やまぬ欧州テロ 中東から「帰還戦闘員」 脅威に

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASGM18H5K_Y7A810C1EA2000

問題の本質はテロリストという異分子を扱うと考えずに、自国内でも発生する落ち溢れや無差別殺人犯のような追い込まれたうえで犯罪や大きな事件に固執する社会に内包する問題児と捉えられるかです。

アイエスが国際的に有名で関連する団体や関係を名乗れば世の中がおそれおののくと思うのは勝手です。
確かに一部の事件では関係者の国まで行って準備等を用意したケースもあるのでしょう。
しかし、9.11ではあるまいに大掛かりな犯罪をする訳で無ければ、国内の移民等の関係者でも可能なテロ準備で済んでしまいます。
なので、本当にアイエスが資金や準備に相当注ぎ込んで大きなテロ、多数の死亡者や国際的な印象を植え付ける事をするのかが重大なので帰国で過激なテロに結びつくかは資金や人、組織などがどの程度それに集中するかでしょう。
むしろ、復員兵によくあるパターンで帰国したら、扱いが悪くその感情的な憎しみから犯罪に走りそうなのが現実社会なのかと心配です。

要はイスラム社会でフォローしてあまり良くない仕事でも与えてそれで昔に戻させないような優しい環境を作れるのかが鍵です。