J-SAXER QUARTET blog

サクソフォーン四重奏団「J-SAXER QUARTET」、五重奏団「J-SAXER QUARTET plus ONE」

大晦日

2007-12-31 23:46:40 | えがわ
一月のオペラシティリサイタルに始まり、先日のぶりしゃぶ公演にいたるまで、みなさまには本年も大変お世話になりました。
以前ブログにも書きましたが、今年は[演・宴・縁]の年となり、その一つ一つに感慨深いものがありました。来年はどんな[えん]が待っているのでしょうか…!?。
米沢の佐藤さん、お元気ですか?どうぞよいお年をお迎えください。こちらに上京の節はご連絡を。東光とぶりしゃぶをご用意してお待ちしています。
〔鬼太郎〕


リサイタルで味わえた喜び。それは一人だけでは為し得ないものです。本当にこの4人で演奏できて幸せです。もちろん、メンバー4人だけの話ではありません。私たちをサポートしてくださった多くの方々があってこそ。来年も新しいことに挑戦していきたいと思います。どうぞよろしく。
〔江川〕


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ついでに練習曲

2007-12-28 23:45:05 | えがわ
音階練習の次に、もちろん平行して取り掛かるのがエチュード(練習曲)です。私が最初にレッスンについた時もミュールが編纂したサクソフォーン教本のひとつ「24のやさしい練習曲」から入っていきました。このミュールのエチュードシリーズは次のようなものがあります(いずれもAlphonse Leduc版)。

24のやさしい練習曲
18の練習曲
日々の練習
30の大練習曲
53の練習曲
48の練習曲
多様な練習曲

これらのエチュードを演奏する時に大切なのが、歌うこと。ダイナミクス、アーディキュレーションなどを学びながら歌うことを学びます。単に技術練習だけに終わってはいけません。
ピアノ伴奏付きのエチュードもあります。代表的なのが、ガロア=モンブランのアルトサクソフォーンのための6つの練習曲、シャルル・ケックランの15の練習曲。どちらも素晴らしい作品です。

☆写真は左が私が使っていた「24のやさしい練習曲」、右が現在出版されていもの。

〔江川〕

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今年も残り僅か

2007-12-27 01:24:29 | えがわ
1月22日に東京オペラシティでリサイタルを開いたばかりと思っていましたが、今年も、もう5日を残すばかりとなりました。今年は真面目にサクソフォーン四重奏のための作品に取り組めたことがよかったかな(と、一人想う)。

ところで「ドラゴン桜」って、ご存知ですか?
落ちこぼれの高校に特進クラスを設け、東大合格をめざすというストーリーの漫画で、TVでも実写版で放映されました。昨日、その小説版を買って読んでいます。その中になるほどと思ったことが書いてあったので紹介します。

「一気に難しいことに挑戦するのではなく、”当たり前度”を徐々に上げて行くのが重要になってくる。当たり前を続けて行くと、レベルは上がって行くのだ」というフレーズがそれ。

音楽でいうならば音階、分散和音の練習をどの調でも同じようにできるようにするということでしょう。どの分野でも、基礎力を高めるのがレベルアップへの近道ということは同じですね。

先日演奏したフォーレの《シシリエンヌ》。最初の旋律は「ミラ~ドミ~ラド~(シラ~シ~)」という分散和音で出来ています。ただ指を動かすのはもちろん簡単でしょうが、どう息を入れていくかは結構難しいもの。日頃の音階練習の積み重ねが、その難しさを無理なくできるようにすることになるのです。
そいえば、アメリカのヘムケ先生には、最初の頃は音階練習ばかりやらされました。なんでこんなことばかりやらされるのだろう。早く曲を見てほしいと思ったものでしたが、あとになればその必要性は歴然でした。

大切なのは集中して継続してやることです。思い出したように時おりやったのでは効果はほとんどありません。音階練習を毎日3ヶ月間みっちりやれば指だけでなく音そのものが変わってきます。毎日吹ける環境にある生徒さんは、だまされたと思ってぜひ挑戦してみてください。もちろん、自分の音をよく聴きながら練習しないといけません。

