ふるさと納税、曲がり角 意図と実態、かけ離れ 「返礼率３割」は形骸化

https://mainichi.jp/articles/20171231/ddm/003/010/104000c

> 小原隆治・早大教授（地方自治）は「納税者は２０００円を元手により高い物を手にしようとし、自治体は返礼合戦。その一方で高額所得者に都合のいい節税手段になっている。財政の厳しい地方を、都市部の住民が意気に感じて支援する創設時の狙いには共感するが、運用実態と制度効果は元の意図と大きくかけ離れ、再検討が必要だろう」と話した。

元の意図でふるさとが潤うなら良いのでしょうが、現実を考えれば過疎以前に出身者も少ないでしょう。
なのに本物の故郷に納税する方がそれほどいらっしゃるのか疑問でもあります。
ただ、ふるさと税の誘致に特産品を返礼したのが結局こういう事ですよね。
で都市部では税が減るので対策が必要になったのでしょう。
再検討が必要だろうは分かるのですが、今の総務相でそうなるのか気にされないのでしょうか？
特産品などで優位な自治体に更に税収が増える仕組みを考える必要はあるのかとは思いますが。