始業式にて
みなさん おはようございます!ほんとうに久しぶりですね。お決まりの聞き方をしますが、どんな夏休みでしたか?
3年生にとっては部活動や地域スポーツなど最後の夏の大会があり、メンバーとできるだけ長い夏になるように頑張ることができたら最高なんだろうなと思います。「自分はそうでなかった」という人もいるかもしれません。「これからまだまだ青春」仲間とともに自分の力を精一杯出しきる時期は必ずあります。その時の自分のために残りの中学校生活を次のステージの準備期間として頑張ってください。
1,2年生はどうでしたか?新しいチームになったところもありますよね。これから1年間一緒に良いこともそうでないこともあります。高い目標を掲げてしっかりととりくんでほしいと思います。
今年度のPTA活動として、正門付近のフェンスに部活動の「近畿大会・全国大会出場」の横断幕を飾っていただきました。励みになりますね。
校長先生がこの夏に感じたことは、パリオリンピックと甲子園かな。注目度の高い競技って、人が求めるものって?人気スポーツ、金メダルがとれそうなスポーツかなぁ。理解はできるけど、どの競技も世界大会に出場するってとてつもないことだよね。中学生にみんなならわかるよね。
柔道の阿部兄妹が注目されていました。「2人で金メダル」と期待されていました。妹さんが負けたことは確かに残念かなと思います。泣き崩れる姿、鳴き声をメディアが何度も何度も流れていました。私は「何度もいる?それって必要なのかな?」と思ったりしていました。見る側がチャンネルを変えたらいいとは思うけど…。いろいろなコメンテーターがあーだこーだと話すのを見ると心がしんどくなりました。みんなはどう思いますか?
みなさんのスマホの世界でいうとオリンピック選手の誹謗中傷です。顔も名前もわからない、ほとんど関係ない人たちが書き込む心無いコメントをどう思います?「気にすんな、関係ない」といわれてもアスリートもへこむことあるよね。こういうことが年々増えていると感じています。全く良いことだと思わないし、書き込んでいるのはおとなだよね。あなたたち、今の中学生や子どもたちがそのような行動をとならないような人になってほしいなと思っています。そのために学校は教科をはじめ人権総合学習などを通して学習を積んでいきますね。
2学期は長いです。しんどいこともあるけど頑張って学んでいってね。これで終わります。