〔江川〕

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春高クリスマスコンサート

2007-12-24 20:50:51 | えがわ
ブログに書ている通り、日曜日は春日部高校のクリスマスコンサートにゲスト出演しました。
演奏曲は次の通り
 カルメンファンタジー(ビゼー)
 シシリエンヌ(フォーレ)
 三文オペラ(ヴァイル)
 ゴスペルメドレー~アメージンググレイス、アイウィルフォローヒム~(星出尚志編曲)
 アンコール;クリスマスメドレー(津崎知之編曲)
「シシリエンヌ」以外はすでに何度も演奏している曲。しっかりと私たちの四重奏を聴いていただこうというプログラムです。私はいきなり「カルメンファンタジー」で(前回に続き)小節を端折ってしまいました!(しかも自信を持って・・・)なぜそうなったかは記憶にございません。とは言うものの、その他の全体の演奏は1月のリサイタル以来の、丁寧な演奏に徹していたと思っています。事実、聴いていただいた方々には喜んでいただいたようです。

心の残りだったのは、春高生とあまりコミュニケーションがなかったこと。ステージ裏の控室で僅かにスピーカーから流れる音を聴いたこと、それと花束を頂戴したときの僅かな時間。バリトンの鬼太郎君が顧問ということで、逆作用が働いたのでしょうか? せっかくですから、この機会を有効に活用してほしいものです。
それとは別に、先日の大戸児童センターに来てくれた仲良し4人組がこの日も聴きに来てくれました。しかも一人増えていました! 一人増えたことは嬉しですね。

さて、ここからは大人の時間(それほどでもありませんが・・・)
本番の打ち上げと今年一年の慰労を兼ねて忘年会を開催しました。場所は鬼太郎君行きつけのお店K。格別だったのは、ぶりのしゃぶしゃぶ! お酒は好みのものを用意してくれていたし、鳥もじっくり煮込んであっしいたれりつくせりでした。相当量のお酒をいただきました(次から次へとお酒が出てくるのです)。楽しい酒宴はすぐに時間がきてしまいます。6時過ぎに始まった宴席はあっという間に10時過ぎ。この楽しみはまた次回にしましょう!
翌日はすっきりと目覚めました。サックス四重奏は楽し!

写真はクリスマスコンサートのあと、春高生たちがロビーで来客のみなさんを見送っている風景です。

〔江川〕


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本番前はしっかり食べる?

2007-12-21 23:44:51 | えがわ
すでに、なんどかブログに書いていますが、明日(12/22)はパルテノン多摩でサクソフォーンフェスティバルがあります。一方、我々J-SAXER QUARTETは春日部高校のホールで開かれるクリスマスコンサートにゲスト出演します。

さて、ここからが本題。
本番では体力を使うので、今週はしっかりとした食事を心掛けました。そして今日の昼はスパゲッティ。ふと、いつもの皿に盛られてくるパスタの量を思い出し、ついつい大盛りを、加えてサラダとパンをセットで注文しました。
しばらくすると大盛りのカルボナーラが運ばれて来ました。想った以上の量にたじろいでしまいました。しかし、小さい頃から食べ物は残してはいけない、という教育を受けて来たので、パンまですべて残さずに食べました。それがいけませんでした。満腹状態が夜まで続き、ややもたれ気味で、すっきりとしません。この間の、郷里の居酒屋で二千円のコースで食べた時とまったく同じです。
そう言えば、アメリカに留学していた時に、スパゲッティが食べ放題のレストランが大学の近くにありました。最初は一皿だけでもちろん満腹だったのですが、しばらくすると平気でお代わりをしていました。慣れというのは恐ろしいものです。

なんの話かわからなくなってしまいましたが、明日の演奏は大皿の演奏ではなく、適度な量の演奏に努めたいと思います。春日部高校(東武野田線「八木崎」駅徒歩1分)に近い方はぜひお越しください。