噴飯もの」らしい。大丈夫か東洋経済。
多すぎていちいち突っ込まないけど、一部だけ書いておくと、世代会計って社会資本
の受益や負担を考慮して出してるものだ。
「それを考慮すれば格差なんて無い」というのは理解不足。
鈴木先生の試算も誤解している。二重の負担を現役~将来世代で負担しましょう
というもので、これから格差の拡大するのをブロックしようという意味だ。
世代間格差がなくならないから意味がないというような浅いものではない。
相変わらず、企業負担なんて幻想だという事実も理解できていない。
以前も述べたように、厚労省は保険料方式から税方式になり、年金というオモチャ
を取り上げられることを恐れている。
そこで、御用学者の尻を叩いて一緒にキャンペーンスタートしたわけだ。
04年には悪名高い「世代間ごとの年金給付額と保険料負担額の倍率」を出すが、
企業負担を意図的に無視、大甘な数字の利用でさんざん叩かれている。
なぜ今さら東洋経済が敗色濃厚な厚労省陣営に参戦するのかよくわからない。
経済誌でこれはちょっとかっこ悪いと思うよ。
だって、改革案に対する粗探しばかりで、まともな対案が載っていないんだもの。
「で、要するに何が言いたいの?どうしたいの?」
と言われたら、編集責任者はどう答えるのだろうか。
厚労省のパンフにしか見えないというのは、そういうスタンスのゆえだ。
百歩譲って、両論併記にすべきだったろう。
まあ、実名出された論者が反論するだろうから、今後が楽しみではあるが。
丸写しにしたような内容である。
というか、はっきりいうと、よくこれ出せたなというような
間違い&誤解だらけだ。
友人曰く「噴飯もの」らしい。大丈夫か東洋経済。
多すぎていちいち突っ込まないけど、一部だけ書いておくと、世代会計って社会資本
の受益や負担を考慮して出してるものだ。
「それを考慮すれば格差なんて無い」というのは理解不足。
鈴木先生の試算も誤解している。二重の負担を現役~将来世代で負担しましょう
というもので、これから格差の拡大するのをブロックしようという意味だ。
世代間格差がなくならないから意味がないというような浅いものではない。
相変わらず、企業負担なんて幻想だという事実も理解できていない。
以前も述べたように、厚労省は保険料方式から税方式になり、年金というオモチャ
を取り上げられることを恐れている。
そこで、御用学者の尻を叩いて一緒にキャンペーンスタートしたわけだ。
04年には悪名高い「世代間ごとの年金給付額と保険料負担額の倍率」を出すが、
企業負担を意図的に無視、大甘な数字の利用でさんざん叩かれている。
なぜ今さら東洋経済が敗色濃厚な厚労省陣営に参戦するのかよくわからない。
経済誌でこれはちょっとかっこ悪いと思うよ。
だって、改革案に対する粗探しばかりで、まともな対案が載っていないんだもの。
「で、要するに何が言いたいの?どうしたいの?」
と言われたら、編集責任者はどう答えるのだろうか。
厚労省のパンフにしか見えないというのは、そういうスタンスのゆえだ。
百歩譲って、両論併記にすべきだったろう。
まあ、実名出された論者が反論するだろうから、今後が楽しみではあるが。
ここでもメディアが加担している。
東洋経済も天下りを受け入れているのか?
官僚になんか便宜を図ってもらっているのか?
食糧自給率といい、相対貧困率といい、いい加減、国民をミスリードするのはやめてくれ!
増税派の主張を丸写しにしたかのような内容を掲載していましたね。
80代男性は元大企業社員で月40万台の年金があるらしく、60代娘の必死の叫びの理由が理解できました。
手術をした医者達は「オレ達はタダ同然で徹夜して自分の体をすり減らして、自分の年金の取り分を減らしてるんだよなあ」と、つぶやきました。
その老人は、合計1千万超の医療費を使って(自己負担は約7万円)元の寝たきり状態になり、施設に戻りました。まだまだ長生きできそうです。
他の学者から反論もあるでしょうがちとひどすぎますね。
あと、東洋経済に対するご意見を見て、「やっぱりそうか」と自信を持てました。有難うございました。
http://blog.goo.ne.jp/moritaku_goo
通常社会問題に対し提言していくモチベーションのある人って、ブログを用いて何かを伝えようとする(勝間さんなどの例外はあるが)。例えば研究者であれば論文では伝えたいことが追いつかないと思うようになってきているのだ。そういった意味でモリタクというのはただ本当に自分が楽しく生きてければいいだけの人なのだろう。「自己中心」というのがこの人ほど当てはまる例はない。
モリタクがブログで発信しない理由は二つある。
1.金儲けにならない。
2.マスコミでの二枚舌がばれてしまう。(コメント欄で突っ込まれようものなら矛盾点がどんどん露呈する)
同じような仕事をしても、給料が異なるのはおかしいという主張は僕は賛同しません。正社員と非正規社員とでは将来を含めた会社の期待役割がまったく異なるので。将来的に会社の基盤的役割を担う人でもマネジメントの道かプロフェッショナルの道か社内での出世する方向でまったく待遇が異なりそれこそ百花繚乱するんですが、そういうのも是正しないといけないんでしょうか。
現状の労働市場の解決地点は、失業率の改善と非正規層の待遇が上昇するこ
とだと思っているので、そうであればいくらでも書籍を紹介しますが、あなたのおっしゃる最終目標の、「正規・非正規の差が無くなること」のエビデンスを持っているのかと言われれば、そんなエビデンスは
持ち合わせていません。ちょうど旧共産国がそれを目指したと聞いているので戦後の旧ソ連や文革~解放政策の間の中国の例でも調べておきましょうか?
本当は自由競争によって市場が皆が望むように機能すればいいと思うんですが価格の決定速度は市場によって異なるし、情報の非対称性やら寡占・独占の問題があるので、100%委ねるのはどうかと思うんですけどね。男女差別はその典型だと思うし、親の収入で進路左右されたり、病気・障害抱えた人があぶれたりと。だからこそ国には社会保障の整備や安定した景気を生み出してほしいんですけどね。